「マスキーゴン」という名前は、オタワ族の言葉で「湿地の川あるいは沼地」を意味する Masquigon(マスキゴン)から得られていた[7]。 「マスキゴン」川が17世紀後半に作成されたフランス人の地図に載っており、フランス人探検家がその頃までに現在のミシガン州西岸にまで達していたことを示唆している。1675年、ジャック・マルケット神父がセントイグナスへの最後の旅で、この地域を通って北に向かった。また1679年、ラ・サールの副官アンリ・デ・トンティの率いたフランス兵部隊がこの地域を通過した。 マスキーゴン地域で最も初期に知られているヨーロッパ系アメリカ人住人は、毛皮交易業者かつ罠猟師のエドワード・フィッツジェラルドであり、1748年にマスキーゴン地域に初めて来て、そこで死んだ、ホワイト湖の付近に埋葬されたと伝えられている。1790年から1800年のいずれかの時点で、フランス系カナダ人交易業者ジョーゼフ・ラ・フランボアズが、ダック湖の出口に毛皮交易基地を設立した。1810年から1820年、ラマー・アンディ、ジャン・バティスト・レコレクト、ピエール・コンスタンなどフランス系カナダ人毛皮交易業者が、マスキーゴン湖周辺に交易基地を設立していた。1800年代後半の林業時代、製材会社が北ミシガンのホートン湖からマスキーゴン川を使ってシロマツ材を流し、マスキーゴンにある製材所に送って加工していた[8] [9] ヨーロッパ系アメリカ人によるマスキーゴンの開拓は1837年に熱心に始まった。それは地域の広範な木材資源の開発開始と時を同じくしていた。1837年の林業開始は、地域の歴史で最もロマンチックな時代と考えられるものの始まりでもあった。19世紀半ばの林業、製材業のために多くの開拓者を惹きつけ、特にドイツ、アイルランド、カナダからの移民が多かった[10]。 マスキーゴン市内の幾つかの地区が別々の村として始まった。ブラフトンは1862年、レイクトン郡区の製材村として設立された。1868年から1892年には独自の郵便局も持っていた。ブラフトンは1889年にマスキーゴンに併合された。 アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は18.12平方マイル (46.93 km2)であり、このうち陸地14.21平方マイル (36.80 km2)、水域は3.91平方マイル (10.13 km2)で水域率は21.58%である。 マスキーゴン市の西はミシガン湖であり、北はマスキーゴン湖である。マスキーゴン川が市の北東端でマスキーゴン湖に注いでいる。 マスキーゴンの気候 人口推移 以下は2010年の国勢調査による人口統計データである[13]。 基礎データ 人種別人口構成 年齢別人口構成 世帯と家族(対世帯数) 以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[3][14]。 基礎データ 人種別人口構成 年齢別人口構成 世帯と家族(対世帯数) 収入と家計
ヨーロッパ人の到着
地理と気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °F (°C)63
(17)67
(19)82
(28)86
(30)93
(34)98
(37)99
(37)99
(37)95
(35)86
(30)76
(24)64
(18)99
(37)
平均最高気温 °F (°C)30.8
(?0.7)33.2
(0.7)43.0
(6.1)55.9
(13.3)66.9
(19.4)76.0
(24.4)80.4
(26.9)78.8
(26)71.3
(21.8)58.8
(14.9)46.4
(8)35.1
(1.7)56.4
(13.6)
平均最低気温 °F (°C)19.1
(?7.2)20.1
(?6.6)26.0
(?3.3)36.3
(2.4)45.9
(7.7)55.6
(13.1)60.9
(16.1)60.0
(15.6)51.8
(11)41.5
(5.3)33.0
(0.6)24.3
(?4.3)39.5
(4.2)
最低気温記録 °F (°C)?21
(?29)?30
(?34)?11
(?24)1
(?17)22
(?6)31
(?1)39
(4)36
(2)27
(?3)19
(?7)?14
(?26)?15
(?26)?30
(?34)
降水量 inch (mm)2.00
(50.8)1.82
(46.2)2.23
(56.6)2.91
(73.9)3.25
(82.6)2.55
(64.8)2.37
(60.2)3.39
(86.1)3.89
(98.8)3.11
(79)3.35
(85.1)2.55
(64.8)33.42
(848.9)
降雪量 inch (cm)29.7
(75.4)18.5
(47)8.8
(22.4)2.2
(5.6)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0.2
(0.5)6.0
(15.2)28.3
(71.9)93.7
(238)
平均降水日数 (?0.01 in)15.712.211.212.110.79.09.59.010.111.914.115.7141.1
平均降雪日数 (?0.1 in)15.311.06.11.7000000.34.012.951.4
出典1:NOAA (normals 1981?2010),[11]
出典2:ThreadEx (extremes 1892?2012) [12]
付近の地形
ベア湖
マスキーゴン湖
モナ湖
ミシガン湖
マスキーゴン川
人口動態
年人口%±
1860
1870
1880
189022,702101.6%
190020,818?8.3%
191024,06215.6%
192036,57052.0%
193041,39013.2%
194047,69715.2%
195048,4291.5%
196046,485?4.0%
197044,631?4.0%
198040,823?8.5%
199040,283?1.3%
200040,105?0.4%
201038,401?4.2%
202038,318?0.2%
2010年国勢調査
人口: 38,401 人
世帯数: 13,967 世帯
家族数: 7,895 家族
人口密度: 1,043.4人/km2(2,702.4人/mi2)
住居数: 16,105 軒
住居密度: 437.6軒/km2(1,133.4 軒/mi2)
白人: 57.0%
アフリカン・アメリカン: 34.5%
ネイティブ・アメリカン: 0.9%
アジア人: 0.4%
その他の人種: 2.6%
混血: 4.5%
ヒスパニック・ラテン系: 8.2%
18歳未満: 23.3%
18-24歳: 12.2%
25-44歳: 28.8%
45-64歳: 24.1%
65歳以上: 11.6%
年齢の中央値: 34歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 108.8
18歳未満の子供がいる: 32.5%
結婚・同居している夫婦: 27.9%
未婚・離婚・死別女性が世帯主: 22.9%
非家族世帯: 43.5%
単身世帯: 36.0%
65歳以上の老人1人暮らし: 12.8%
平均構成人数
世帯: 2.38人
家族: 3.09人
2000年国勢調査
人口: 40,105 人
世帯数: 14,569 世帯
家族数: 8,537 家族
人口密度: 1,079.1人/km2(2,794.5 人/mi2)
住居数: 15,999 軒
住居密度: 430.5軒/km2(1,114.8 軒/mi2)
白人: 57.9%
アフリカン・アメリカン: 31.7%
ネイティブ・アメリカン: 2.3%
アジア人: 0.46%
太平洋諸島系: 0.03%
その他の人種: 2.69%
混血: 3.50%
ヒスパニック・ラテン系: 6.4%
18歳未満: 25.8%
18-24歳: 11.6%
25-44歳: 32.2%
45-64歳: 18.0%
65歳以上: 12.4%
年齢の中央値: 32歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 109.6
18歳以上: 110.3
18歳未満の子供がいる: 31.1%
結婚・同居している夫婦: 33.2%
未婚・離婚・死別女性が世帯主: 20.2%
非家族世帯: 41.4%
単身世帯: 34.4%
65歳以上の老人1人暮らし: 12.9%
平均構成人数
世帯: 2.42人
家族: 3.13人
収入
収入の中央値
世帯: 27,929米ドル
家族: 32,640米ドル
性別
男性: 29,114米ドル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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