リュウゼツラン科の植物でその葉の出方が、この髪型によく似たものがあり、「ポニーテール」という別名で呼ばれている。「トックリラン」ともいう。これもその形状をシルエットとしてみると、それらしくも見えるためである。
カウンターカルチャーとしての男性のポニーテールが自著『階級』[3]において総髪の男性をいわゆる芸術家やヒッピーからなる自由人である「カテゴリーX」に類型している。このことから米国で1980年代において総髪の男性はある種のカウンターカルチャーの体現者としてイメージされていたことが分かる。このほか『逃亡者 (1993年の映画) 』においてトミー・リー・ジョーンズが演じる連邦保安官補サミュエル・ジェラードがジョー・パントリアーノ演じる総髪の部下のコズモ・レンフロに対して「ポニーテールだからって甘く見られるなよ!」と励ます場面がある。
日本においては、ファッションの一環としての要素が強い。個々の判断で長髪にしている男性が髪をまとめる際のスタイルのひとつとして捉えられている。1980年代にはチェッカーズやC-C-B、1990年代以降も多くのミュージシャンや俳優らが長髪にした際のヘアアレンジのひとつとしてポニーテールを披露している。
ネイティブアメリカンの環境活動家、ビリー・フランク・ジュニア
男性バスケットボール選手のポニーテール(ウォルテル・エルマン)
プロレスラーのポニーテール(ジョニー・デバイン)
ポニーテールの男女空手選手
脚注[脚注の使い方]^ 「銀幕一刻 憧れのポニーテール」(『読売新聞』2013年9月25日、夕刊5面)
^ “米陸軍、女性兵士にポニーテールを許可 すべての制服で