マネーボール_(映画)
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テレンス・ロングマービン・ホーン
マーク・エリスブレント・ドーリング三上哲
アランスパイク・ジョーンズ
スティーブン・ショット(英語版)ロバート・コティック(英語版)[4]井上和彦
役不明又はその他N/A高柳謙一
石井隆夫
佐々木省三
片貝薫
林和良
真矢野靖人
くまかつみ
水野千夏
かぬか光明
真田五郎
行成とあ
原聖

演出乃坂守蔵
翻訳宮川桜子
監修KOTA
調整北浦祥子
録音ACスタジオ
制作担当藤本直樹
(ACクリエイト)
日本語版制作ACクリエイト

製作

スタン・チャーヴィンが草稿を書き、
スティーヴン・ザイリアンが脚色した。監督には当初デヴィッド・フランケルが当てられ[5]、その後スティーヴン・ソダーバーグが務めることになった。しかし撮影開始数日前の2009年6月19日、実際の選手へのインタビューが含まれているなど、脚本が通常のスポーツ映画とは異なっていたことから、ソダーバーグは監督を降板、撮影は延期された[6]。その後ベネット・ミラーが監督に決まり、アーロン・ソーキンが脚本を改稿した[7]

ビーンを補佐したポール・デポデスタに当たる役には当初ディミトリ・マーティンが当てられていたが、ジョナ・ヒルに代わった。

試合シーンでのリアリティを出すため、選手役には元野球選手や野球経験のある俳優が起用されている。テハダ役を演じたロイス・クレイトンは元メジャーリーガーである他、ジャスティス役のスティーブン・ビショップはマイナーリーグ在籍経験があり、ジャスティス本人とも親交がある。

撮影は2010年7月に始まった[8]

日本人メジャーリーガーであるイチローも一瞬だがモニターの画面の中に映る出演をしている。本作におけるイチローは「メジャー1年目から素晴らしい結果を出して、高い評価を得ているスター選手。年俸も高くて、貧乏球団のビリーでは手の届かない選手の象徴」であると監督のベネット・ミラーは語っている[9]

実話との相違点

20連勝を達成した試合に関しては、試合展開も含めて事実に沿っているが、それ以外のシーンにおいては若干の脚色が見られる。

主人公の
ビリー・ビーンは妻と別れて一人娘がいる設定になっているが、実際には、既に幼馴染で2人目の妻のタラと1999年に再婚しており、翌年には双子が産まれている[10]

ビリー・ビーンの補佐役でイェール大学卒業となっているピーター・ブランドのモデルは、ポール・デポデスタでありハーバード大卒である。映画化にあたり、あまりに自分とは異なる外見の俳優がキャスティングされたこと、データおたくのようなキャラの描かれ方に納得できず、実名の使用を拒否している。

ジェレミー・ジアンビチャド・ブラッドフォードは映画序盤に他球団から獲得したように描かれているが、実際には映画序盤に相当する時期にはすでに在籍している[11]

評価

本作は非常に高い評価を受けており、RottenTomatoesでは95%の支持を得ている他、多くの批評家が2011年公開作の年間トップ10に選出した。

受賞・ノミネート一覧映画祭・賞発表日部門対象結果
第84回アカデミー賞[12][13]2012年2月26日作品賞マイケル・デ・ルカ、レイチェル・ホロヴィッツ(英語版)、ブラッド・ピットノミネート
主演男優賞ブラッド・ピットノミネート
助演男優賞ジョナ・ヒルノミネート
脚色賞脚本: スティーヴン・ザイリアンアーロン・ソーキン
原案: スタン・チャーヴィン(英語版)ノミネート
編集賞クリストファー・テレフセンノミネート
音響編集賞デブ・アデア、ロン・ボーチャー、デイヴ・ジャンマルコ、エド・ノヴィックノミネート

劇中曲

ケリス・ドーシー
(英語版) - The Show
ビリー・ビーンの娘ケイシーが劇中で披露したレンカによる原曲をカヴァーした楽曲。

The Star-Spangled Banner
2002年の開幕戦で、ギタリストのジョー・サトリアーニによるインストアレンジ・バージョン。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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