便宜的には、次の3種類に分けられる[2]。 音階使用範囲(日本)使用範囲(日本以外)
全音階的五音音階(無半音的五音音階):最も一般的な5音音階であり、3つの全音程と2つの短3度によってできる。世界の五音音階の大部分がこれに含まれる。
半音的五音音階:5音音階の中で半音を含むもので、半音程の位置は様々であるが、長3度音程と隣り合う位置に置かれることが多い。主に、日本、朝鮮、インド、インドネシア等にある。
この他に、インドネシア(ジャワ島・バリ島)やウガンダ(ブガンダ王国の伝統音楽)などには1オクターブを5等分した五音音階、タイには1オクターブを7等分してその内の5音を用いる五音音階などがある。
五音音階の分類
C, D, E, G, A呂旋法スコットランド民謡、ボヘミア民謡、
東アジア民謡(中国、スレンドロ)、インド(ラーグブープ旋法)、南米フォルクローレ等
C, D, F, G, A律旋法---
C, D, F, G, Bb陽旋法(上行形)---
C, D, F, G, A陽旋法(下行形)---
C, D, Eb, G, A陰旋法(上行形)---
C, D, Eb, G, Ab陰旋法(下行形)---
C, Eb, F, G, Bb民謡音階---
C, E, F, G, B琉球音階---
C, Db, Eb, G, Abガムラン音階(ペロッグ)
C, Db, Eb, Gb, Ab---ガムラン音階(ペロッグ)
脚注[脚注の使い方]^ コトバンク -5音音階-
^ コトバンク -五音音階-
参考文献
関連項目
五声
ペンタトニックス - バンド名が五音音階に由来
典拠管理データベース: 国立図書館
ドイツ