マッドマックス2
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ウェズが投げた鋼鉄製のブーメランを、素手でキャッチしようとして[注 8]右手の指を4本失う。マックスがインターセプターで石油精製所を離れた際、ウェズと共にこれを追跡、インターセプターを大破させてガソリンを奪おうとするも、インターセプターに搭載されていた自爆装置を作動させてしまい、爆死する。端役ではあるが出演者としてはギブソン、スペンス、プレストンの次(4番目、5番目はウェルズ)という順のクレジット表記となっている。
ゴールデン・ユース / The Golden Youth
演 - ジェリー・オサリバンウェズが運転するオートバイ後部座席に搭乗する無口で金髪の青年。フェラル・キッドが投げた鋼鉄製のブーメランが頭に当たり死亡した。ウェズを演じたヴァーノン・ウェルズによると、もとはウェズに拾われた孤児という設定だという。当初の設定では女性になるはずであったが、男性に変更された。なお、「ゴールデン・ユース(The Golden Youth)」は「(髪が)金色の青年」という意味。
グリニング・モホーカー / Bearclaw Mohawk
演 - トニー・ディアリー暴走族のメンバーの戦士。にやりとした顔が特徴。ネイサンらを殺した後、その場に現れたマックスに殴り倒される。
ベアクロウ・モホーク / Bearclaw Mohawk
演 - ガイ・ノリス暴走族のメンバーの戦士。モヒカンにマスクをし、手に鋭い爪とボウガンを装備してる。終盤のトレーラーとのカーチェイスではサイドカーバイクに乗り込み、ボウガンでメカニックの火炎瓶攻撃を妨害、逆に女戦士のボウガンで負傷するも致命傷には至らず、トレーラーの運転席の後部ガラスを破ってマックスを右手の鉤爪で負傷させるも、フェラル・キッドの攻撃と女戦士のボウガンによる傷が原因でマックスの肩に右手を喰い込ませた状態で気絶、そのままトレーラーの横転に巻き込まれて死亡する。
テント・ラヴァー / Tent Lover
演 - アン・ジョーンズ、ジェームズ・マッカーデルテント内でセックスをしていた女性と男性戦士。男性戦士の方はトレーラーとのカーチェイスの際に、トレーラーのタイヤをボウガンで狙おうとするもタイヤに巻き込まれ死亡した。
用語
犬 / "Dog"
マックスの相棒の犬。
オーストラリアン・キャトル・ドッグと呼ばれる犬種。マックスには忠実で、屡々彼のサポートに回っていた。最後はヒューマンガスの部下にボウガンで殺された。また4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でも人々がマックスを非難するマックスのフラッシュバックのシーンでオーストラリアン・キャトル・ドッグの犬種が撮影で使われた[5]が、犬の登場シーンは劇場上映された時、カットされている。因みに、2015年のゲーム版では、毛並みの模様や色が多少、異なるマックスの新たな仲間として同じオーストラリアン・キャトル・ドッグの犬種の犬が登場している。
石油精製所 Oil Refinery
荒地と化したアウトバックの「ウェストランド」にあるパッパガーロ率いる一団が暮らす石油精製所。「プレシャス・ジュース」「Guzzolene」なる希少な燃料を備蓄している為、ヒューマンガス率いる暴走族に狙われていた。パッパガーロ達が精製所から脱出した後、最後は浸入した暴走族もろとも精製所を爆破させた。住民らの他に駱駝などの家畜を施設内に保有。
Guzzolene
マッドマックス・シリーズでガソリンを指す名前。映画の中でこの言葉が度々出てくる。
パウダー川 / Powder River
パッパガーロによると石油精製所の近くにあったとされる川。
太陽の楽園 / Sunshine Coast
施設から3,200km離れた場所にあるとされる場所。新鮮な水、穏やかな気候に恵まれた地とされるが手がかりは観光パンフレットだけである。日本語訳では「太陽の楽園」という幻想的な名前にされているが、パンフレットに書かれている「サンシャイン・コースト(Sunshine Coast)」はオーストラリア大陸東端部に実在し、観光地として有名な地域である。
日本語吹替

役名俳優日本語吹替
フジテレビTBSテレビ朝日版スーパーチャージャー版
マックスメル・ギブソン柴田恭兵鈴置洋孝山寺宏一安原義人
ジャイロ・キャプテンブルース・スペンスジョニー大倉青野武牛山茂多田野曜平
パッパガーロマイク・プレストン小林清志若本規夫堀勝之祐郷田ほづみ
ヒューマンガスケル・ニルソン柴田秀勝島香裕麦人手塚秀彰
ウェズ・ジョーンズヴァーノン・ウェルズ渡部猛大友龍三郎若本規夫黒澤剛史
トーディーマックス・フィップス牛山茂小島敏彦小形満
女戦士ヴァージニア・ヘイ小宮和枝金野恵子日野由利加佐竹海莉
ゼッタウィリアム・ゼッパ千田光男佐古正人仲野裕水越健
メカニックスティーブ・J・スピアーズ水鳥鐵夫塩屋浩三天田益男中村和正
ジャイロの彼女アーキー・ホワイトリー相沢恵子藤枝成子合田絵利
カーマジャンシド・ヘイレン大宮悌二宮内幸平藤本譲麦人
野生児(フェラル・キッド)エミール・ミンティ
役不明またはその他N/A鈴木勝美
有本欽隆
高橋ひろ子
稲葉実
笹岡繁蔵
清川元夢
田中康郎
大滝進矢
幹本雄之
向殿あさみ
高木早苗
目黒裕一一柳みる
大滝進矢
辻親八
星野充昭火野カチコ
宝亀克寿
峰恵研
中多和宏
大黒和広
小川智子入江純
山岸治雄
小林達也
浅科准平
中村章吾
まつだ志緒理

演出春日正伸福永莞爾松川睦羽田野千賀子
翻訳宇津木道子久保喜昭
効果遠藤堯雄
桜井俊哉リレーション
プロデューサー山形淳二上田正人圓井一夫
山川秀樹
調整堀内勉長井利親オムニバス・ジャパン
解説高島忠夫淀川長治
製作東北新社東北新社
TBSムービーテレビジョン東北新社
初回放送1984年10月13日
ゴールデン洋画劇場
21:02-22:541991年11月27日
水曜ロードショー
21:00-22:541997年8月17日
日曜洋画劇場
21:02-22:542015年6月26日
『シネマクラッシュ』
20:00-21:54
再放送1987年11月3日
ザ・ロードショー
20:00-21:54


フジテレビ版:本作の放送の約一か月後の1984年11月17日に劇場公開された東宝映画『チ・ン・ピ・ラ』の宣伝を兼ねて実現された企画だった。

テレビ朝日版:廉価商品を含む全てのBD・4K Ultra HDに収録。

『マッドマックス トリロジー スーパーチャージャー・エディション ブルーレイ版 スチールブック仕様』、『マッドマックス2 日本語吹替音声追加収録版』にはテレビ朝日版、初収録となるTBS版に併せ新規製作されたスーパーチャージャー版の3種の吹替音声が収録された。

『マッドマックス アンソロジー メタルケース&スチールブック仕様』に同梱の4K Ultra HDディスクにフジテレビ版を含む上記4種の吹替音声を全て収録。

作品解説

舞台は前作のオーストラリアの片田舎から荒野に変わり、マックス以外の登場人物も全て一新されている。また、前作では当時のオーストラリアで社会問題となっていた暴走族の根絶というテーマを含有していたが、本作はより激しいカーチェイスを前面に押し出したアクション映画としての側面が強い。製作費は前作の約10倍だが、その大部分はマシーンの改造費に当てられていた。

アメリカ公開時のタイトルは、『Mad Max 2』ではなく副題の『The Road Warrior』だった。当時のアメリカでは前作の知名度が低く、『マッドマックス』の続編という認識が成り立ちにくかったためである(オーストラリアでは初公開時から『Mad Max 2』)。


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