ポニーテールはふり向かない
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時々みちこと会っているが、彼女の父の組の構成員たちから追われており出会うたびに暴力を受ける。
羽川令子(Vocal)
演 - かとうゆかり佐田がフロンティアのライヴに出演してもらうために連れてきた歌手。妊娠約4ヶ月だが交際相手だったチャーリーというネイビー(アメリカ海軍)の男に妊娠を告げた直後に捨てられたため、他のネイビーのことも嫌っている。未記からバンド加入の勧誘を受け、数日後に仲間になる。本人によると「喉に良い」とのことでいつでも飲めるように生卵を持っている[7]
フロンティアの関係者
小野拓也
演 -
下川辰平フロンティアのマスター。未記の父・麻生雄次とは旧知の仲間で、出所後の未記の父親代わりとなる。店では料理や酒の提供を担当し、一般客以外に横須賀基地で働くネイビーたちも客として訪れる。普段は気のいい性格だが、未記やその仲間たちが良くない言動を取った時に強く叱ることもある。ギターをいくらか弾けるため[8]、技術面でまだ未熟な弘にアドバイスすることもある。麻生家を出る前の明子とも親しくしていたため、未記との親子の絆が戻るよう気にかけ始める。未記がドラマーになることを望んでいた雄次の意志を受けて彼女を応援する。
佐田(さた)
演 - 松崎しげるフロンティアのオーナー。現在のフロンティアの売上げはいまいちで、店に訪れてはライヴ時の客の様子やその日の売上げを気にしている。時々フロンティアのライヴ時の司会も務める。人当たりが良く揉め事は嫌いな性格で、店内で未記たちがゴタゴタした時はなだめたり場を収めようとする。未記たちがいつか人気ミュージシャンになることを願っており、音楽関係の知り合いを紹介するなど、彼女たちの活動を後押しする。
田丸絵美子
演 - 高橋かおり晃の妹で、小学4年生で10歳[9]。フロンティアの照明係で未記たち仲間のマスコット的存在。放課後は未記と一緒にヨットのデッキ磨きのバイトをする。晃を慕っているが、両親を早くに亡くしているため親の愛情に飢えている。快活な性格だがこまっしゃくれた言動をしており、子供ながら盗癖があり時々万引き行為をしている。未記や晃とゴタゴタを起こす邦男のことをかなり嫌っている。翌年拾った子犬に、ザ・バンデージにちなんで“バン”と名付けて飼い始める。その後白血病に浸され、闘病生活を経て第20話で死亡。遺体は名倉邦男の方針により病理解剖された。
ゆかり
演 - 比企理恵未記の仲間で親友。不良時代からの未記の仲間で、少年院を退院してきた彼女と再び親交を深め、フロンティアにもよく訪れる。日常的にはすっぱな言動をしていてガラが悪いが、未記や親しい人には色々と手助けをしたり、彼女たちが気兼ねして言いにくいことを代わりに言うなど頼りになる所もある。特技はタップダンス[10]。絵美子が入院してからはきりこ、ともえとバンを連れて時々見舞いに訪れ元気づけるようになる。
未記の仲間
演 - きりこ(森恵)、ともえ(坂上亜樹)未記やゆかりより年下の少女たち。普段はゆかりと3人でいることが多く、3人でくだらない雑談を交わしたり時にはお金がなくて困っている未記のためにカツアゲをするなどして助けようとする。フロンティアの営業時にはライヴの客として場を盛り上げる賑やかしのような存在となっている。
飯倉家
飯倉明子
演 -
梶芽衣子未記の母。現在は再婚し裕福な家の妻となり、湘南にある婦人会の理事を務める。ゆきこをたぶらかす邦男のことを快く思っておらず娘に交際を辞めさせようとする。未記が幼い頃に前夫である雄次と別れて麻生家を出た。少年院の退院から数日後の未記と十数年ぶりに再会するが、彼女のことを気にしながらも家庭を捨てた後ろめたさから敢えて距離を置いて接し始める。再婚前までは横須賀辺りのスナックでジャズシンガーをしていたが、過去をあまり思い出したくないらしく現在は音楽にできるだけ関わらないようにしている。
飯倉慎一郎
演 - 高橋昌也芸能プロダション「扶桑音楽」の専務兼企画本部長。家族3人で横浜市の邸宅で暮らしている。明子と同じくゆきこのことを愛し、女ったらしな邦男のことを嫌っている。仕事人間で冷静で実直な性格で暴力という行為を嫌っているが、時に周りの人に厳しい言葉を投げかけることもある。明子とはジャズシンガーを続けるか悩んでいた頃に出会い励ます内に好意を寄せ、離婚歴があることを知った上で結婚した。作中の翌年の春頃に開かれる「オールジャパン音楽祭」では、最高責任者及び審査委員長を務める。後に独立して、ザ・バンデージの個人事務所の社長となる。
飯倉ゆきこ
演 - 榎田路子未記の異父妹で高校生。邦男の婚約者だが、彼からは金を搾り取るための都合のいい女として扱われている。ただし自身は、それにもめげずに邦男の荒んだ心を変えることを信じてひたすら愛情を注いでいる。両親から甘やかされて育てられたため世間知らずな一方、思い込みが強い性格で感情の起伏が激しく衝動的な行動を取ることも多い。邦男が言い寄るようになった未記に嫉妬し、恋敵として一方的に対抗意識を持ち始める。
ザ・バンデージのメンバーの主な関係者
千葉かおる
演 -
岡田奈々フロンティア専属歌手。流れ者のシンガーでライブハウスなどで歌いながら全国を転々としており、現在はフロンティアで週に数回ステージでブルースを歌っている。10年前にアイドル歌手として活動するもあまり売れずに挫折した過去がある。自身のアイドル歌手時代を知る航とはお互い恋愛感情を持ちながらも、素直になれないでいる。未記からバンドへの勧誘を受けて数日間悩んだ末ボーカルとして加入するが、ほどなくして歌手人生に転機が訪れる。
矢崎妙子
演 - 片平なぎさ稔の交際相手で人妻。稔より7歳年上。一年前の秋頃、矢崎が帰らない寂しさを紛らわせにとあるバンドのライヴに通い詰めて稔とお互いに惹かれ合った。現在は夫婦関係が破綻した矢崎と離婚できないまま、稔のアパートで同棲中。稔のことを愛しているが、内心彼には「ベーシストとして表舞台に戻って欲しい」と願っており、別れるべきか今の状態を続けるべきかを悩んでいる。作中では、稔との愛を象徴する花としてコスモスが何度か取り上げられている。趣味は編み物。ちなみに一時移り住む木更津では、キャバレー店で“ほりちえみ”の源氏名でホステスとして働く[7]
相川裕子
演 - 石井めぐみ弘の彼女。未記のバンドメンバー募集の張り紙を見た弘の付添いでフロンティアに訪れる。普段は食堂で働いている[8]。それ以降もフロンティアの営業時間外に弘と一緒に訪れては、早く一人前のギタリストになろうとする彼の練習を見守る。とにかく弘のことが大好きで、励ましたり人前でもお構いなしに仲良くしている。
みちこ
克己の恋人。暴力団“こうりゅう会”組長の一人娘。元々はソロで歌手活動をしていた克己のファンだったが、彼に新しいマイクをプレゼントしたことで急接近し交際を始めた。大学生らしき学校に通っているが父の職業のせいで友達が一人もおらず、寂しく学生生活を過ごしている。父親から克己との交際を反対されており、組員に行動を見張られているが時々彼らのすきをついて克己と会っている。その後別のヤクザ組織の息子との結婚話が持ち上がる。
ジム・パーカー
演 - ケント・ギルバート米軍横須賀基地のバンドに所属する青年。ドラマ内での肩書は、米軍横須賀基地司令部中尉。シルビアを愛している。煮え切らない態度の人が嫌いで時に気持ちが熱くなることもあるが、基本的にはさっぱりした性格。英語と日本語が話せる。過去にピアノを習っており、作中では軽快なポップス調の曲を披露する。潔い性格の持ち主で、シルビアを巡って晃とピアノ勝負をするが、拍手の多さでは勝ったものの、聴客の感動ぶりで敗れて敗北宣言する。後日、少年院上がりを理由に卑屈になる未記に「アメリカでは不良上がりのミュージシャンはいくらでもいるから諦めるな」と励ます。
シルビア
演 - キャティ(声の吹替:潘恵子[11]パーカーの恋人。父親は、パーカーの職場の上司[4]。ジムと2人でフロンティアに訪れてライヴを鑑賞したり、顔なじみの晃や未記たちと雑談を交わす。恋愛に関して優柔不断な所があり、パーカーと付き合いながら晃にも好意を寄せており自分の本心が分からず2人の間で気持ちが揺れている。
ザ・バンデージのメンバーの親たち
麻生雄次
演 -
フランキー堺未記の父。ドラムの名手と言われたジャズドラマー。故人。頑固な性格で、ロックを毛嫌いして活動の場を狭まれ、未記が幼い頃に工事現場の下働きに転職して父子2人で貧しい生活を送り自棄酒の日々に陥った。未記が少年院に収監されている間に、自動車の衝突で事故死した[12]。特製のドラムスティックを何本か持っており、生前のうちに未記に形見となるドラムスティック(未記のイニシャル「M」が印字されている)を託していた。
名倉邦男の父
演 - 大石吾朗故人。生前は流しの仕事をしており、その当時名倉家と麻生家はご近所さんだった(未記は幼かったため当時の記憶はほとんどない)。ある時熱を押して仕事に出かけるがスナックの客だったヤクザとトラブルになり暴行を受けたことが原因で数日後に亡くなった。一番好きな歌は、人生の並木路で過去に家族の前で弾き語りしたことがある。時々雄次と小野の3人で集まって合奏しており、自身はジャズ系の曲はあまり得意ではなく2人からコツを教えてもらっていた。
名倉菊子
演 - 生田悦子邦男の母。邦男が6歳の頃まで貧しいながらも夫と3人で幸せに暮らしていた。しかし、夫の死の直後衝動的に復讐を思い立ってスナックに訪れて2人のヤクザを刺殺した後に自首。その後10年以上に渡り栃木北女子刑務所で服役中で本作開始から翌年になる頃に仮釈放を迎える。邦男からは母親として恋しいと思うと同時に、“殺人犯の息子”として辛い人生を送ってきたことで憎まれている。出所後は美容院で働き始めるが、邦男の将来を考えて敢えて冷たい態度で接する。
羽川令子の母
演 - 新橋耐子令子から“マミー”と呼ばれている。一年前に事故に遭って以来足が不自由になり車椅子生活を送る。ライヴハウス“RED PUMPKIN”を経営しているが、前述の事故の加害者に逃げられて入院費がかさんだため閉店する予定。恋人に捨てられた令子のことを心配している。その後何とか店を復活させ、金が必要になった晃が令子のつてでバイトをするようになる。
その他の主な人たち
英次
演 -
鈴木秀一不良グループのリーダー。未記が少年院に入ることになった一年前の暴行事件の相手で一応被害者となる人物。この事件で未記に骨折させられたことを恨みに思っており、復讐するため退院後から時々未記の前に現れてはケンカを吹っかける。とにかくしつこい性格でずる賢く、未記を倒すためなら周りの人を巻き込んでも汚い手を使おうとも何とも思わない。ある時邦男とのことで自暴自棄になったゆきこを連れ去り、未記への復讐の道具として利用する。
不良グループの英次の仲間
演 - りえ(大川陽子)、あっこ(玉木弓子)不良娘たち。
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