ボーンマス
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また語学学校が多く、主要な語学留学先として多くの留学生が訪れる[17]。
ランドマーク地上から見たボーンマス・アイボーンマス・インターナショナル・センターとボーンマス海洋水族館
ボーンマス桟橋(Bournemouth Pier)
最も有名な観光スポットの一つで、ビーチの中央に位置する。1856年に全長30mの質素な桟橋が設置され、その後度重なる拡張・補強により305mにまで延長されたが、大戦中は敵艦の侵入を防ぐために上部構造を除去されていた。桟橋上にはピア・シアターと呼ばれる劇場があり、レストランやバーも併設されている[8]。
ボーンマス・インターナショナル・センター(Bournemouth International Centre, BIC)
3大政党の党大会が開かれるなど会議場として使用されるほか、コンサート会場としても利用される[18]。
セント・ピーター教会(St Peter's Church)
ボーンマスで最初に建てられた教会で、第一級指定建築物(Grade I listed building)に認定されている[19]。『フランケンシュタイン』の作者として知られるメアリー・シェリーの一族の墓地がある[20]。
ボーンマス・ガーデンズ(Bournemouth Gardens)
街の中心を流れるボーン川に沿って造られたヴィクトリア様式の公園。上流側からアッパー・ガーデンズ、セントラル・ガーデンズ、ローワー・ガーデンズと呼ばれ、川と共にボーンマス桟橋まで続いている[21]。
ボーンマス・アイ(Bournemouth Eye)
ローワー・ガーデンズ内にある、繋留されたヘリウム気球。30人の乗客を乗せて、地上150メートルまで上昇する[22]。
ロイヤル・バース・ホテル(Royal Bath Hotel)
創業1838年のヴィクトリア建築による高級ホテル。プリンス・オブ・ウェールズ(後のエドワード7世)の宿泊より「ロイヤル」を冠する。オスカー・ワイルドや時の首相ベンジャミン・ディズレーリなどの名士も滞在した[23]。
パビリオン・シアター(Pavilion Theatre)
ボーンマス海洋水族館(Oceanarium Bournemouth)
ウォーターフロント・コンプレックス(IMAXシネマ)
750万ポンド(約11億円)を投資し、1999年に海岸通りにオープンした複合娯楽施設。全高19mの高さがパーベック島(Isle of Purbeck)を望む景観を損ねるとして住民や観光客から非難の声が上がり、2005年の調査では「イングランドで最も嫌われている建物」に選出されるという不名誉を被った。これを受けて、当施設は2013年中の取り壊しが決定した。跡地には野外のイベントスペースが新設される予定である[24][25]。
芸術セント・ピーター教会内にあるメアリー・シェリーとその家族の墓
1901年に完成したラッセル=コーツ美術館・博物館(Russell-Cotes Art Gallery & Museum)にはランドシーア、ウィリアム・フリス、ロセッティ、アーサー・ヒューズなどヴィクトリア朝時代の代表的な画家の他、創立者ラッセル=コーツが日本旅行中にコレクションした日本の美術品も展示される[26]。
ボーンマス交響楽団は1893年創立のオーケストラで、ボーンマスの最も有名な文化団体の一つ[27]。現在は本拠地をプールに移している。
『ホビットの冒険』『指輪物語』の著者であるJ・R・R・トールキンは、大学教授を引退後、妻と共にボーンマスに移住し、この地で没している[28]。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンは、この地で代表作『ジキル博士とハイド氏』を著した[17]。
セント・ピーター教会に『フランケンシュタイン』の作者メアリー・シェリーの一族の墓所がある。メアリーは息子が用意したボーンマスの新居に移り住む予定だったが、家の完成前に亡くなってしまった。亡骸は彼女の意向によりセント・ピーター教会の墓地に埋葬され、父ウィリアム・ゴドウィンと母メアリ・ウルストンクラフトの墓、そして夫パーシー・ビッシュ・シェリーの心臓がこの地に移された[20]。
教育ボーンマス大学
とアーツ・ユニバーシティ・ボーンマスという2つの大学があり、いずれもキャンパスは隣町プールにまたがっている。ボーンマス大学はイングランド南部で最も規模の大きい大学の一つとして知られている[29]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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