マシュー・デヴィッド・マコノヒー(Matthew David McConaughey [m??k?n?he?], 1969年11月4日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー。姓は正しくは「マコナヘイ」である[1][2]。 テキサス州ユバルディにて、アメリカンフットボール選手からトラックの運転手に転じた父と教師である母の間に生まれる[3]。アイルランド系アメリカ人[4]。 テキサス大学オースティン校で心理学と哲学を専攻、ロースクール入学を希望していたが、やがて俳優に変更。在学中にインディーズ映画に出演。 大学卒業後、ロサンゼルスへ移り住み、有名なタレント・エージェンシーと契約していくつかの作品に出演。若き日のポール・ニューマンを彷彿とさせる精悍なマスクで注目を集め、『評決のとき』の主役の座を射止める。この作品は、アメリカ映画の若手スターのほとんどがオーディションを受けたと言われ、彼は並みいるスターをおさえて主役の座を勝ち取ったことになる。 さらに『コンタクト』でスターへの階段を着実に昇り、スティーヴン・スピルバーグ監督の『アミスタッド』で若手実力派の地位を固める。また、自ら製作会社『JKリヴィング』を設立し、脚本執筆、製作、監督、を手掛けている。 2005年の『ピープル』誌で「最もセクシーな男性」に選ばれ[5]、2007年にも同誌の「最もセクシーな独身男性」に選ばれた。 2011年に公開された『リンカーン弁護士』から2014年度の『インターステラー』までにかけての作品におけるマコノヒーの演技は称賛されている。特に、『マジック・マイク』においては、アカデミー賞へのノミネートも期待されたほどだったが、実際はノミネートされず、疑問を呈する評論家は多かった[6][7]。2014年 2013年にアメリカで公開された映画『MUD -マッド-』(ジェフ・ニコルズ監督)において主役を務め、その力強い演技は観客・批評家双方から絶賛された。同年公開の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』では、HIVに感染した主人公を演じるために38ポンドもの減量を行った[8]。しかし、急激な減量のために視力と体力の低下に悩まされている[9]。後者の演技が評価され、第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞した[10][11]。
生い立ち
キャリア