ホノルル
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観測史上の最高・最低気温は、それぞれ 35 °C (1994 年 9 月 19 日および 2019 年 3 月 31 日)・11 °C (1902 年 2 月 16 日および 1969 年 1 月 20 日)である[3]。高温で比較的湿度が高いために、ホノルルは熱帯気候であると言われることもあるが、ケッペン気候区分による分類を厳密に適用すると、降水量(年平均降水量は 400 mm 程度)の少なさゆえに熱帯気候とはならない。

降水は主に 10 月から 4 月に生じ、夏季の総降水量は極めて少ない。一方で、降水日数は同程度である。これは、夏季に弱いにわか雨が卓越することに起因する。緯度帯としては熱帯に位置するが、ハリケーンの襲来は極めて稀である。

ホノルル(ホノルル国際空港)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)31
(88)31
(88)32
(89)33
(91)34
(93)33
(92)34
(94)34
(93)35
(95)34
(94)34
(93)32
(89)35
(95)
平均最高気温 °C (°F)26.9
(80.4)27.1
(80.7)27.6
(81.7)28.4
(83.1)29.4
(84.9)30.5
(86.9)31
(87.8)31.6
(88.9)31.6
(88.9)30.7
(87.2)29.1
(84.3)27.6
(81.7)29.29
(84.71)
日平均気温 °C (°F)22.8
(73.0)22.8
(73.0)23.5
(74.3)24.2
(75.6)26.2
(79.2)26.4
(79.5)27.1
(80.8)27.7
(81.8)27.5
(81.5)26.8
(80.2)25.4
(77.7)23.8
(74.8)25.35
(77.62)
平均最低気温 °C (°F)18.7
(65.7)18.6
(65.4)19.4
(66.9)20.1
(68.2)20.9
(69.6)22.3
(72.1)23.2
(73.8)23.7
(74.7)23.4
(74.2)22.9
(73.2)21.7
(71.1)19.9
(67.8)21.23
(70.23)
最低気温記録 °C (°F)11
(52)12
(53)13
(55)13
(56)16
(60)18
(65)19
(66)19
(67)19
(66)16
(61)14
(57)12
(54)11
(52)
雨量 mm (inch)69.3
(2.73)59.7
(2.35)48
(1.89)28.2
(1.11)19.8
(0.78)10.9
(0.43)12.7
(0.50)11.7
(0.46)18.8
(0.74)55.4
(2.18)57.7
(2.27)72.4
(2.85)464.6
(18.29)
平均降雨日数 (?0.01 in)8.87.99.08.67.35.87.25.46.97.39.19.793
平均月間日照時間213.9214.7260.4252.0282.1285.0306.9303.8279.0244.9201.0198.43,042.1
出典1:NOAA (normals, 1971?2000) [4]
出典2:HKO (sun, 1961?1990) [5]

市内の各地域アロハタワーワイキキから見たダイヤモンドヘッドワイキキのカラカウア大通り
ダウンタウン(Downtown)
ホノルル港に隣接したこの地域はハワイ州のビジネスと政治の中心地である。その海岸地区にはハワイ州の中で長年高いビルであったアロハタワー(Aloha Tower)がある。現在一番高いビルはキングとビショップ通りにある高さ137mのファースト・ハワイアン・センター(First Hawaiian Center)である。ダウンタウンの東側はハワイ王朝時代からの歴史的な中心地である「ハワイ州都歴史地区」で、ハワイ州議会議事堂、イオラニ宮殿、 ホノルル市庁舎、カワイアハオ教会およびカメハメハ大王銅像などは、いくつかの政府ビルと共にこの地域のおもな施設である。
カカアコ(Kaka‘ako)
大規模な再開発を行うダウンタウンとワイキキの間にある準工業地区である。ここにはビクトリア・ワード(Victoria Ward)社の運営によるワードウェアハウス(Ward Warehouse)、ワードセンター(Ward Centre)、ワード・エンターテイメント・センター(Ward Entertainment Centre)がある。いくつかの他の再開発プロジェクトはハワイ大学のメディカルスクールを含むよう計画されている。
ワイキキ(Waikiki)
アラワイ運河と太平洋の間にあるホノルルの有名な観光地である。一般的には、南はママラ湾に面したフォート・デルッシー・ビーチ、ワイキキ・ビーチ、クヒオ・ビーチ、カピオラニ・ビーチ・パーク、サン・スーシ・ビーチなどのビーチエリア、西と北はアラワイ運河に挟まれ、東はダイヤモンドヘッドふもとのカイマナ・ビーチまでの地域を指す。多数のホテル、お店、そしてナイトライフはカラカウアとクヒオ通り沿いにある。世界的に有名なワイキキビーチをはじめとするビーチエリアは1千万人の訪問者を引きつけている。オアフ島の大多数のホテルはワイキキに位置している。
アラモアナ(Ala Moana)
ワイキキの西側のアラモアナには世界最大のオープンエア・ショッピングセンターであるアラモアナセンターウォルマートなどの大規模商業施設がある。
マノア(M?noa)とマキキ(Makiki)
ダウンタウンとワイキキの内陸部に隣接する谷間に位置する居住地域である。マノアヴァレーにはハワイ大学のメインキャンパスがある他、バラク・オバマ大統領の出身校であるプナホウスクール(高等学校)がある。
パロロ(Palolo)とカイムキ(Kaimuk?)
ダイヤモンド・ヘッドから内陸、マノアとマキキの東に隣接する。
ワイアラエ(Wai‘alae)とカハラ(K?hala)
多くの豪邸があるダイヤモンド・ヘッドの東のふもとにある高級住宅街である。またこれらの近隣には有名なゴルフトーナメント(スポンサーによって名称が変わり、現在はソニーオープン・イン・ハワイ)が開かれるワイアラエ・カントリー・クラブ(the Wai‘alae Country Club)と元カハラ・ヒルトンであったザ・カハラ・ホテル&リゾート(the K?hala Hotel & Resort)がある。
東ホノルル
アイナハイナ(?ina Haina)、ニウ・ヴァレー(Niu Valley)、ハワイカイ(Hawai‘i Kai)の居住コミュニティーを含む。これらは中流階級以上である。
ヌウアヌ(Nu‘uanu)とパウオア(Pauoa)
ダウンタウンホノルルの内陸部に位置する中流階級以上の居住地域である。国立太平洋記念墓地(The National Memorial Cemetery of the Pacific)がある。
カリヒ(Kalihi)とパラマ(Palama)
多くの政府の住居が開発された労働者階級の隣接地である。太平洋方向のLower Kalihiは準工業地域である。
ソルトレイク(Salt Lake)とアリアマヌ(?liamanu)
ホノルル国際空港から遠くなく、ホノルルの西方外れ地区であるためtuff conesの消滅により建設された住居地域である。
モアナルア(Moanalua)
ホノルルの西方外れにある谷とトリプラー陸軍病院の2つの地域である。
人口動勢

2000年現在の国勢調査[6]で、この都市は371,657人、140,337世帯および87,429家族が暮らしている。


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