撮影は2016年8月に開始し、ヨーテボリ、プラハ、ロンドン、モナコで行われた[5]。ボルグが子供時代を過ごし、テニスを始めた場所でもあるセーデルテリエでも撮影が行われた[11]。 また、ヨーテボリのスタジオでブロードウェイ・シアターのStudio 54
が再現された[16]。プラハのシュトヴァニツェ(英語版)のテニス競技場は、ウィンブルドンのセンターコートに見立てられ、1980年ウィンブルドン選手権の決勝戦のシーンが撮影された[9]。グドナソンは「更衣室からセンターコートと見紛う場所へ、何百人ものエキストラの前を私とシャイアが歩いたとき、巨大な真実味を感じた」と語った[9][2]。同年10月、スヴェリル・グドナソンとシャイア・ラブーフがそれぞれビヨン・ボルグとジョン・マッケンローを演じている写真が初公開された[19][20]。 本作は、2017年9月のスウェーデンでの劇場公開と併行して、第42回トロント国際映画祭のオープニングを飾った。イギリスでは9月22日に公開、アメリカでは2018年4月13日に公開された[5][21]。 映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには147件のレビューがあり、批評家支持率は84%、平均点は10点満点で6.5点、批評家の一致した見解は「『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』は、テニスをありえないほど映画的にし、シャイア・ラブーフから疑う余地のない最高のものを引き出し、彼のキャリアで最高レベルの作品となっている。」となっている[22]。また、Metacriticには30件のレビューがあり、加重平均値は63/100となっている[23]。 賞授賞式カテゴリー対象結果出典
公開
評価
批評家の反応
受賞
カメリメージ国際映画祭
第53回ゴールデン・ビートル賞2018年1月22日作品賞ジョン・ノーステッド、フレドリック・ウィクストレーム・ニカストロ(英語版)(製作)ノミネート[25][26]
監督賞ヤヌス・メッツ(英語版)ノミネート
主演男優賞スヴェリル・グドナソンノミネート
助演男優賞シャイア・ラブーフノミネート
ステラン・スカルスガルド受賞
編集賞ペア・サンドホルト、ペア・キルケゴールノミネート
衣装デザイン賞キッキ・イライダーノミネート
作曲賞ジョナス・ストラック、ジョン・エクストランド(英語版)、ヴラディスラフ・ディレイ(英語版)ノミネート
美術賞リナ・ノルドキヴィストノミネート
視覚効果賞トージェン・オルソン、アレックス・ハンソン受賞
ノーデリック映画祭2017年11月12日観客賞『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』受賞[27]
脚注^ “ ⇒Borg/McEnroe” (フィンランド語). Films. Finnish Film Foundation. 2017年10月18日閲覧。
^ a b c “ ⇒"Borg" vacker nytt liv i tidernas tennisdrama” (スウェーデン語). Dagens Nyheter (2016年9月22日). 2016年10月9日閲覧。
^ “Borg vs McEnroe (2017)”. The Numbers. 2018年6月6日閲覧。
^ Debruge, Peter (2017年9月7日). “Toronto Film Review: Shia LaBeouf in ‘Borg McEnroe’”. Variety (Penske Business Media). https://variety.com/2017/film/reviews/borg-mcenroe-review-shia-labeouf-1202550841/ 2017年9月8日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l m n “ ⇒Shia LaBeouf-starrer 'Borg/McEnroe' begins shoot”. Screen Daily. Screen International (2016年8月16日). 2016年10月7日閲覧。