主人公である三船剛の搭乗するレーシングカー[1](ナンバープレートも付いていない。にもかかわらず日常で堂々と公道を走行している)。2シーターで左ハンドル車。V型エンジン(V型12気筒)を搭載していることと、後述の特殊機能以外、具体的なことはほとんど語られていない。外形から見てフロントエンジンリアドライブである[要出典]。
幾つかの特殊機能があり、剛のピンチを救う。そのほとんどはステアリングパッドにあるボタンで操作される。特殊機能はその頭文字ごとにAからHのボタンが割り当てられている。車体の独特の塗装パターンはアルファベットのMをモチーフとしている。 第2作での特殊機能。上記の機能をベースにしているが、オリジナル機能も存在する。AからGの特殊機能のボタンへの割り振りも従来通りに頭文字で割り当てられている。
Aボタン:オートジャッキ
車体下部から出る4本の特殊ジャッキ。タイヤ交換の簡易化の他、路面を蹴ることによってジャンプすることが可能。
Bボタン:ベルトタイヤ
タイヤに特殊なベルトが装着され、沼地・雪上・山岳(急斜面など)の走行ができるようになる。
Cボタン:カッター装置
車前面に丸鋸が出てくる。木や藪などを切り倒しながら走行できる。「チョッパー」とも呼ばれた。
Dボタン:ディフェンサー
座席上部の防弾仕様のキャノピーが閉じる。硬質プラスチック製。
Eボタン:イブニングアイ
赤外線灯。剛がかぶるヘルメットのシールドが暗視ゴーグルになる。
Fボタン:フロッグ装置
ディフェンサーに加えて酸素ボンベより酸素がコクピット内に放出され、水中走行を行なえる。潜望鏡も上部に伸び、バックミラーで映像を確認できる。
Gボタン:ギズモ号
ツバメ型の偵察用の通信機能付き小型飛行メカ。マッハ号のアシスタントで車体前部から発射され、遠隔操作が可能。目標への遠距離攻撃用としても使用可能。
Hボタン:ホーミング
ギズモ号を自動操縦で自宅に戻す。救助を求める非常用ボタンという面があり、このボタンのみステアリング上には配置されていない。
マッハ号(アニメ第2作)
セーフティセブン
Aボタン:エアロジャッキ
前作同様ジャンプだが、側面下部のパーツからジェット噴射しつつ翼が展開して滑空できる。フィッシュダイバーからのジャンプも可能。雪原ではコンソール操作後に特殊コマンドによるカスタマイズ(ボタンをAGAAAGFFFFG)でジャッキと尾翼、フィッシュダイバーのスクリューを併用したホバーモードになることもできる。
Bボタン:バルーンタイヤ
タイヤが膨張しオフロード走行可能になる。車高を上げることでサスペンションやライトもオフロード仕様になる。
Cボタン:カッターブレード
2基のレーザーカッターになっており、あらゆる障害を切断することができる。高出力のため水中でも使用可能。
Dボタン:ディフェンスシールド
コクピットを防護するキャノピー装着。フィッシュダイバーの潜水時やミラージュシュート時にも使用する。
Eボタン:エマージェンシーワイヤー
ウインチ。2基を装備し、射出することで突き刺すことができる。また挿すのではなく掴むように変形させることも可能。ワイヤーを使用した牽引や急旋回などに使用する。
Fボタン:フィッシュダイバー
潜水艇モードに変形。タイヤを格納し、後部からスクリューが出る。