ポートアイランド
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理化学研究所では関西拠点を発足[15]させ省庁や独立行政法人の研究機関を移転開設。全国初のiPS細胞による目の病気の研究・治療・就労支援を一体的に行う「神戸アイセンター」の建設[16]などの医療・研究ゾーンとしての成長のほか、川崎重工業により水素と天然ガスを燃料とした1メガワット級のガスタービン発電設備の建設が発表され[17]、1800年超の歴史上初となる生田神社分社が第1期埋め立て地区に完成[18]、愛知より世界最大級の職業訓練施設「港湾技能研修センター」の移転[19][20]など多様な面で成長を見せている。
年表1963年11月の計画図1964年7月の計画図1965年6月の計画図


1967年7月の計画図(了承された案)。右は将来的にライナーバースを増設した場合の計画図
1970年6月に一部改訂された最終的な計画図

1963年

8月:港湾局計画課が兵庫突堤より突き出した大型突堤の計画図を当時の市長であった原口忠次郎に提示。

11月:埋立事業局が「ポートアイランド計画図」(約630ha)を原口市長に提示(最初のポートアイランド構想)。


1964年

5月22日:原口市長が新聞に「ポートアイランド構想」を発表。

7月30日:原口市長が神戸市会議員総会で「ポートアイランド構想」(約660ha)を説明。


1965年

3月24日:第三港湾建設局が「ポートアイランド計画案」(約250ha)を提示。

6月23日:第三港湾建設局が「ポートアイランド計画案」(約272ha)を作成。

6月30日:新港湾整備5か年計画の昭和41年度予算要求において、新埠頭計画(ポートアイランド)を予算要求。

7月5日:第三港湾建設局がポートアイランドの海底土質調査を開始。


1966年

2月28日:ポートアイランドの埋立基本計画を市会に提案。

4月14日:第三港湾建設局が防波護岸に着工(ポートアイランド着工)。


1967年

4月7日:神戸市がポートアイランド埋立に着手(第4回須磨土砂運搬による埋立工事)。

4月28日:運輸省が「大阪湾沿岸港湾整備計画に関する協議会」を開き、ポートアイランドの形状等の最終案を決定。

7月21日:神戸港港湾審議会が、ポートアイランドの建設を中心とした神戸港の建設計画を原口市長に答申了承。

8月3日:運輸省港湾審議会第28回計画部会においてポートアイランド計画が了承される。


1968年

1月22日:当初の基本計画が運輸大臣から指示される(事業費320億、コンテナ埠頭6バース・一般外航貨物定期船埠頭26バース)。

1月23日:西側コンテナ埠頭岸壁築造に着工。

4月1日:「神戸大橋」着工。

10月9日:ポートアイランド起工式。


1970年

4月10日:「神戸大橋」開通式。

6月25日:ポートアイランド利用計画研究会が、最終報告を提案し、了承される。

6月26日:ポートアイランド外貿埠頭基本計画の改定について、運輸省港湾審議会計画部会で決定。

6月30日:第1回変更基本計画の指示(事業費372億、コンテナ埠頭8バース・一般外航貨物定期船埠頭10バース)。

7月8日:コンテナ第1号岸壁供用開始。

7月9日:第1船として、コンテナ第1バースに、シーランド社のコンテナ船「パナマ号」が入港。


1971年

3月15日:神戸港ポートアイランド基本設計委員会が、土地利用計画を最終報告。

3月:埋立土量8千万m3のうち半分完了。

4月10日:「神戸大橋」の上下全線開通。

6月3日:ポートアイランドを生田区に編入する旨の市区政調査会の答申を報告。


1972年

3月31日:共同溝が完成。第2回変更基本計画の指示(事業費492億、コンテナ埠頭9バース・一般外航貨物定期船埠頭15バース)

5月2日:ポートアイランドに町名設定(港島1?4丁目)

12月11日:六甲アイランドの建設着工。


1973年

1月30日:第3回変更基本計画の指示。


1975年

9月19日:ポートアイランド用途地域の指定。

12月19日:ポートアイランドインターナショナルスクエアの基本計画を発表。


1976年

4月20日:第4回変更基本計画の指示。

5月1日:ポートアイランド1号上屋供用開始。

5月8日:「ポートアイランド北公園」完成。

8月16日:ポートアイランド民間高層住宅団地の分譲開始。


1977年

1月29日:「ポートピア大通り」建設着工。

10月8日:「ポートアイランド中公園」が開園。

11月19日:「港湾幹線道路」の新港?摩耶埠頭(ハーバーハイウェイ)東行きが開通。


1978年

5月11日:ポートアイランド公団住宅起工式。

5月26日:新交通システム(ポートライナー)起工式。

8月8日:神戸市が「神戸ポートアイランド博覧会」の開催計画を発表。

12月23日:"ポートピア'81"の基本構想がまとまる。


1979年

3月16日:第5回変更基本計画の指示(最終。事業費785億、コンテナ埠頭12バース・一般外航貨物定期船埠頭15バース)。


1980年

1月23日:「市民広場」及び「神戸ポートピアランド」の起工式。

3月15日:「神戸ポートアイランド博覧会」起工式。

3月29日:ポートアイランドの公団住宅入居開始。市バス乗り入れ開始。

3月31日:ポートピア大通り1号歩道橋完成。

4月1日:「神戸市立港島小学校」、「神戸市立港島中学校」、「神戸市立港島幼稚園」が開校。

5月21日:2階建バスの運行開始。

7月10日:「北埠頭ビル」完成。

7月31日:ワールドがポートアイランドの体育施設の建設資金20億円を神戸市に寄付(ワールド記念ホール)。

8月23日:「総合住宅公園」がオープン。

12月1日:中央区発足。全域が神戸市生田区から神戸市中央区となる。


1981年

1月31日:「ポートピア大通り」完成。

3月:「神戸国際交流会館」竣工。

2月4日:ポートアイランド合同完工式。「ポートライナー」開業式。

2月5日:「ポートライナー」営業運転開始。

3月:「ポートアイランドビル」竣工。

3月20日:「神戸ポートアイランド博覧会"ポートピア'81"」開会(9月15日まで)


1987年

3月:ポートアイランド第2期埋立工事着工。


1989年

11月:第1期「ファッションタウン」まちびらき。


1992年

11月:「神戸港港島トンネル」着工。


1994年

6月:「神戸国際マルチメディア文化都市構想 (KIMEC)」の策定。


1995年

1月17日:阪神・淡路大震災発生により被災。

12月:第2期港湾関連用地において、企業が操業を開始。


1996年

4月:大水深高規格コンテナバースPC14、PC15の供用開始。


1997年

3月末:港湾設備復旧工事の完了。

7月:第2期都市機能用地において、企業が操業を開始。

第1期から第2期にかけて約560mの日本一長いムービングウォークの供用開始。


1998年

2月:PC16、PC17の供用開始。

3月:「神戸キメックセンタービル」竣工。

10月:「ポートアイランド中央緑地公園」の供用開始。


1999年

3月:KIMEC構想を具体化する「神戸国際マルチメディア文化都市構想 (KIMEC 2010計画)」の策定[21]

7月30日:「神戸港港島トンネル」開通。


2002年

6月1日:神戸ポートアイランド西地域が「都市再生緊急整備地域」に指定[12]

7月:PC13の供用開始。


2003年

4月:PC18(南面)の供用開始。


2004年

3月:「北埠頭デッキプラザ」(北埠頭ビル)竣工。

「空港島連絡橋」(神戸スカイブリッジ)の橋桁架設工事完了。

貨物取扱量国内2位のポートアイランド第2期のコンテナバース

2005年

7月:PC14?PC18を「特定国際コンテナ埠頭」に位置付け。


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