2015年3月18日、本作の主要撮影がルイジアナ州ニューオーリンズで始まった[18]。5月20日、マンハッタンに移って撮影が続行された[19]。22日にはニューヨーク州金融サービス局
(英語版)のオフィスでリーマン・ブラザーズのオフィスを再現した撮影が行われた。このとき、金融サービス局の助役がエキストラの一人として撮影に参加した[20]。2015年9月22日、パラマウント映画は本作を賞レースに参戦させるべく、アメリカでの限定公開日を同年12月11日、拡大公開日を12月23日に設定した[21][22]。日本では、UIP日本支社解散後、独自配給を行っていたパラマウント・ピクチャーズ・ジャパンが2016年1月31日で業務を終了したため、同年2月1日からは、パラマウントと劇場配給契約を締結した東宝東和の新子会社「東和ピクチャーズ」に変更され、同年3月4日に公開された。 Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『マネー・ショート 華麗なる大逆転』はシリアスで複雑なテーマに細部にまでこだわりを持ってアプローチし、さらに実在の悪役たちをうまく演じ、痛烈な笑いで告発している。」であり、328件の評論のうち高評価は88%にあたる290件で、平均点は10点満点中7.80点となっている[23]。Metacriticによれば、45件の評論のうち、高評価は37件、賛否混在は6件、低評価は2件で、平均点は100点満点中81点となっている[24]。 年映画賞賞対象結果
作品の評価
映画批評家によるレビュー
受賞歴
2015第41回ロサンゼルス映画批評家協会賞[25]編集賞ハンク・コーウィン受賞
第19回トロント映画批評家協会賞[26]脚本賞アダム・マッケイ
チャールズ・ランドルフ
(原作:マイケル・ルイス)受賞
AFIアワード 2015[27]映画部門受賞
2016第50回全米映画批評家協会賞[28]脚本賞アダム・マッケイ
チャールズ・ランドルフ3位
第73回ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル / コメディ部門)ノミネート
主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)クリスチャン・ベールノミネート
スティーヴ・カレルノミネート
脚本賞チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイノミネート
第27回アメリカ製作者組合賞[29][30]映画部門受賞
第22回全米映画俳優組合賞[31]助演男優賞クリスチャン・ベールノミネート
キャスト賞ノミネート
第69回英国アカデミー賞脚色賞受賞
アメリカ脚本家組合賞 2016[32][33]脚色賞チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイ受賞
第28回USCスクリプター賞[34]映画部門チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイ受賞
第20回サテライト賞[35][36]助演男優賞クリスチャン・ベール受賞