マレーシア
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その後、7世紀のの僧侶の義浄による記録に現れるスマトラ島に存在したシュリーヴィジャヤ王国(3世紀 - 14世紀)の他称『ムラユ王国』として継承され、近代に入ってからフランス人の探検家ジュール・デュモン・デュルヴィルによってマレーシアという言葉が生み出される[6]。もっとも、当時は現在のマレーシアのみならず、東インド諸島全体を指し示していた。そのため、現在のフィリピンが独立する際、国名をマレーシアとする案もあったとされる[7] が、フィリピンよりも先にマラヤ連邦(現在のマレーシア)が先に自らをマレーシアと呼称するようになり、現在に至る。
歴史詳細は「マレーシアの歴史」を参照

13世紀 - アラブ商人やインド商人と共にイスラム教が伝来し、仏教とヒンドゥー教の時代が終わった。

1400年 - マラッカ王国成立。

1511年 - ポルトガルマラッカを占領(ポルトガル領マラッカ、1511年 - 1641年)。

1542年 - マラッカからポルトガルの鉄砲が日本に伝来した(鉄砲伝来)。

1549年 - イエズス会のフランシスコ・ザビエルがマラッカを出発し、日本到着。

1641年 - オランダ、マラッカを占領(オランダ領マラッカ(英語版)、1641年 - 1825年)。

1777年 - 隣国シャム(現在のタイ)のソンクラー国主福建省?州府海澄県出身の華僑・呉譲が就任。以後、ソンクラー国を拠点としてシャム軍がパタニ王国、ケダ・スルタン国(英語版)への侵略の動きを見せ始める。

1786年 - シャムの攻撃を恐れたケダ・スルタン国は、非常時におけるイギリスによる兵力援助の約束と引き換えに、イギリス東インド会社ペナン島を賃貸した。イギリス東インド会社は、中国やインドからの移民増加政策を行った。

1791年5月1日 - シャムが隣国のパタニ王国(現在のタイ深南部三県)まで攻めてきたため、イギリスに派兵を要求したが断られた。ここにケダ・スルタン国はフランシス・ライト(英語版)に5年間騙されていたことが発覚した。クダ・スルタン国は1万人からなる大軍によるペナン島回復戦を計画したが、事前にフランシス・ライトに察知され、ペナンを取り返すどころか対岸の拠点セベラン・ペライ(英語版)を奪われてしまい、ペナンを正式にイギリスに明け渡した(ペナンの歴史)。

1795年 - イギリス、マラッカを獲得。

1805年 - トーマス・ラッフルズがペナンに派遣され、ペナンで積んだ経験が後のシンガポール建設の参考となった。

1819年 - トーマス・ラッフルズがシンガポールの地政学上の重要性に着目、ジョホール王国の内紛に乗じてシンガポールを獲得した。

1821年 - ケダ・スルタン国はシャムに征服され、統治された。

1824年 - イギリス・オランダ両国にて、マレー半島(マラッカ海峡)を中心とする地区の勢力範囲を定めた英蘭協約を締結(イギリスはスマトラ島西海岸のベンクーレン(ブンクル)とオランダのマラッカを交換し、ペナンシンガポールマラッカのマレー半島に英領植民地を得る)。

1826年 - イギリスとシャムがバーニー条約(英語版)を締結し、イギリス領マラッカ海峡植民地成立。

1836年 - フランシス・ライトの息子でペナン出身のウィリアム・ライト南オーストラリアアデレード建設を開始。

1840年 - ジェームズ・ブレマー(英語版)率いる英国極東艦隊が海峡植民地シンガポールから阿片戦争へ出撃。ジェームズ・ブルックがサラワクの反乱の鎮圧に協力。

1841年 - サラワク王国ブルネイ・スルタン国から独立。

1842年 - ジェームズ・ブルックがサラワク王国の国主となる。

1855年 - イギリスとシャムが通商貿易に関するボーリング条約(英語版)(不平等条約)を締結。

1874年 - イギリス領マラヤ成立。錫鉱床の開発が進む。

1882年 - アヘン戦争で有名なランスロット・デント(英語版)のデント商会(英語版)のデント兄弟がイギリス北ボルネオ会社による北ボルネオ(スールー王国ブルネイ王国)の統治を開始。

1888年7月 - イギリス北ボルネオ会社により統治されるイギリス保護国北ボルネオが成立。

1909年 - 英泰条約(英語版)によってクダ・スルタン国はイギリスに移譲され、イギリス領マラヤになる(Unfederated Malay States)。

1941年 - 日本軍コタバル近郊に上陸(マレー作戦)。太平洋戦争の開戦。

1942年 - 日本軍がマラヤ全域を占領(日本占領時期のマラヤ日本人墓地が数か所ある。

1946年 - マラヤ連合と改称。サラワク王国イギリス領サラワクになる。
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