マウォポルスカ県の県都。長くポーランド王国の首都であった古都。80万人の市民のうち10万人が大学生という、学問の街でもある。美しい歴史地区はユネスコ世界遺産[9][10]であり、その中心部にはヨーロッパ最大の中世広場がある。市内のカジミェシュ地区にあるユダヤ人街はスティーヴン・スピルバーグ監督の映画「シンドラーのリスト」の舞台となった。郊外にあるヴィエリチカ岩塩坑もクラクフ歴史地区とは別にユネスコ世界遺産[11][12]に登録されている。クラクフ周辺も田園や森や峡谷の風景の中に古城や宮殿が点在し、オイツフ国立公園[13]などの、風光明媚な観光地が多い。クラクフ市公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語・フランス語・中国語)あり[14]。
中央広場
ヴァヴェル城から眺める旧市街
聖キンガ礼拝堂(ヴィエリチカ岩塩坑)
ヴィエリチカ岩塩坑
コシチューシュコ山(コシチューシュコ蜂起の要塞)
マウォポルスカ(Ma?opolska)南部の木造教会群
マウォポルスカ県とポトカルパチェ県の村々。木造教会はマウォポルスカ県内とその近辺に無数にあるが、現在はそのうち次の6つの村の教会がユネスコ世界遺産[15]として登録されている。ザコパネから比較的近い。観光サイト(英語)あり[16]。
ビナロヴァ村(Binarowa)
ブリズネ村(Blizne)
デンブノ・ポドハラニスキェ村(D?bno Podhala?skie)
ハチュフ村(Haczow)
リプニツァ・ムロヴァナ村(Lipnica Murowana)
センコヴァ村(S?kowa)
ビナロヴァ村の木造教会
デンプノ・ポドハラニスキェ村(「ポトハレ地方のデンプノ村」の意味)の木造教会
ハチュフ村の木造教会
リプニツァ・ムロヴァナ村の木造教会
センコヴァ村の木造教会
ニェヂツァ(Niedzica)
ダム湖のチョルシュテュン湖(Czorsztyn)のほとりの村。14世紀から建設されたニェヂツァ城(Zamek w Niedzicy、ドゥナイェツ城とも呼ばれる)で有名。この城が建設された当時ここはハンガリーとの国境付近であった。公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)あり[17]。ニェヂツァ城(ドゥナイェツ城)の公式サイト(英語・ポーランド語)あり[18]。
ニェヂツァ城
チョルシュテュン湖
ノヴァ・フタ(Nowa Huta)
クラクフの郊外に、社会主義時代の1940年代末から1980年代にかけて大規模に建設された鉄鋼業を中心とする計画都市。社会主義リアリズム建築様式の建物が多く、産業都市であるが社会主義時代のノスタルジックな景観と雰囲気が味わえるとして、近年は特に欧米人の間でエキセントリックな観光地として人気がある。アンジェイ・ワイダ監督の映画『大理石の男』の舞台。公式サイト(英語・ポーランド語)あり[19]。
千年公園
人民劇場
ノヴァ・フタ湖
ノヴィ・ソンチ(Nowy S?cz)
周辺は「ポーランドのトスカーナ」と呼ばれる美しい田園と自然の風景が広がる。スロヴァキアとの国境に近い。