マッチスティック・メン
[Wikipedia|▼Menu]
銃の指紋からアンジェラが疑われていることを知ったロイはクラインを呼ぶように求め、彼にアンジェラの潜伏先と貸し金庫の暗証番号を伝える。誰もいなくなった部屋で暑さに不快感を覚えたロイが外に出ると、そこはビルの屋上に設置された小屋だった。向かったクラインの家はもぬけの殻で、自宅には金の代わりにフランクからの手紙が残され、貸し金庫にはほんの僅かな金しか残っていない。最後の望みをかけてヘザーを訪ねると、彼女との子供は流産していたことを知らされる。泣き崩れたロイはそのまま笑い出し、心配するヘザーに「もう大丈夫だ」と答える。

1年後、ロイはカーペットの販売店で店長をしていた。来店した男性客に接客していると、遅れてやってきた恋人はあのアンジェラであり、その場に険悪な空気が漂う。アンジェラが「車に財布を忘れた」と彼氏に取りに行かせると、2人は世間話を始める。ロイはフランクに金を持ち逃げされたというアンジェラの謝罪を受け入れ、一緒に過ごした日々をいい思い出だと語り合う。アンジェラは本名を明かそうとするが、ロイが「知ってる」と答えると彼をパパと呼び、幸せそうに去っていく。自宅に帰ったロイは新しい妻を背後から抱きしめた後、彼女の膨らんだお腹に耳を当て、幸せをかみ締める。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ロイ・ウォラー
ニコラス・ケイジ大塚明夫
フランクサム・ロックウェル藤原啓治
アンジェラアリソン・ローマン小笠原亜里沙
Dr.クラインブルース・アルトマン屋良有作
チャック・フレシェットブルース・マッギル沢木郁也
キャシーシーラ・ケリー野沢由香里

スタッフ

監督:
リドリー・スコット

製作:ジャック・ラプケ、リドリー・スコット、スティーヴ・スターキー、ショーン・ベイリー、テッド・グリフィン

原作:エリック・ガルシア 『マッチスティック・メン』

脚本:ニコラス・グリフィン、テッド・グリフィン

撮影:ジョン・マシーソン

音楽:ハンス・ジマー

美術:トム・フォデン

編集:ドディ・ドーン 

衣装デザイン:マイケル・カプラン

製作総指揮:ロバート・ゼメキス

評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは186件のレビューで支持率は82%、平均点は7.10/10となった[2]Metacriticでは38件のレビューを基に加重平均値が61/100となった[3]
脚注^ “Matchstick Men (2003)”. Box Office Mojo. 2009年12月1日閲覧。
^ “Matchstick Men”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年6月15日閲覧。
^ “Matchstick Men Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月15日閲覧。

外部リンク

マッチスティック・メン
- allcinema

マッチスティック・メン - KINENOTE

Matchstick Men - オールムービー(英語)

Matchstick Men - IMDb(英語)










リドリー・スコット監督作品
1970年代

デュエリスト/決闘者(1977)

エイリアン(1979)

1980年代

ブレードランナー(1982)

レジェンド/光と闇の伝説(1985)

誰かに見られてる(1987)

ブラック・レイン(1989)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:21 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef