ポップ・ロック
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アメリカのポップスは、ペリー・コモのようなクルーナー系の甘い声のポピュラー歌手が象徴的な存在だが、抽象的なロックはロックンロールのような、アフリカ系アメリカ人音楽に影響を受けたジャンルにルーツを持っている。

オースランダーならびにサイモン・フリス(Simon Frith)、グロスバーグといった数人の研究家たちは、ポップ・ミュージックは「本物でない」「シニカル」「俗受けする」「エンタテインメントのありきたりな形式」と言われることが多いが、対照的にロックは、歌手やバンドによる曲作りを重要視した「本物」「真摯」「インストゥルメンタルの名人芸」そして「聴衆とのリアルなつながり」 と言われている、と主張した[5]

サイモン・フリスによる1950年代から1980年代までのポピュラー・ミュージックの歴史分析に、B・J・ムーア=ギルバートが異議を唱えた。ムーア=ギルバートは、フリス(や他の研究家たち)は、1960年代にフォーク志向の音楽が発達した時はそれを「フォーク・ロック」と呼び、1970年代のポップの要素を吹き込まれたスタイルを「ポップ・ロック」と呼んだように、新しいジャンルが出てくるたびにそれを「?ロック」と名付けることで、ポピュラー・ミュージックにおけるロックの役割を強調しすぎている。こうしたアプローチはロックを不公平に頂点に置き、他のどんな影響もロックの中心核に付け足したものにしてしまう、と批判した[6]
主なミュージシャン
前史

エルヴィス・プレスリー[7]

ボビー・ライデル

ファビアン

アネット

1960年代

ビートルズ[注 1]

デイヴ・クラーク・ファイヴ

ゾンビーズ[8]

トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ

アソシエイション

ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ

ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ

ハーパース・ビザール

ヴァン・ダイク・パークス

サークル

1970年代前半



ルー・クリスティ[9]

スリー・ドッグ・ナイト[注 2]

エルトン・ジョン[注 3]

ビージーズ[注 4]

マジック・ランタン[注 5]

バタースコッチ[注 6]

バッド・フィンガー

ラズベリーズ

スレイド



シールズ&クロフツ

ブレッド

10cc

エレクトリック・ライト・オーケストラ

ハリー・ニルソン

カプリコーン

エリック・カルメン

アルバート・ハモンド

ギルバート・オサリバン

ミッシェル・ポルナレフ[注 7]



1970年代後半


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