マトリクス_(トランスフォーマー)
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出典検索?: "マトリクス" トランスフォーマー ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年12月)

マトリクス(The Autobot Matrix of Leadership、Creation Matrix)は、トランスフォーマーシリーズに登場する、サイバトロンのリーダーに代々受け継がれる象徴的存在である。それを正式に受け継いだサイバトロンリーダーはコンボイ(Prime)の名で呼ばれる。

外観は青白い結晶体を黄金色の容器が囲む形である。この容器を開放することで内部のエネルギーを開放できる。

使用される際に制限があるかのような描写があり、意志を持っているようにもとれ、マトリクスの許し無しではその力を用いることは出来ないとされる。

力の源としての作用もあり、ホットロディマスやスカージに用いられた際には、パワーアップと共に外観も変化させている。
描写
アニメシリーズ

アニメシリーズにおいては『トランスフォーマー ザ・ムービー』において初出。

総司令官コンボイの臨終の時に、彼の胸から取り出された。その時、コンボイは、選ばれし者がマトリクスの力で闇に光を照らすだろうと予言している。その闇は、星を喰い生きる巨大トランスフォーマー、ユニクロンとして到来。マトリクスが自らを滅ぼしうる唯一の脅威であると知るユニクロンは、デストロン破壊大帝メガトロンをガルバトロンとして再生、マトリクス破壊を命じる。だが、ガルバトロンはユニクロンの危険性に気付き、マトリクスを手にユニクロンを脅迫するも、結局その力を解放できず、若きサイバトロン戦士ホットロディマスの手でマトリクスは開かれ、エネルギーの奔流により、ユニクロンは滅びた。またその力で、ホットロディマスはさらなるパワーを誇るロディマスコンボイにパワーアップし、新総司令官に就任した。

続くアニメシリーズ『2010』で、さらなる描写がなされた。

負傷したロディマスコンボイの意識はマトリクスの中に入り、それがサイバトロンリーダーの知恵の集積体であることを発見。その後、彼は、自らその体を傷つけ、故意にマトリクスの中に入る。マトリクスの六人目の保有者が破壊された時、長老アルファートリンがそれを保管し、後にコンボイを誕生させ彼の胸に組み込んだ歴史、クインテッサ星人がトランスフォーマーの生みの親である事実を知った。後に宇宙ペスト(The Hate Plague)が蔓延した時は、復活したコンボイが、ロディマスの胸からマトリクスを取り出し開放、その内部の叡智でペストを根絶したが、マトリクスは空となってしまった。

この後は、アメリカと日本の双方で別の話が製作されたため、その去就は異なる。アメリカ版最終シーズン『リバース』では、コンボイがセイバートロン星の超コンピュータ、ベクターシグマにアクセスするキーの代用としてマトリクスのシェルを用いている。

日本版続編『ヘッドマスターズ』では、純粋エネルギーの集合体とされ、その再充填のため地球に隠された。しかしマトリクスが空になったことはベクターシグマの暴走を呼び、コンボイがその身を犠牲とする前に、マトリクスを探させている。アルファートリンの幻影がマトリクスを再充填したが、コンボイはその安定のためベクターシグマと結合、ロディマスコンボイが再びマトリクスを持つこととなった。

マトリクスの起源は明かされなかったが、ユニクロンを倒したことへのおぼろげな関連性が示されている。アニメでは、ユニクロンは狂気の大天才プリマクロンによって製作された。ユニクロンに反逆された際、彼の助手であった野獣型ロボット(Oracle)は、マトリクスに酷似した姿で脱出している。ただし、これがマトリクスの起源であるとは何ら説明されていない。
マーベル・コミック

コミックではアニメに一年以上先行して登場している。

クリエーション・マトリクス(Creation Matrix)と呼ばれ、コンボイの中に存在するコンピュータプログラムであり、新たなトランスフォーマーに生命を吹き込む能力を持つ。

当時のデストロン指揮官レーザーウェーブはコンボイを捕らえ、頭を取り外し、ビルドロン誕生に利用した。コンボイはその力をバスター・ウィットウィッキー(Baster Witwicky、コミック版でのサイバトロンの協力者でスパイクの兄)に貸し与え、新たに誕生したジェットファイヤー(日本名スカイファイアー)を洗脳、コンボイを救出した。後にコンボイがエアーボットプロテクトボットを製作する際に、デストロンはそのエネルギーを引き出して、スタントロン、コンバットロンを作り出した。

コンボイが破壊された後は、マトリクスも破壊されたものとされていたが、パワーマスターとして復活した後に事実が明らかとなる。マトリクスはアニメ同様に胸窟に収められた物体で、コンボイの元のボディが破壊された際、行方不明になってしまっていた(前述のレーザーウェーブは、頭部を通してエネルギーを引き出していたに過ぎないと設定が変更された)。よってマトリクスの探索が始まった。

マトリクスは保有者の性質により変容するとされた。今までの保有者により悪を憎む根本的な感性が与えられたマトリクスは新たな保持者、デストロンのサンダーウイングにより、悪の性質を持ってしまう。サンダーウイング本人をも支配し、サイバトロンを攻撃した。

クリエーションマトリクスの真の性質は、セイバートロン星に到来したユニクロンの脅威によって明らかとなる。マトリクスは創造神プライマスの断片であり、トランスフォーマーという金属生命体の種そのものの誕生にも関連していた。プライマスはその生命力の一部を遺伝子としてコード化し、結晶の中に光のパターンとして設置、トランスフォーマーが自ら仲間を増やせるようにしていたのである。ユニクロンによりサンダーウイングは破壊され、コンボイはマトリクスを奪還、浄化し、ユニクロンを打倒したのである。

G-2』期コミックにて、メガトロンが新たな軍団を製作するため、コンボイからマトリクスを盗む。だが、スタースクリームがそれを奪い、自らをデストロン戦艦ウォーワールド(the Warworld)と一体化。マトリクスは悪に染まるより早く、スタースクリームの人格に影響を与え始め、恐れたスタースクリームはマトリクスを放棄。奪還したコンボイはマトリクスを用いて、スウォーム(the Swarm、G2トランスフォーマー誕生の際に生まれた闇のエネルギー生命体)を浄化することに成功した。この浄化されたスウォームが後のビーストウォーズシリーズに登場するエイリアン(Vok)である。
ビーストシリーズ

1990年代のビーストウォーズ一連のシリーズでもマトリクスは登場し、また発展した。

「マトリクス」なる言葉は、前述した物体だけでなく、別次元そのものも指すようになった。オールスパーク(Allspark)と呼ばれる、トランスフォーマーにとってのあの世である。トランスフォーマーの魂、スパーク(Spark)はオールスパークより来て、死んでそこに還っていく。そしてその経験は智恵や叡智として蓄積される。この設定により、アニメで登場するマトリクスとは、単なる知識の集積体でなく、あの世への入り口でもあると解釈できることになった。コミックのそれが命を吹き込む能力を持つことの説明にもなっている。

メタルス』にて、ライノックスがコンボイのスパークを探しに行った世界や、『リターンズ』にて、度々コンボイが口にしたり幻視したりするそれは、こちらの意味でのマトリクス(Matrix of Dimension)である。

また、他にビーストのサイバトロン(Maximal)の誕生する施設の名としてもマトリクス(The Matrix)が使われている。
実写映画版

2009年初夏に公開された『トランスフォーマー: リベンジ』にて登場。

リーダーのマトリクス(指導者のマトリクス)(Matrix of Leadership)と呼ばれる。本来の使用目的は恒星を破壊してエネルゴンを採取するための装置(小説版では「グレートマシーン」と呼ばれる)を起動するための鍵であるが、胸部に刺し込むことによって機能停止したトランスフォーマーを蘇らせることも可能である。

数千年前にその装置を使って太陽を破壊しようとしたザ・フォールンから地球を守るべく、6人(小説版では12人)の初代リーダーであるプライムたちによってヨルダンペトラ山に封印された。「勇気ある者」だけがマトリクスを持つ資格があるとされ、命を懸けてオプティマスプライムを救おうとしたサム・ウィトウィッキーが選ばれた。

オールスパークから派生しているため、オールスパークと同程度の力を持つ。
トランスフォーマープライム

オートボットのリーダーとなったオライオンパックスがプライマスよりマトリクス(Matrix of Leadership)を受け継ぎオプティマスプライムとなった。地球そのものであるユニクロンの意識を封印するためマトリクスの英知を使用しその意識を封印することは成功するが、その代償にリーダーになった以降の記憶を無くしてしまう。
保有者


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