マツダ
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(2023年9月30日現在)[3]

主要子会社関連会社を参照
関係する人物

松田重次郎(実質的な創業者)

井巻久一(名誉相談役[1]・第13代社長)

山内孝(相談役[1]・第14代社長)

小飼雅道(相談役[1]・第15代社長)

丸本明(相談役[1]・第16代社長)

金井誠太(相談役[4]

外部リンクwww.mazda.co.jp
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マツダ株式会社(: Mazda Motor Corporation[5])は、日本広島県に本拠を置く、日本自動車メーカーである。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[6][7]

プロ野球チーム広島東洋カープ筆頭株主でもある。
概要

本社所在地は広島県安芸郡府中町新地3-1[8][注釈 1]で、自動車及び同部品の製造・販売を事業としている、自動車メーカー。2018年5月には日本国内生産累計5000万台を達成した。国内メーカーではトヨタ、日産に次ぐ3社目の達成である[9]2022年度の世界販売台数は110万台である[2]

1920年コルクを生産する「東洋コルク工業株式会社」として創業された[10]1927年以来「東洋工業株式会社」が正式社名であったが[10]1984年5月1日にブランド名に合わせ「マツダ株式会社」に改称した[11]。現在の社名は、事実上の創業者である松田重次郎の姓と、叡智・理性・調和の神を意味するゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー(Ahura Mazd?)にちなみ、自動車産業の光明となるよう願ってつけられた[12]。英語表記は「MAZDA」[8]。コーポレートマークの「mazda」は1975年から、「M」を模った現在のエンブレム(ブランドシンボル)は1997年から使用されている[12]

ロータリーエンジンを搭載した自動車を量産していたほか、ロードスターは「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一としてギネス世界記録の認定を受けている[13]1991年には日本メーカーとしては初のル・マン24時間レースでの総合優勝を果たした[14]2002年4月1日以降は「Zoom-Zoom」のキャッチフレーズの下、走行性能とデザインを特色とした車作りに特化する戦略を進めている[15]。今後は、顧客との間に強い絆をもった「プレミアムなブランド」を目指すとしている[16]

1979年以来フォードとの提携関係が長く、1996年5月には同社の傘下に入りプラットフォームや生産施設などの共有化が進められた。リーマン・ショック以降は、フォードの経営悪化もあり、2015年9月に完全にグループから独立した[17]2015年5月にはトヨタ自動車と中長期的な提携関係を結ぶことを発表し[18][19]2017年8月には業務資本提携を結ぶことで合意[20]。相互に500億円分ずつ株式を取得し、トヨタがマツダの第2位の大株主となった[21]THS-Uの供給や、EV開発会社と北米工場の共同設立など、両社は急速に距離を縮めている。
歴史
創業・コルクから機械事業へマツダの実質的な創業者である松田重次郎(1921年頃)

1920年大正9年)1月30日広島市中島新町10番地にマツダの源流となる東洋コルク工業株式会社が設立された[22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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