マジンガーZ
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外見は全く同じで区別がつかないため同一モデルと思われ、ツインテールの金髪ならぬ金属髪を振り回し、あらゆるものを切り裂いてしまう。なお、兜甲児がサルードで相対したとき、最後の一体がQ1ではなくQ3だと一目で断定できた[99]理由は不明。
ビューナスA[注釈 22]
弓さやかが搭乗する、アフロダイAの後継機。マジンガー軍団の一角を担っており、武装として、両腕から飛び出す超合金Z製のブーメラン「Zカッター」、頭部の二本のアンテナから発射する光子力ビームを持つ[注釈 30]。さやかの体型をデザインベースとしており、このためのヌード写真撮影を巡ってさやかと三博士らが甲児も巻き込んで大騒ぎを繰り広げるというエピソードがある[55][103]。当初は『グレートマジンガー』にて炎ジュンが搭乗するものとほぼ同じデザインであった(背中にかかったロングヘアー状のパーツからのロケット噴射によって、飛行能力を有している点は大きな違い)が、後にKCコミックス『グレート・マジンガー』第1巻[53]に「マジンガー軍団編」が収録される際に、目元や鼻筋や肩・鼠径部周りなどと併せて、頭部が帽子のツバのように左右に(炎ジュンのヘルメット風に)湾曲して広がった形状へと、大きく修正された。またその加筆ページ(ゴードンとの決戦)において、炎ジュンのビューナスAのクインスターと同様に、小型飛行艇が頭部コクピットとしてドッキングしていたことが描かれている[116]。なお後年、OVA『マジンカイザー』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』に登場したさやかが操縦するビューナスAは、この修正バージョンに準拠したものだが、カラーリングや細部はやや異なる。
ミリオンα
ドクター地獄との最終決戦に備えて生産された「マジンガー軍団」の一機。頭部に電磁砲を備えており、顔面をスライドさせて発射する。マニピュレーターはスパイク状。胸がコクピットになっている。上半身のみの女性型でありパイロットは元レーサーで双子のローリィとロール。健闘空しくコクピットである両胸を背後から機械獣に鷲掴みされ、そのまま握りつぶされた。なお、長谷川裕一の漫画『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』に登場した下半身は長谷川のオリジナル。後年のOVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』にも登場する。
バイオンβ
「マジンガー軍団」の一機。胸部にルストハリケーンを備えており、首がコクピットになっている。ほっそりしたシルエットで、パイロットは東しゅん。機械獣の数を恃んだ力押しにより剣でバッサリ胴体を両断されてしまう。後年のOVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』にも登場する。
ダイオンγ
同じく「マジンガー軍団」の一機。胸の開閉式装甲板からブレストファイヤーを放つ。ずんぐりとしたデザインで喉元にコクピットがある。パイロットは元自衛官の大出政雄。脚部がブースターになっており歩行能力は低い。機械獣軍団の集中砲火を一身に浴びて爆発四散した。長谷川裕一の『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』に登場した脚部と装甲板は長谷川のアレンジ。後年のOVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』にも登場する。
ゴードン
地獄城の頂上部の人面がそのまま頭部を構成している、三面四本腕の巨大機械獣で、崩れ落ちた島を割って姿を現した
[注釈 31]ドクター=ヘルの切り札。操縦はドクター=ヘル自身が行っており、巨大な剣から雷を放ち、腹部の髑髏の口から吐くゴードンファイアー[注釈 32]、合わせた両手の指先から放つ電撃のフィンガーショック[注釈 33]、全身を回転させることで巨大竜巻を発生させるゴードンサイクロン、さらにそれに炎を加えたゴードンサイクロンファイアーといった攻撃でマジンガーZを苦しめた[118]。ゴードンが登場する一連のマジンガーZとドクター=ヘルの決戦は本来の漫画連載時には無く、講談社の『グレート・マジンガー』第1巻[53]の発行に際し、新規に描きおろされた(それまで単行本未収録で未完のままであった「マジンガー軍団編」を収録するにあたり、決着を描き足した)ものであった。そのため以後発行された単行本では、これにならって『グレート・マジンガー』の冒頭に長いプロローグとして収録されるか、あるいはクライマックスとして『マジンガーZ』の最終巻に収録されるか、まとめ方がその度に異なる。なお、近年はたいてい“地獄王”という冠が付くが、これは後の中央公論社『愛蔵版 マジンガーZ』での改訂[119]を経て、派生作(OVAマジンカイザー[120][注釈 34]、TVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編[121][注釈 35]など)で称されるようになり定着したもので、もともとの漫画版[53]にはない。
テレビアニメ大泉アニメゲートに設置されている「ねりまアニメ年表」の一コマ。
放送期間など

放送期間:1972年(昭和47年)12月3日から1974年(昭和49年)9月1日。

放送回数:全92話

放送時間:毎週日曜日19時 - 19時30分

放送局:
フジテレビ系列

制作:東映動画旭通信社(いずれの社名も放送当時)。

平均視聴率:22.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[3][5]

最高視聴率は、1974年3月17日放送(第68話「地獄の用心棒 ゴーゴン大公」)の30.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[4][5]

最終回はそのまま『グレートマジンガー』に続く。


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