マイティ・ソー
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アマルガム・コミックスの世界では、オライオンと合体してソーリオン(Thorion)というキャラクターとなった[21]
マーベル・ゾンビーズ

マーベル・ゾンビーズの世界でのソーは、ムジョルニアを振るう資格を失ったため、代わりにコンクリート・ブロックとパイプで作られたハンマーを使い、共食するゾンビとして登場する[22]
アルティメット・マーベル詳細は「:en:Ultimate Thor」を参照

アルティメット・マーベルの世界でのソーはアルティメッツというチームに加入している[23]
MCU版

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、クリス・ヘムズワースが演じる。日本語吹替は三宅健太が担当。

本項は、“アース616”(正史の宇宙)におけるソーを主軸として表記する。
キャラクター像

北欧神話雷神トール”のモデルである、“アスガルド”の第1王子にして、オーディンフリッガの実子である次期アスガルド王候補。フルネームは“ソー・オーディンソン(Thor Odinson)”で、年齢は1500歳以上である。

かつては、対立する者との問題を何でも戦いで早期解決しようとする、極めて粗暴で喧嘩っ早く傲慢な男であった。その反面単純で裏表がなく、豪快さと大雑把さも兼ね備え、親しい者を大切にし、自らの過ちや愚かさに気付くと深く反省する潔さも秘めており、追放により初めて訪れた地球での経験を通して前述の短所が失せていき、おおらかさと思慮深さ、ジェーン・フォスターたち地球の人々をも愛する心や気品を放つ立ち居振る舞いまで身に付けていく[注釈 3][注釈 4]。その人柄は、敬愛する両親をはじめとする多くのアスガルドの民の信頼を集めており、ヘイムダルシフに“ウォーリアーズ・スリー”といった同郷の幼馴染兼親友たちのみならず、地球で出会ったジェーンとエリック・セルヴィグたちに、“アベンジャーズ”における同志となったトニー・スターク/アイアンマンスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカたちまで、宇宙中に幅広い交友関係を持つようにもなる。

また、義弟のロキとは、各作品ごとに対立・共闘を繰り返すが、例え敵対することになっても倒すのではなく改心させるために義兄として向き合おうとする姿勢を示し続ける。そんな彼との因縁が物語の重要なファクターとなることが多い。
ソロッグ(Throg)

声 - クリス・ヘムズワース

小さなカエルの姿に変貌したソーの“変異体”。鮮明な全身像は確認しにくいが、ソーのものと酷似した鎧兜とマントを身に纏っている。
『ホワット・イフ...?』版
ソー(アース51825)
アース51825”におけるソー。正史のソーと同様に力を失った状態で地球に追放されていると同時に、この宇宙におけるアベンジャーズ候補の一人でもある。
ソー(アース72124)
アース72124”におけるソー。アスガルドの第一王子という肩書きや特殊能力と武器・多くの周辺人物との関係・頭髪に触れられることを嫌がる点は正史のソーと同等だが、髭を剃っており、ロキと義兄弟として育たず、彼の悪戯の数々を経験しなかったこともあって、多くの友人たちの中心となって連日盛り上がるほどパーティー好きで、自分の名前のスペルや北欧神話(Norse mythology)を「馬の神話(Horse mythology)」と間違えたり、懇意の関係となったジェーン・フォスターの勧めで顕微鏡に“SCIENCE”の英単語が重なったイラストのタトゥーを右肩に施すなど非常に享楽的で、それだけでなくストーンヘンジをわざとドミノ倒ししたり、周囲への迷惑を考えずに武器を振り回したり、フリッガに叱責されることを恐れて彼女に出まかせを並べたり、突如現れたウアトゥ/ウォッチャーに捕まって絶叫するなど、子どもっぽく、ロキのように悪戯と嘘を繰り返すくらいに正史のソーとは文字通り大きく異なる人物像である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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