マイティ・ソー
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本作では、ロキの幻術を見抜く洞察力も発揮し[注釈 13]、取り乱したオーディンを目の当たりにしても自分は冷静だとヘイムダルに断言する確かな自信も見せるようにはなったが、2年以上会っていないジェーンを今でも想い続け、ロキには警戒はしているも、更生して欲しいと願うなど、愛する者への様々な感情も描写される。また、敵機を「操縦できる」と断言したにもかかわらずコクピットの計器をでたらめに操作して上手く操縦できず、祖父の銅像を破壊したり、ジェーンがリチャードと電話している様子を見て落ち込みかけたり、クライマックスの戦闘でムジョルニアと逸れた挙句、マレキスの下へ戻るために、わざわざ運行中の地下鉄の車両に乗り込んだりと可笑しな様子も多々あった。“惑星直列”によって発生していた各世界の暴動を、戦友たちや“エインヘリャル”と共に全て制することに成功し、皆と祝宴を挙げた。しかし現在でもジェーンへの想いが頭から離れておらず、ヘイムダルに彼女の現状を尋ねると、異変が起きたと知らされ、居ても立っても居られなくなり、すぐにジェーンの下へ降りたった。ジェーンに会えなかったことを陳謝し再会を喜ぶが、彼女の異変を確かめるために、ビフレストでジェーンをアスガルドへ連れ帰る。オーディンからジェーンに“エーテル”が寄生したと知らされるも、彼女とアスガルドで仲を深め合う。そこへエーテルを狙うダーク・エルフの策による暴動が牢獄で発生し、鎮圧に向かったが、アルグリム/カースにフリッガの命を奪われてしまった。母の葬儀後、冷静さを失ったオーディンを見かね、処罰を覚悟でエーテルの破壊とダーク・エルフ打倒のための作戦を提案。ヘイムダルやシフたちの協力を得てジェーンとロキを連れ出し、王宮に残された敵機と自軍の“スキフ”を駆って、アスガルドを脱出した。目的地の“スヴァルトアールヴヘイム”に到着するや、ロキとの揉め合いもあったが、マレキスらダーク・エルフに対峙すると、仲間割れに見せかけた作戦で、マレキスに解放させたエーテルへ雷撃を浴びせたが破壊できず、マレキスにエーテルを奪還され、取り逃がしてしまった。そしてアルグリムと刺し違えたロキに感謝し、ジェーンと2人で砂嵐から避難すると、偶然世界の境目に行き当たり、地球のロンドンにワープする。再会したセルヴィグたちと対策を練り、グリニッジに部下たちと現れたマレキスに決戦を挑む。エーテルを宿したマレキスの力や、惑星直列の影響で発生した多数の世界の境目に翻弄されたものの、ジェーンたちの力を借り、惑星直列を利用してマレキスをスヴァルトアールヴヘイムへ追い返し、打倒することに成功した。一度戻ったアスガルドで、オーディンに化けたロキに「王とは何か、ロキの方が正確に知っていた」と語り、地球でジェーンとの生活を望むため、アスガルドの王位は継げないと告げて認められ、ロキの擬態に気付かないままアスガルドを離れ、ビフレストで再びジェーンの前に現れてキスを交わす。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
本作では、スティーブとの共同戦法や人命救出などの連携を複数回披露した傍ら、パーティーでトニーと恋人自慢を繰り広げ合ったり、バートン家に招かれた際にはレゴのデュプロを踏み崩してクリント・バートン/ホークアイの愛娘のライラに睨まれるなど、平時ではコミックリリーフ的な役割も担った。冒頭のソコヴィアではアベンジャーズの一員としてヒドラと戦い、これを制すると、以前ロキが持ち込んだ“セプター”が回収されたことで、これの調査のためにアスガルドへの帰還を決めてパーティーに参加するが、トニーとブルースによって覚醒したウルトロンの戦線布告とセプター奪取を受けてアスガルド帰還を一時断念する。後に南アフリカ沖のチャーチル内での戦闘で、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチから受けた心理攻撃により、アスガルドの宴会場でヘイムダルに攻められる悪夢に襲われるが、同時に垣間見た光景から、全てを破壊するほどの比類なき力を持つ6つの結晶石“インフィニティ・ストーン”の存在を知ることになり、その真相を突き止めるためにセルヴィグを同伴させて“ノルンの洞察の泉”へ身を投じる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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