ボヘミアン・ラプソディ_(映画)
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

8月30日にはポール・プレンター役のアレン・リーチ[16]、9月6日にはメアリー・オースティン役のルーシー・ボイントンが追加キャストとして発表された[13]
撮影

プリプロダクションが2017年7月から、主要撮影が9月からそれぞれロンドンで開始され[32]、9月7日からはボービンドン空軍基地で、クライマックスシーンでもある旧ウェンブリー・スタジアムでの「ライヴエイド」のシーン撮影が行われた[33]。より精巧なステージのレプリカを制作するため、クイーンのアーキビストも担当していたグレッグ・ブルックスが監修を行い、細かな小道具なども再現された[34][35]

マレックはフレディ役のオファーを受けた際、クイーンについてそれほど知識を持っていなかったが、演じる上での「フレディの喋り方の習得」「特徴的な出っ歯を表現するため義歯を使用」「ムーブメントコーチと協力した激しいセッション」などを経て、役を構築していった[36][37]。劇中の歌唱シーンは、原則的にフレディが実際に歌った音源を流用しているが、一部はマレック自身が担当したほか、クイーンの公式コピーバンドである「クイーン・エクストラヴァガンザ」のボーカルオーディションで優勝し、同バンドでもボーカルを務めるマーク・マーテルが歌唱したものも使われた[36][37]。ただし歌唱や楽器演奏自体は当て振りや口パクではなく、各自が実際に演奏できるよう練習をした上で撮影に臨んだことが明かされている[38]

2017年12月1日、『ハリウッド・リポーター』は「シンガーが感謝祭休暇後にも現場へ復帰せず、撮影監督のニュートン・トーマス・サイジェルが代行を続けていたため、20世紀フォックスが撮影を中断。監督交代を検討し始めている」ことを報じる[39]。不在理由は「本人及び家族の健康問題」とリリースされたが[40]、その一方でマレックやスタッフたちとシンガーの間にある悶着も明かされた[41]。2017年12月4日には撮影終了2週間前ながらシンガーが解雇され[42]、20世紀フォックスはシンガーが運営・所属するバッド・ハット・ハリー・プロダクションズ(英語版)とも契約を解消。12月6日には代理としてフレッチャーの再起用を発表し[43]、12月15日に撮影が再開された[44]
監督クレジット

全米監督協会(DGA)の規定によると、映画にクレジットされる監督は1人だけであり、DGAが決定権を持っている[45][46]。2018年6月に、シンガーが監督としてクレジットされる旨、プロデューサーのキングにより発表された[1][47]
音楽詳細は「ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック)」を参照

公式サウンドトラックは従来のヒット曲に加えて11トラックの未公開音源(1985年7月のライヴエイドからの5トラックを含む)が収録され、ハリウッド・レコードよりCD、カセット、デジタル版が2018年10月19日、LP版が2019年3月に発売された[48][49][50]
公開

アメリカ合衆国では2018年11月2日、イギリスでは2018年10月24日に20世紀フォックス配給で封切られる[51]

韓国、スイス、トルコなどでは、50日以上となる延長上映が続き、全世界的に歴代最長期間で上映され、イギリス、アメリカ、フランスでも再上映が決定する[52]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:213 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef