マイケル・キートン
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2004年バットマン
エミー賞
主演男優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画部門)
2022年『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』
ゴールデングローブ賞
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)
2021年『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
2015年『スポットライト 世紀のスクープ』
2020年『シカゴ7裁判』
男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ)
2021年『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
主演男優賞
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

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マイケル・キートン(Michael Keaton, 1951年9月5日 - )は、アメリカ合衆国俳優
来歴

7人兄弟の末っ子としてペンシルベニア州コラオポリスに生まれた[1]。父親は測量技師だった[2][3][4][5]。スコットランドおよびアイルランド系で、敬虔なカトリックの家庭で育つ[6][7][8]。地元の高校を卒業後、ケント州立大学へ進学するが中退してピッツバーグへ移り住む。

芸能界にはスタンダップ・コメディアンとして出発。その頃、ピッツバーグの地元公共テレビ局においてカメラマンとしても働いていた。その後、テレビ番組のプロダクション・アシスタントを経てロサンゼルスに渡り、全国放送のコメディ番組などに出演。ジェームズ・ベルーシらとも共演して、徐々に知名度を上げていく。以前は本名のマイケル・ダグラスで活動していたが、同名の俳優が既に加入していた映画俳優組合に加入するにあたって、芸名のマイケル・キートンで活動するようになった。

1982年に駆け出しのロン・ハワードが監督した『ラブ IN ニューヨーク』で正式な映画デビュー。後に出演したハワード監督の『ガン・ホー』では、日系企業の米国進出に翻弄されるアメリカ人ビジネスマンを演じており、日本人俳優の山村聡とも共演している。同映画の冒頭では実際に東京ロケを敢行しており、キートンも秋葉原の電気街や地下鉄の構内、田舎の田んぼなどの撮影に参加している

後にティム・バートン監督の『ビートルジュース』に出演し、ハイテンションな霊界のバイオ・エクソシストである“ビートルジュース”を演じ、人気を得ると同時に映画俳優としても認知されるようになった。さらにはバートン監督の『バットマン』では、ブルース・ウェイン役(初代)で演技派俳優として人気を不動のものにする。以降、『バットマン リターンズ』でも引き続き担当していたが、ティム・バートンの監督降板と共にブルース・ウェイン役(二代目)をヴァル・キルマーに譲った。『ビートルジュース』のイメージが強烈だった事から製作当初、キートンのブルース・ウェイン役にスタジオの重役やバットマンファンは異議を唱えたが、作品が公開されてからはそういった非難も落ち着き、好意的に受け入れられた経緯がある。

シリーズものへの出演はよほど内容がよく出来ていない限り断っているようで、イギリスの映画雑誌のインタビューでは、ヒット作に必ず続編を提案するハリウッドのシステムに疑問を呈したこともある[9]

声優としても活躍しており、宮崎駿アニメーション映画『紅の豚』の英語版では主人公ポルコ・ロッソの声優にも抜擢され、ピクサー製作の『トイ・ストーリー3』では、バービー人形のボーイフレンドであるケン役を担当した。

また製作や監督業にも進出しており2009年には『クリミナル・サイト/ 運命の暗殺者』の監督・主演も務めた。

2014年、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に主演し、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)など数々の映画賞を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされた。
私生活

1982年に女優だったキャロライン・マクウィリアムスと結婚して1983年には一人息子のショーン・マックスウェルも生まれた。だが1990年に離婚。1989年から1995年までは同じく女優のコートニー・コックスと交際していた[10]。なお、2010年2月11日にキャロラインは他界した。
主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考日本語吹替
1978年Rabbit TestセイラーN/A
A Different ApproachFilmmaker短編映画N/A
1982年
ラブ IN ニューヨーク
Night Shiftビル・ブラゼホフスキカンザスシティ映画批評家協会賞助演男優賞受賞大塚芳忠(TBS版)
1983年ミスター・マム
Mr. Momジャック・バトラー
1984年暗黒街の人気モノ/マシンガン・ジョニー
Johnny Dangerouslyジョニー・ケリー日本劇場未公開中尾隆聖(日本テレビ版)
1986年ガン・ホー
Gung Hoハント・スティーヴンソン別題『ガン・ホー/突撃!ニッポン株式会社』
日本劇場未公開山寺宏一
シカゴ・ラプソディー
Touch and Goボビー日本劇場未公開
1987年マンハッタンミステリー/消えた黒い箱
The Squeezeハリー・バーグTBA
1988年ビートルジュース
Beetlejuiceビートルジュース全米映画批評家協会賞主演男優賞受賞西川のりお
偽りのヘブン
Clean and Soberダリル・ペインター全米映画批評家協会賞主演男優賞受賞
日本劇場未公開
1989年ドリーム・チーム
The Dream Teamビリー石丸博也
バットマン
Batmanブルース・ウェイン / バットマン渡辺裕之(ソフト版)
堀勝之祐(TBS版)
山寺宏一(テレビ朝日版、吹替補完版)
1990年パシフィック・ハイツ
Pacific Heightsカーター・ヘイズ谷口節(ソフト版、フジテレビ版)
1991年ニューヨーク・ジャスティス/ 許された犯罪
One Good Copアーティー・ルイス日本劇場未公開
1992年バットマン リターンズ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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