トレード・ペーパーバック(Trade paperback)とは、中・大型のペーパーバック。アメリカでは定義が曖昧で、おおむね5-1/2インチ×8-1/2インチ(約140mm×216mm)から6インチ×9インチ(約152mm×229mm)までの判型の本を指す。イギリスではC-formatと呼ばれる、ハードカバーと同判型の135mm×216mmのペーパーバックを指す[2]。
ハードカバー(トレードブック)のソフトカバー版で、書き下ろしが多い。通常、ハードカバーより安価で、マスマーケット・ペーパーバックより高価である。
1950年代に始まった。ダブルデイのアンカー・ブックスが有名。ペーパーバックが一般的な小売書店で売られる契機となった[3]。 イギリスの判型で、130mm×198mmと、A-formatとC-formatの中間のサイズ。インチ換算で約5.12インチ×7.8インチであり、アメリカではトレード・ペーパーバックと見なされる[2]。
B-format
脚注^ 日本経済新聞 2015年4月12日 朝刊 読書面
^ a b c “Why size matters
^ a b 『アメリカの出版・書店』
参考文献
金平聖之助『アメリカの出版・書店』1992年 ISBN 978-4893862303
ピート・スフリューデルス『ペーパーバック大全 USA 1939‐1959』1992年 ISBN 978-4794960726
関連項目
エアポート・ノヴェル
ムック (出版)
典拠管理データベース: 国立図書館