賞及び賞品
作品が採用された投稿者には「ボキャ天小座布団」が贈られる。タイトルを「タモリのゴキブリ天国」と間違えて弁当を届けた弁当配送業者にも小座布団が贈られた他、「ボキャブラゼミ」のコーナー冒頭に流れるセミの鳴き声が映像に映っているセミの種類とは別の種類のものである事を指摘した投書にも「面白いから」との理由で小座布団が贈られたことがある。
また以下のような賞があり、毎週それぞれ1作品ずつ選ばれ、副賞が贈られたが、まれに該当無し、又は2作品選ばれることがあった。
ボキャブラ賞その週の最優秀作品
ボキャブラ天国時代…賞金5万円+二股スタンドトロフィー(トロフィーの台座の上に、電球つき二股ソケットが付いた物)
SUPERボキャブラ天国時代(1994年4月13日?1995年9月20日)…末広がりの賞金8万円(フジテレビ系が関東地区や近畿地区では8チャンネルであることに由来)
同(1995年10月18日?1996年8月14日)…末広がりの賞金8万円+ボキャ天大座布団「雅」
同(1996年8月21日?9月18日)…末広がりの(小島は、「イチかバチかの」と称している)賞金18万円+ボキャ天大座布団「雅」
大ザブ賞その週の次点作品
ボキャブラ天国・SUPERボキャブラ天国時代共通…「ボキャ天大座布団」(ただし、1996年8月21日?9月18日は末広がりの賞金8万円が追加された)
LOVEザブ賞「SUPERボキャブラ天国時代」のコーナー「大人のボキャ天」、「いけないボキャ天」、「ピンクのボキャ天」、「夜のボキャ天」内の最優秀作品(「普通作品」の中からも選ばれることがあった)
1994年4月13日?1995年9月20日 - 「ボキャ天ラブ座布団」(細長いクッション)
1995年10月18日?1996年8月14日 - 「ボキャ天桃色ラブ座布団」(細長いクッションのピンクバージョン)
1996年8月21日?1996年9月18日 - 「ボキャ天桃色ラブ座布団」+末広がりの賞金8万円
ボキャブラ賞の選定はタモリとパネリストの合議によって決められ、観客の拍手はあまり考慮されない。ただし1度だけ、ボキャブラ賞に決まりかけた作品に対して観客からブーイングが上がり、別の作品がボキャブラ賞になったことがある。しかし、その週の雰囲気によってボキャブラ賞に選ばれた作品が翌週(冒頭に前回のボキャブラ賞作品が紹介される)では全く受けないことがしばしばあり、ボキャブラ賞に選ばれるには単に面白い作品というだけでなく運も必要とされた。
小座布団、大座布団は「初代」で贈られたものと「SUPER」で贈られたものはほぼ同じデザインだが、「SUPER」以降は番組ロゴの変更により座布団に刺繍された「天国」の文字の上に天使の輪の刺繍が付け加えられた。
スペシャル番組
半年に1度、過去のノミネート作品から優れたものを選ぶスペシャル番組が放送された。これにより上・下半期の大賞に選ばれた作品には以下の商品がそれぞれ贈られた。
ボキャブラ大賞 - 「ボキャ天美麗掛け布団」(途中から、安眠枕「夢」も付けられた)
LOVEザブ大賞 - 「ボキャ天超ロングラブ座布団」(通常のLOVE座布団よりも長い)
また、初代の最初のスペシャル放送のみボキャブラ・マトリックスの座標は20段階となっていた。また、年末スペシャルは「有名人ボキャブラ大賞」が放送された。以下の2部門があり、それぞれ1名ずつ選ばれ、副賞が贈られた。
作品賞グランプリ - スペシャルの出演者が考えた、新作ボキャブラ作品を品評する。
1994年・1995年共通「ボキャ天美麗掛け布団」(1995年には「誉」が付くが同じである)
主演賞グランプリ - 有名人の出演したボキャブラ作品のVTRから選考。授賞対象はVTRに出演した有名人。
1994年「ボキャ天大座布団」(5枚組セット)
1995年「ボキャ天大座布団『雅』」(5枚組セット)
有名人ボキャブラ大賞の受賞者は次の通り。
1994年
作品賞 小島奈津子
主演賞 川合俊一
1995年
作品賞 赤坂泰彦
主演賞 蛭子能収
「超」から「家族そろって」
若手芸人(番組では“キャブラー”と呼称。)によるネタとボキャブラを組み合わせた作品をランキング形式で評価する。
「超」より、評価に「中玉」が加わる。「大玉=3点」「中玉=2点」「小玉=1点」、パネリスト10人で30点満点(ただし、「超」初期は、中玉→大玉、大玉→超大玉と呼称していた)。
この評価方法にてキャブラーのネタを審査し、毎週ランキングを決定する(同点の場合は前回順位の上位が優先される)。
ランキングは1位から10位までの「メジャー」と11位以下の「チャレンジャー」に分けられる。
それぞれの扱いには差が設けられている。
メジャーはスタジオにいるのに対し、チャレンジャーはスタジオの外で待機させられる(続以降はカメラがハンディカム1台のみ)。
「新」以降は面白くなかったネタは容赦無くカット(オチの部分のみ放送。たまにメジャーにいるキャブラーもカットされる場合もある)される。
別々にランキングが決められる。
またメジャー下位とチャレンジャー上位との入れ替え戦制度があり、その成績によって昇降格が行われた。
後に自動昇降格と入れ替え戦の併用や、自動昇降格のみの制度となった。
なお、メジャー・チャレンジャー問わず30点満点を獲得した場合は「〇に満」と書かれた「満点座布団『満ザブ』」を獲得できた。
なお「超」の一回目では、ヒットパレード時代の成績を考慮し、暫定順位を付けてのスタートとなった。
順位キャブラー
1位爆笑問題
2位BOOMER
3位ネプチューン
4位男同志
5位金谷ヒデユキ
6位つぶやきシロー
7位X-GUN
8位海砂利水魚
9位Take2
10位アニマル梯団
前半下位7組披露・チャレンジャー登場・入れ替え戦
前回の10位?4位のネタ披露後、チャレンジャーのネタが披露される。
1996年10月16日から12月4日まで
10位?8位の組は入れ替え戦に回る。
チャレンジャーは審査員の合議によりランク付けされトップ3[注 14] を加えた6組の新しい作品を評価し、得点上位3組がメジャーに昇格。
同年12月11日から1997年12月16日まで
10位と9位の組は入れ替え戦に回る。
審査員の合議で選出されたチャレンジャー3組を加えた5組の新しい作品を評価し、得点上位2組がメジャーに昇格。
また、入れ替え戦3位の組は、4?8位の中からヒロミの投げるご指名ダーツで当たった順位のキャブラーとの対決に回る。
ご指名された側は新しい作品で評価し、ご指名の作品が入れ替え戦3位の得点より下回ったらチャレンジャーに降格となり、入れ替え戦3位は昇格となる。例 / 入れ替え戦3位がメジャー10位となり、ご指名で負け、空席となった順位より下位の組は繰り上げになる。
ご指名の作品が上回った場合(同点含む)は順位と得点はそのまま維持される。
なお、ご指名ダーツはランクが下位ほどエリアが広くなっている。
ヒロミが宣言したキャブラーの順位に、狙い通り矢が刺さることも多かった。
確率は低いが、暫定4位の状態でもご指名される可能性はある。なぜなら新ネタで点数比較されるため、たとえ本番でキング(1位)が確実な得点を獲得していたとしても、チャレンジャーに落ちてしまう可能性もあった。