アメリカ国内では、Facebookの約8700万人に及ぶユーザー情報流出問題、プライバシーの扱いなどに関する姿勢が問題視され、マーク・ザッカーバーグは、2018年4月10日に米連邦議会上院司法委員会の公聴会に[11]、翌11日には米連邦政府下院エネルギーおよび商業対策委員会の公聴会に出席。それぞれの公聴会は数時間に及ぶ議員からの質問に対応する厳しいものであったが[12]、議員からの質問の一部には専門性に欠けるものがあり、あらかじめ用意した資料に基づき無難に乗り切った。株式市場では、マーク・ザッカーバーグへの追及がこれ以上深刻になるものではないと判断され、下落が続いてきたFacebookの株価が上昇した[13]。 フェイスブックにおいてアカウント凍結・削除されることが、創業者の名前から「Zucced(ザッカーバーグされた)」「Zuccing(ザッカーバーグする)」という単語として流行したと報じられている[14]。 2012年5月19日、1歳年下のプリシラ・チャン(Priscilla Chan、1985年生まれ)と結婚したことを発表した。在ベトナム華僑だった両親を持つチャンとはハーバード大学の同窓生で、ザッカーバーグと出会って以来9年間にわたって生活を共にしていた[15]。結婚式は、チャンのカリフォルニア大学サンフランシスコ校医学校卒業と博士号取得を祝うパーティを装って、ザッカーバーグの家の裏庭で行われた。また、ザッカーバーグはプリシラの親類と付き合うため、中国語を勉強している[16]。子供は娘3人である。 ザッカーバーグはユダヤ人の家庭で育ち、13歳の時にユダヤ人の成人式を祝っている[17]。その後ユダヤ教からは遠ざかっていて、仏教にも興味を持ち、一時は無神論者ともいわれたが、最近は宗教は人間にとって大切なものと語っている[18]。2017年5月に行われたハーバード大学の卒業式での講演をユダヤ教の祈りで締めくくり、困難な時にはいつもこの祈りをしているとも語っている[19]。 高校時代はフェンシングに熱中していた[20]。 新型コロナウイルス禍に自宅のガレージで始めたブラジリアン柔術にはまり、大会にも出場して優勝しており、青帯を取得している[21][22]。またUFCを会場で観戦するなど総合格闘技のファンであるが、総合格闘技の練習用に自宅の裏庭にオクタゴンを設置し、妻に得意げに報告したところ、「裏庭の芝生は私が2年間育てていたのよ」と叱られたことがある[23]。2023年11月には総合格闘技の試合に向けての練習中に左ひざの前十字靭帯を断裂して手術を受けている[24][25]。 2023年には長年にわたってお互いを批判してきたイーロン・マスクとSNS上で言い合いになり、一時期総合格闘技ルールでの対決が具体化した[26][27][28][29]。
アカウント対処に関わるネットミーム
人物
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 立ち上げに際しては、同大学計算機科学部生のアンドリュー・マッコラム
出典^ FacebookのCEOとCOO、トランプ大統領令にそれぞれ懸念表明