マジンガーZ
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弥之助(ゆみ やのすけ)[84]という名前で髪型やヒゲがアニメ版とかなり違っていたが、朝日ソノラマのサンコミックス収録に際して、作者によりアニメに準拠した風貌へコマ単位で全面的に描き直された[47]。その後、講談社漫画文庫から発行された完全復刻のオリジナル版[56][57][58]では、オリジナル通りに戻されている。
三博士(のっそり・もりもり・せわし)[注釈 27]
もりもりが短躯でメガネを着用、のっそりがメガネや口ヒゲなしで極太の眉毛、といった具合に、三人とも初登場時はアニメ版と顔や頭身が微妙に異なっていたが[102]、再登場時にはアニメ版に準拠したデザインとなっていた[103]。出番はその2回限りであったが、後の『改訂版 マジンガーZ』第4巻の加筆において、ボスボロットを開発・製作してボスに贈る役割で三たびの登場の機会を得ている[77]
暗黒寺 闇太郎
永井豪の漫画版のみに登場。代々やくざ(暴力団)の家柄なのになぜか警察官になってしまったと自称する[84]。顔つきも口調もやくざ風だが、刑事としての判断力は高く、甲児たちにとっては頼もしい味方。ニセマジンガー編を最後に何の説明もなく登場しなくなる。
ドクター・地獄(ヘル)/ドクター地獄(ヘル)[注釈 28]
アニメ版でときおり垣間見られたような、あしゅら男爵やブロッケン伯爵とのコミカルなやりとりは無く、ひたすらマッドサイエンティスト。バードス島の巨人伝説を巨人ロボットと信じて発掘し、機械獣軍団を発見して世界征服をたくらむ[注釈 29]。「マジンガー軍団編」での台詞によれば「五軍団」を組織している[107][108]とのことであるが、あしゅら(鉄仮面)軍団と鉄十字軍団以外は姿を現わさず実態は不明である。
あしゅら男爵、ブロッケン伯爵
どちらもアニメ版に比べて若く精悍なイメージにデザインされており、死に様も少年ジャンプ版(「マジンガー軍団編」)ではZに操縦系を破壊されたグールが制御不能のままブード目掛けて突っ込んだことで、両者とも死亡という形になっている[109]。その一方、テレビマガジン版ではあしゅら男爵はいつの間にか死んでいることになってしまっているが[110]、ブロッケン伯爵はアニメ版と同様にドクター=ヘルとともに飛行要塞グールで地獄城を脱出したところを、マジンガーZに撃破されて死亡している[111][112](この最期は単行本収録の際に、通常「マジンガー軍団編」と差し替えられる)。なお、ブロッケン伯爵はジャンプ連載時(ジャンプコミックス版)と、朝日ソノラマのサンコミックス版以降では顔や服装のデザインが修正されて異なっている[47](その後、講談社漫画文庫から発行された完全復刻のオリジナル版では、オリジナル通りに戻されている[57][58])。
鉄十字軍団
目の部分が永井豪の漫画版では目全体が黒くベタ塗りされ、瞳が白抜きとなっている。
漫画のみの主なメカ
ガミアQ
あしゅら男爵が兜甲児抹殺のために送り込んだ、女性型殺人アンドロイド
[113]・ガミアQ1、Q2、Q3の三体。三体をまとめてガミアQとも呼ぶ。外見は全く同じで区別がつかないため同一モデルと思われ、ツインテールの金髪ならぬ金属髪を振り回し、あらゆるものを切り裂いてしまう。なお、兜甲児がサルードで相対したとき、最後の一体がQ1ではなくQ3だと一目で断定できた[99]理由は不明。
ビューナスA[注釈 22]
弓さやかが搭乗する、アフロダイAの後継機。マジンガー軍団の一角を担っており、武装として、両腕から飛び出す超合金Z製のブーメラン「Zカッター」、頭部の二本のアンテナから発射する光子力ビームを持つ[注釈 30]。さやかの体型をデザインベースとしており、このためのヌード写真撮影を巡ってさやかと三博士らが甲児も巻き込んで大騒ぎを繰り広げるというエピソードがある[55][103]。当初は『グレートマジンガー』にて炎ジュンが搭乗するものとほぼ同じデザインであった(背中にかかったロングヘアー状のパーツからのロケット噴射によって、飛行能力を有している点は大きな違い)が、後にKCコミックス『グレート・マジンガー』第1巻[53]に「マジンガー軍団編」が収録される際に、目元や鼻筋や肩・鼠径部周りなどと併せて、頭部が帽子のツバのように左右に(炎ジュンのヘルメット風に)湾曲して広がった形状へと、大きく修正された。またその加筆ページ(ゴードンとの決戦)において、炎ジュンのビューナスAのクインスターと同様に、小型飛行艇が頭部コクピットとしてドッキングしていたことが描かれている[116]。なお後年、OVA『マジンカイザー』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』に登場したさやかが操縦するビューナスAは、この修正バージョンに準拠したものだが、カラーリングや細部はやや異なる。
ミリオンα
ドクター地獄との最終決戦に備えて生産された「マジンガー軍団」の一機。頭部に電磁砲を備えており、顔面をスライドさせて発射する。マニピュレーターはスパイク状。胸がコクピットになっている。上半身のみの女性型でありパイロットは元レーサーで双子のローリィとロール。健闘空しくコクピットである両胸を背後から機械獣に鷲掴みされ、そのまま握りつぶされた。なお、長谷川裕一の漫画『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』に登場した下半身は長谷川のオリジナル。後年のOVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』やTVアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』にも登場する。
バイオンβ
「マジンガー軍団」の一機。胸部にルストハリケーンを備えており、首がコクピットになっている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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