ホス
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初登場した『新たなる希望』ではタトゥイーンの撮影はチュニジアで行われたが、次に登場した『ジェダイの帰還』ではアメリカソノラ砂漠イエローストーン国立公園でロケーションが行われた。しかし、新三部作では再びチュニジアでロケーションが行われた。チュニジアにはマトマタなど撮影に使われた建物が残っている所がある。また、R2-D2がジャワに捕まった渓谷はスター・ウォーズ渓谷と呼ばれている。35ABY、ルークからジェダイの訓練を受けファースト・オーダーとレジスタンスの戦争を生き延びたレイが、彼と妹レイアのライトセーバーを携えてラーズ農場跡を訪れた。惑星の名は、ロケ地となったマトマタ近郊の町「タタウィーン(Tataouine)」に因むとされる。タトゥ星系
デス・スター(宇宙ステーション・宇宙要塞)
登場作品:『シスの復讐』『新たなる希望』『ローグ・ワンコルサント
コルサント(Coruscant
登場作品:『ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』『ジェダイの帰還(復讐)』『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』、小説『偽りの仮面』『闇の狩人』『陥落』『魔都潜入』『反逆者』銀河共和国および銀河帝国の首都惑星(新共和国の首都惑星は輪番制)。コアワールドのコルスカ宙域(Corusca sector)のコルサント星系に属し、スター・ウォーズ世界の銀河系のほぼ中心に位置する。コルサント・プライムという恒星を公転している惑星であり[4]、惑星の直系は12,240キロメートルで、惑星全体がギャラクティック・シティ(帝国時代にはインペリアル・センター)という名の単一都市(エキュメノポリス)を形成している[8]。太古に存在した自然の山や海は何千年にわたる開発の中で破壊された[4]。唯一の例外として大広場のモニュメント・プラザ(Monument Plaza)に惑星に残る最後の山であるマナライ山脈(Manarai range)の最高峰ウマテ(Umate)が存在する[9]。地上から数えて階層に区分されており、最高層は5127階層(Level 5127)であり、超高層ビルはその上にそびえたっており、この階層がギャラクティックシティを構成していた[4]。その下に存在する階層はアンダー・ワールド(Underworld)と呼ばれる[8]。地表の構造物が日光を遮っているため、人口照明の光しか存在しない暗闇の空間であり、上層住民は濾過された空気を吸っていたものの、下層住民は都市拡張の中で有毒化した空気にさらされることも多かった[9]。最下層である1階層(Level 1)は居住に適さない環境となって廃棄されており、知られている限り最低の居住可能の階層は5階層(Level 5)からである[10]。階層の行き来はポータル(portal)と呼ばれる乗り物が利用されている。人間種族の母星(Homeworld)と考えられている惑星である。コルサントの人間種族はやがて宇宙に進出して他惑星に植民するようになり、ハイパースペースルートを確立することでその範囲を全銀河へ広げ、コルサントはその文明の政治的・文化的中心地となった[4]。コルサントの公転軌道は太陽(コルサント・プライム)から離れているため、赤道付近を除くと人間が快適に生活可能な気温を保つことができない。そこで共和国政府は軌道上に巨大なミラーを設置し、収束させた太陽光を地表に投射することで、地上を暖めている。都市で消費される生活用水もこれらのミラーで両極の氷を融解させることによって作り出され、地上を走る網の目状のパイプラインによって惑星中に供給されている。人口は公式記録でも1兆人以上であり、アンダーワールドの下層は広大なスラム街となっており実際はそれ以上と推定されている。人口の68%が人間だと考えられている[9]。旧共和国・帝国時代を通して政治・経済の中心地であり、共和国時代には元老院ホールや共和国行政府ビル、ジェダイ聖堂などが立地した。帝国時代には「インペリアル・センター」と改名された。皇帝パルパティーンはオーダー66発動後に放棄されていたジェダイ聖堂を改装して、新たにインペリアル・パレスとして自らの居城にしている。『スター・ウォーズシリーズ』の世界における暦は、1年をコルサントの自転・公転周期である368日と定めている(扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座』58ページによると、24時間で1日、5日で1週間、7週間で1ヶ月。この10ヶ月に3週間と3日の休日を加えて368日で1年)。また、銀河共和国の首都惑星であるため、座標も(0,0,0)に設定されている[4]コルサント星系インペリアル・シティ (Imperial City)コルサント(インペリアル・センター)の中心都市。『シスの復讐』における銀河帝国の成立後に、旧共和国時代の名称ギャラクティック・シティから改称された地名である(また同時期にコルサントもインペリアル・センターと改称された)。帝国時代には、パルパティーン皇帝の居城であるインペリアル・パレスや、帝国の立法機関である帝国元老院などが置かれていた。また帝国時代の末期には、人間以外の種族の立ち入りが一切禁止されていた。このことから人間以外の種族は、主に側近や使用人として人間の主人に同行する場合にのみ立ち入りを許された。帝国時代モニュメントプラザには巨大な皇帝パルパティーン像が建立されていたが、エンドアの戦い後、皇帝が死んだことを知った民衆はモニュメント・プラザに押し寄せ、治安維持にあたるストームトルーパーを圧倒して皇帝像を引き倒し、勝利を祝う花火を打ち上げた。その様子はエピソード6の特別編の追加シーンで描写された。エンドアの戦い後に帝国は複数の残存勢力へと分裂。その後、反乱同盟軍は新共和国の建国を宣言するが、新共和国は投票によって選ばれた惑星を首都とする新制度を採用。コルサントに置かれていた首都機能は、最初の新共和国首都として選ばれた惑星シャンドリラへと移転された。非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品では、インペリアル・センターで最も高い建物はインペリアル・パレスであり、かつてのプレジデンタル・パレスなど、旧共和国のいくつかの建造物を統合・改修して建設され、高さ3000mを誇る。前述の皇帝像もインペリアル・パレスの正面に設置されていた(正史における帝国時代にもインペリアル・パレスと呼ばれる皇帝の居城が存在しているが、先述の通りレジェンズにおけるそれとは大きく異なる)。また、インペリアル・シティは皇帝の死後も3年間にわたって帝国の首都として機能し続けた。 新共和国(反乱同盟軍)によって解放されたインペリアル・シティは、その後は新共和国の首都として機能し始める。新共和国はインペリアル・パレスに暫定評議会の本部を、続いて新共和国元老院を置いた他、帝国時代と同様にインペリアル・シティを国家の中枢と位置づけた。旧三部作では、もともと小説版・映画を含めて実際にコルサント=インペリアル・シティは登場しなかったが、『ジェダイの帰還』の特別篇において、初めてCGで作られたコルサントが登場する。
カミーノ (Kamino)
登場作品:『クローンの攻撃』外銀河のカミーノ星系に位置し、データもジェダイ公文書館から何者かによって消去されており、この星のことを知る者はあまりいない。カミーノはかつて内陸部の巨大な氷棚を融解させた惑星規模の温暖化を経験しており、その結果、大規模な海面上昇によって海洋面積が拡大し、惑星上の全大陸が水没した
海洋惑星である。原住民のカミーノアンたちは、支柱を大陸棚に固定した大嵐にも耐えうる堅牢で近代的な海上都市に暮らしている。カミーノアンは、独自の高度なクローニング技術を主産業としており、首都のティポカ・シティにはクローン・トルーパーを製造した、大規模なクローニング施設が立地する。そのためクローン大戦中には独立星系連合軍からの攻撃を受けた(カミーノの戦い第2次カミーノの戦い)。その後、クローン戦争は終結するも、銀河帝国樹立直後にクローン・トルーパーの製造は全面中止され、クローニング施設は帝国艦隊による軌道爆撃により破壊された。
ジオノーシス(Geonosis)
登場作品:『クローンの攻撃』アウター・リムのアケニス宙域のジオノーシス星系に属する惑星
[8]。惑星タトゥイーンからは1パーセクと比較的近い距離にある。衛星の代わりに土星のような輪を持つ。地表は、火星のように海洋は存在せず、ほとんどは岩と砂漠に覆われている砂漠惑星。気温は比較的高いが気流の流れが良く、地表や地下では生物が存在できる環境にある。惑星の住民ジオノーシアンは背中に羽を生やした昆虫型のエイリアン種族。文化は原始的だが共和国との交流の中で豊富な鉱物資源を活用する技術力を得た。建物の下層部には、巨大なバトル・ドロイド製造工場を有しており、ここで製造したドロイド兵団をナブー危機以降、軍縮を余儀なくされた通商連合など、軍事力を欲している勢力と非合法的な取引をすることで財を成している(ドロイドのボディーの原料となる鉱石が、この惑星特有の赤茶けた色のため、旧来使用されていた物と比べ、赤みを帯びた濃い色をしているのはそのためである)。銀河各地の製造業には多くのジオノーシアン技術者の姿を見ることができる。その技術力の高さを示すのが、一族の長ポグル・ザ・レッサー大公が分離主義勢力のリーダー、ドゥークー伯爵に託した新しい巨大兵器の設計図。後の世の銀河帝国時代、銀河全域を恐怖に陥れた超巨大ステーション、デス・スターはこのジオノーシスの技術に基づいて建造されている。この惑星で、共和国の歴史に残る『クローン大戦』の初戦ともいえるジオノーシスの戦いが勃発した。そしてクローン大戦の終盤になるとウィルハフ・ターキンの指揮の下、この惑星の軌道上でデス・スターの建造が開始されることとなる。そしてハイパードライブの設置を完了したデス・スターが他の星系に移送された後、この惑星に住むジオノーシアンの大半は帝国軍によって虐殺された。そのため、ヤヴィンの戦いの数年前には軌道上からのスキャンでは、生命反応を感知する事ができないほどに人口が激減している。
ウータパウ (Utapau)
登場作品:『シスの復讐』アウター・リムのタラバ宙域のウータパウ星系に属する惑星で、クローン大戦のおよそ6万年前に、原始的な星間文明を発達させた、歴史の古い惑星である。交易の拠点となる惑星から遠く離れており、銀河系の様々な出来事から距離をおく外交政策を実施している為、政治的、経済的にも孤立した惑星である。惑星の地表は極度に乾燥しており、一面に砂礫の多い荒野が広がっている。一方、地中には惑星全体に海洋が広がっており、9つの衛星の引力によって潮の満ち引きが起きている。その影響で、潮流が地殻を侵食し頻繁な地震を発生させている。この為地表のあちこちに地中の海へと続く巨大な縦穴が点在しており、それらの縦穴を結ぶ洞窟も無数に存在する。都市の大半はこうした縦穴に造られており、そうした都市の1つであるパウ・シティには宇宙港が設置されている。クローン大戦の際には独立星系連合軍が進駐し一大拠点を築いていたが、
グリーヴァス将軍を追跡していたオビ=ワン・ケノービがクローン・トルーパーの部隊を連れて奇襲し、結果グリーヴァス将軍は討ち取られた(ウータパウの戦い)。
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