マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺
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このほかにも、イタリアの精神障害者らによる演劇集団「アルテ・エ・サルーテ」と日本の精神保健医療従事者の共同制作によるバージョンが存在し、2018年には同劇団による来日公演が行われた[2][3]。2020年の公演は新型コロナウイルスの蔓延により延期され、2021年の公演は同様の理由からイタリア側の来日ができないため、イタリアで収録した同作を日本で上映する形が取られた[1]
日本語訳

マラーの迫害と暗殺(岩淵達治、内垣啓一訳、1967年、白水社)

映画

マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺
Marat/Sade
監督
ピーター・ブルック
脚本ペーター・ヴァイス
製作マイケル・バーケット
出演者パトリック・マギー
音楽リチャード・ピースリー
撮影デヴィッド・ワトキン
編集トム・プリーストリー
配給 ユナイテッド・アーティスツ
ATG
公開 1967年2月22日
1967年3月8日
1968年11月23日
上映時間116分
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語英語
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1964年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる舞台をきっかけに、この舞台を手がけた演出家ピーター・ブルックの監督で1967年に映画化された。原題はThe Persecution and Assassination of Jean-Paul Marat as Performed by the Inmates of the Asylum of Charenton Under the Direction of the Marquis de Sade。出演はパトリック・マギー(マルキ・ド・サド)、イアン・リチャードソン(ジャン=ポール・マラー)、グレンダ・ジャクソン(シャルロット・コルデー)など。ブルックはこの作品でナストロ・ダルジェント賞の最優秀外国人監督賞を受賞しており、ロカルノ国際映画祭でもスペシャル・メンションを受けた。なお、この映画の日本語訳題は日本公開映画の中で最も長いタイトル(サブタイトルを含めない場合)として知られる。
参考文献

ペーター・ヴァイス 『マラーの迫害と暗殺』 内垣啓一、岩淵達治訳、白水社、1967年

岩淵達治編 『現代演劇101物語』 新書館、1996年、190-191頁

脚注[脚注の使い方]^ a b “精神保健デー、日・伊つなぎ映像劇 クリエート浜松:中日新聞しずおかWeb”. 中日新聞Web (2021年10月15日). 2022年1月23日閲覧。
^ “毎日フォーラム・あしたの日本へ:NPO法人「東京ソテリア」代表理事・野口博文さん”. 毎日新聞. 2022年1月23日閲覧。
^ “精神障害者でつくるプロの劇団 イタリアから来日、公演:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2018年10月9日). 2022年1月23日閲覧。

関連項目

長大語

劇中劇

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