2017年、『スパイダーマン:ホームカミング』制作の際にディズニー・マーベル利益の分配率についての交渉が決裂し、2019年には、「スパイダーマン続編映画にはマーベルが関与しない」と報道された[14]。MCUファンやクリエイター、スパイダーマンの主演俳優であるトム・ホランドはたびたびこの問題に言及した。2019年秋、ディズニー、マーベル・エンターテインメントとソニー・ピクチャーズが和解し、2021年公開の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の業務提携による製作やソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの展開が可能となった。 2024年現在、マーベルはソニー・ピクチャーズ(スパイダーマンの映画作品を始めとする(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)、ユニバーサル・パークス&リゾーツ(アイランズ・オブ・アドベンチャー内にあるマーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド(キャラクター権)との間でディズニーとの契約[15]を結んでいる。なお以前は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとスパイダーマンのみの契約を結んでいた[16][17]。 その他のキャラクターなどの権利はディズニー社が保持しているため、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツが展開しているディズニーパーク、ディズニー・クルーズ・ライン、ディズニーストアや、ディズニー・エンターテインメント傘下のウォルト・ディズニー・スタジオが制作しているディズニー作品にもマーベル作品(『シュガー・ラッシュ:オンライン』など)を登場させることが出来る[18]。
業務提携