大学院プログラムはペンシルベニア大学における研究の中核である。以下の専門大学院は全米で常にトップクラスにランキングされている。全部で12の大学院がある。
ウォートン・スクール(Wharton):ビジネススクール(経営大学院)
ペンシルベニア大学 医学大学院(Penn Med、ペレルマン医学大学院):このメディカルスクールは、ペンシルベニア大学病院の運営を行っている他、小児科病院で全米第1位のフィラデルフィア小児病院を含むいくつかの病院と提携をしている。
ペンシルベニア大学ロースクール(Penn Law):ロースクール(法科大学院)
社会政策・社会実践大学院
アネンバーグコミュニケーション大学院
教養科学大学院
教育学大学院
歯科大学院
看護大学院
獣医学大学院
工学応用科学大学院
デザイン大学院(旧芸術大学院)
研究Upper Quad Gate
ペンシルベニア大学は、ジョンズ・ホプキンス大学やハーバード大学とともに、生物医学研究に関する重要な研究拠点である。 医科大学院は全米で最も重要とされる研究機関の一つとして存在しており、1000人を超える教授陣が在籍する。ジョンズ・ホプキンス大学についで、国立予防衛生研究所(NIH)から第2位の額の研究費が与えられており、国家最大級の研究計画を担っている[要出典]。 2014年度卒業生での人種構成は、40.8%がアジア系、ヒスパニック、アフリカン・アメリカンだった。また、現在51.1%の学生が女性である。 留学生も多く、11%以上の1年生が他国からの学生である。その内訳は、2014年度卒業生ではアジア50.2%、アフリカ及び中東9.2%、ヨーロッパ17.7%、カナダ及びメキシコ15.5%、カリブ海・中央アメリカ・南アメリカ4.8%、オーストラリア及び太平洋諸島1.1%である。留学生の合格率は、4390人中411人合格で9.4%であった。大学全体で多様性に重点を置いており、非常に多文化・多国籍なのが特色である。 2021年度フレッシュマンSATの平均点は1600満点中 1480-1570点、ACTスコアは36点満点中33-35、合格率は6%であった。 The Daily Pennsylvanianとは、学生が独立して発行する学内新聞であり、その歴史は1885年に遡る。250人以上の学生からなり、毎週発行されている。2015年3月には、女優でブラウン大学卒のエマ・ワトソンがペンシルベニア大学大学院に入学するとのJoke Issueにより、ネット上を騒がせた[15]。 US NEWSの大学院ランキングでは、MBAは常に世界第1位から3位、医学/医療系大学院は常に全米トップ2位から5位にランキングされている。
学生
学生内訳
The Daily Pennsylvanian
大学ランキング
USニュース国内大学ランキング ─ 第6位(2024)[16]
USニュース国内大学ビジネス部門 ─ 第1位(2024)[16]
THE世界大学ランキング ─ 第16位(2024)[17]
THE米国内大学ランキング ─ 第12位(2024)[17]
経営大学院(修士課程): 第1位[1]
医科大学院: 第3位(研究部門)/ 第10位(プライマリ・ケア部門) ⇒[2] (2020年)
看護大学院: 第2位 [3]
獣医学大学院: 第4位 [4](2019年)
法科大学院(J.D.): 第4位 (2023年)
教育学大学院: 第1位[5](2022)
工学応用科学大学院: 第17位[6](2020)
2022年 世界ベスト医学大学院ランキング
医学大学院:第7位 (2022年) [18]
ファイナンシャル タイムズMBA世界ランキング
ウォートン・スクール(Wharton School) : 第1位 [19](2022年)
そのほか ノーベル賞受賞者を36人、アメリカ合衆国大統領を2人輩出している。また、ウォートン・スクールは多くの著名な実業家を輩出していることから、特に財界と学界において、確固たる地位を築き上げている。「ペンシルベニア大学の人物一覧」および「:en:List of University of Pennsylvania people
個人資産10億ドル以上の世界億万長者出身校ランキング: 第1位 [20]
著名人
ギャラリー
ウィスター研究所
フランクリンフィールド
関連項目
植民地時代に創立したアメリカ合衆国の大学の一覧
エディンバラ大学 - エディンバラ大学と歴史的に強い関係を保っており、医学部はエディンバラ大学の医学部をモデルにしたといわれている。
ウィスター研究所 - キャンパス内にある独立生物医学研究所。
ENIAC -世界最初のコンピューター。同大学のムーア・スクール(電気工学部。現在は工学部の一部)で開発された。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ そうした中でも、大学構内には米国聖公会のセント・メリーズ教会(St. Mary’s Church, Hamilton Village)があり、セントメリーズ・ハミルトンビレッジの学長は、ペンシルベニア大学のチャプレン事務所のアソシエイトを務めており、現在でも聖公会との深い関わりを持っている[13]。