リングは正方形で、原則として1辺(ロープの内側)が18フィート(5.47メートル)以上24フィート(7.31メートル)以内とされている[4]。
選手の服装
アマチュア2021年東京五輪におけるアマチュア・ボクシング
アマチュアボクシングでは、選手はトランクス、ランニングシャツ(女子はTシャツまたはノースリーブシャツ)、シューズ、グローブを着用する。男性シニアの場合、ヘッドギアの着用は2013年より禁止されており[5]、プロボクシング同様、選手は頭部を露出した状態で試合を行う。グローブの重さはシニア(18歳以上)の選手は全階級を通じて10オンス、ジュニア(高校生)はライトウェルター級までの選手は10オンス、ウェルター級以上の選手は12オンスである。負傷防止のためマウスピースとファウルカップを着用する。 男子のプロボクサーは原則的に上半身裸で対戦し、ランニングシャツの着用は認められていない。 近代ボクシングが発祥したイギリスはヤード・ポンド法を用いることからボクシングの階級もポンドによるため、キログラムでは中途半端な数字だが、アマチュアの階級はキログラムを単位として区分されている。 本体級よりやや軽い級に「ライト」、やや重い級に「スーパー」が添えられて呼ばれるものもある。 国際ボクシング連盟が定める階級は以下の通り(AIBA Technical and Competition rules(PDF) 年齢:Elite(19歳以上40歳以下) Youth(17歳および18歳) Junior(15歳および16歳) 体重: 階級名称男子Elite Youth女子Elite Youth男女Junior 階級名称体重(男子)体重(女子)備考 プロボクシングにおける階級は、以下の通り。以前は、日本ボクシングコミッションでは「ジュニア○○○級」の呼称を採用していたが、1998年5月1日に世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)とでルールが統合され、両団体で異なっていた呼称も「スーパー○○○級」に一本化されたため、同時に日本ボクシングコミッションでも「スーパー○○○級」に呼称が変更された。
プロ
技術詳細は「ボクシングの技術」を参照
階級
アマチュア
スーパーヘビー級91kg超------
ヘビー級81kg超 91kgまで81kg超80kg超
ライトヘビー級75kg超 81kgまで75kg超 81kgまで75kg超 80kgまで
ミドル級69kg超 75kgまで69kg超 75kgまで70kg超 75kgまで
ライトミドル級------66kg超 70kgまで
ウェルター級64kg超 69kgまで64kg超 69kgまで63kg超 66kgまで
ライトウェルター級60kg超 64kgまで60kg超 64kgまで60kg超 63kgまで
ライト級56kg超 60kgまで57kg超 60kgまで57kg超 60kgまで
フェザー級---54kg超 57kgまで54kg超 57kgまで
バンタム級52kg超 56kgまで51kg超 54kgまで52kg超 54kgまで
ライトバンタム級------50kg超 52kgまで
フライ級49kg超 52kgまで48kg超 51kgまで48kg超 50kgまで
ライトフライ級49kgまで48kgまで46kgまで
(参考)国内大会での階級
スーパーヘビー級91kg超(設定なし)
ヘビー級81kg超 91kgまで80kg超 86kgまで
ライトヘビー級75kg超 81kgまで75kg超 80kgまで
ミドル級69kg超 75kgまで70kg超 75kgまで
ライトミドル級(設定なし)66kg超 70kgまで
ウェルター級64kg超 69kgまで64kg超 66kgまで
ライトウェルター級60kg超 64kgまで60kg超 63kgまで
ライト級57kg超 60kgまで
フェザー級(設定なし)54kg超 57kgまで
バンタム級52kg超 56kgまで52kg超 54kgまで
フライ級49kg超 52kgまで
ライトフライ級46kg超 49kgまで
ピン級42kg超 46kgまでジュニア(高校生)のみ
プロ
Size:144 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef