本作は、一部の作家によってネオ・ノワール映画と評されている[26]。 2004年に続編の『ボーン・スプレマシー』が公開された。
受賞歴
ASCAPアワード Top Box Office Films(2003)受賞
サターンアクション/アドベンチャー/スリラー映画賞(2003)ノミネート
American Choreography Awards (2003)受賞
ゴールデンリール賞(2003)ノミネート
トーラス賞(2003)受賞
備考
原作小説は1988年にもテレビのミニシリーズ『スナイパー/狙撃者』(The Bourne Identity)[27] として映像化されている。監督はロジャー・ヤングで、リチャード・チェンバレンがジェイソン・ボーンを演じた。1990年にテレビ朝日の日曜洋画劇場で『スナイパー/地獄の暗殺者』の題でも放送され、VHS・DVD題は『狙撃者/ボーン・アイデンティティ』である。続編はない。
題名であり主人公の名前でもある「ボーン」(Bourne)は、「小川」を意味する一般的な姓の一つ。「ジェイソン」(Jason)もギリシャ神話の英雄が由来のごく一般的な名の一つである。イニシャルはジェームズ・ボンドと同じ「JB」
主題歌は3部作全て、モービーの「エクストリーム・ウェイズ」を採用している。3作目は新録された「アルティメイタム・ヴァージョン」となっている。
本作をベースに『Robert Ludlum's The Bourne Conspiracy』というタイトルのゲームが製作され、北米でXbox 360とプレイステーション3で発売された。日本でも発売される予定だったが、諸事情により発売中止となっている。
続編
出典^ “The Bourne Identity
^ a b c “The Bourne Identity (2002)”. Box Office Mojo. 2011年5月17日閲覧。
^ ⇒2003年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
^ a b c d 'The Bourne Identity' DVD Commentary Featuring Doug Liman (2003).
^ Michael Fleming (2000年3月9日). “Pitt giving books look for Par & U”. Variety. https://variety.com/2000/film/news/pitt-giving-books-look-for-par-u-1117779297/ 2015年5月25日閲覧。
^ Michael Fleming (1999年6月24日). “Lopez after 'Angel'; Kumble surfs the Web”. Variety. https://variety.com/1999/voices/columns/lopez-after-angel-kumble-surfs-the-web-1117503410/ 2015年5月25日閲覧。
^ “Inside Moves”. Variety. (2000年5月25日). https://variety.com/2000/film/news/inside-moves-187-1117822077/ 2015年5月25日閲覧。
^ Hanrahan, Denise. “Interview with Doug Liman”. BBC.co.uk. 2007年3月14日閲覧。
^ a b 'The Birth of the Bourne Identity' DVD Making of Documentary (2003).