ボーンマス
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跡地には野外のイベントスペースが新設される予定である[24][25]
芸術セント・ピーター教会内にあるメアリー・シェリーとその家族の墓

1901年に完成したラッセル=コーツ美術館・博物館(Russell-Cotes Art Gallery & Museum)にはランドシーアウィリアム・フリスロセッティアーサー・ヒューズなどヴィクトリア朝時代の代表的な画家の他、創立者ラッセル=コーツが日本旅行中にコレクションした日本の美術品も展示される[26]

ボーンマス交響楽団1893年創立のオーケストラで、ボーンマスの最も有名な文化団体の一つ[27]。現在は本拠地をプールに移している。

ホビットの冒険』『指輪物語』の著者であるJ・R・R・トールキンは、大学教授を引退後、妻と共にボーンマスに移住し、この地で没している[28]

ロバート・ルイス・スティーヴンソンは、この地で代表作『ジキル博士とハイド氏』を著した[17]

セント・ピーター教会に『フランケンシュタイン』の作者メアリー・シェリーの一族の墓所がある。メアリーは息子が用意したボーンマスの新居に移り住む予定だったが、家の完成前に亡くなってしまった。亡骸は彼女の意向によりセント・ピーター教会の墓地に埋葬され、父ウィリアム・ゴドウィンと母メアリ・ウルストンクラフトの墓、そして夫パーシー・ビッシュ・シェリーの心臓がこの地に移された[20]

教育

ボーンマス大学とアーツ・ユニバーシティ・ボーンマスという2つの大学があり、いずれもキャンパスは隣町プールにまたがっている。ボーンマス大学はイングランド南部で最も規模の大きい大学の一つとして知られている[29]。また語学教育が盛んな街としても有名なボーンマスには多数の英語学校があり、留学生の語学研修先としても人気がある[17]
スポーツ

プレミアリーグ所属のAFCボーンマスというフットボールクラブがあり、チェリーズ(Cherrys)の愛称で親しまれる。

ウォータースポーツが盛んで、風の強い日には多くのウィンドサーファーカイトサーファーサーフィンを楽しむ。ボーンマス東部のボスコムにはヨーロッパ初の人工サーフィンリーフが建設されたが、現在安全上の理由により閉鎖されており、改修作業が行われている[30]
交通

中心街から少し離れてボーンマス駅が、街の東部にポークスダウン駅がある。街の西側の住民には隣町プールのブランクサム駅も利用される。ロンドン・ウォータールー駅まで約1時間50分。バスを利用する場合はロンドンまで約2時間30分。

ボーンマス国際空港は中心街から車で20?30分の場所にあり、イギリス国内及びヨーロッパ各国にアクセスが可能(実際にはボーンマスではなく隣町クライストチャーチの外れに位置する)。
関係者
ボーンマス出身の著名人

アレックス・ジェームス ミュージシャン、ブラーベーシスト

マイケル・ジャイルズ ミュージシャン、キング・クリムゾンの初代ドラマー

チャールズ・ヒューバート・パリー 作曲家

サイモン・プレストン オルガニスト指揮者、作曲家

バージニア・ウェード 女子テニス選手

ジャネット・モンゴメリー 女優

バリー・ギルバート 電子工学者

ジョー・アームストロング 計算機科学者、Erlangの共同設計者

居住その他ゆかりある人物

クリスチャン・ベール 俳優

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ネタニヤイスラエル


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