ペルソナ・ノン・グラータ
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ロシア駐在フランス外交官34人 - 2022年5月、前述の同国によるロシア外交官の国外追放に対する報復措置[22]

ロシア駐在スペイン27人 - 2022年5月、前述の同国によるロシア外交官の国外追放に対する報復措置[22]

ロシア駐在イタリア24人 - 2022年5月、前述の同国によるロシア外交官の国外追放に対する報復措置[22]

以下は、前述のロシアのウクライナ侵攻とは無関係に発動されたケースを列挙する。
欧米

ジョージ・ケナン - 駐ソ連大使だったが、ドイツでソ連とナチス・ドイツの類似性を指摘する発言をしたことから、再入国を拒否された。

クルト・ヴァルトハイム - オーストリア大統領。元ナチス将校であったため、アメリカ合衆国など多くの国家から、元首または外交官待遇拒否を受けていた。

アメリカ駐在ロシア外交官35人 - 2016年、アメリカ大統領選挙にロシアが干渉を行ったとして、任期末期のバラク・オバマ政権が大量国外追放を行った[23]

イギリス駐在ロシア外交官23人 - 2018年3月、イギリス国内で発生した元ロシアのスパイ、セルゲイ・スクリパリとその娘に対して行われたノビチョクを使った暗殺未遂事件に関連し、イギリス政府が報復措置として実施[24]

ロシア駐在イギリス外交官23人 - 2018年3月、前述のイギリスによる外交官追放に対し、ロシア政府が報復措置として実施[25]

インド駐在カナダ外交官 - 2023年9月、後述のカナダ政府による同国駐在インド情報当局高官の追放に対し、インド政府が報復措置として発動[26]

中南米

エクアドル駐在ベネズエラ大使 - 2018年10月18日、
エクアドル政府がベネズエラ大使を指定して国外追放[27]。エクアドルのモレノ大統領が9月の国連総会で、エクアドルに来たベネズエラ難民について言及したことについて、ベネズエラ側が「嘘つきで、大げさに話している」と非難したことに対して。

ダニエル・クライナー(ドイツ語版) - ドイツ駐ベネズエラ大使。2019年3月5日に暫定大統領を宣言した野党指導者フアン・グアイドの帰国を空港で出迎えたため、2019年3月16日にベネズエラを実効支配するニコラス・マドゥロが「野党の過激主義者と共謀した」としてベネズエラからクライナーを追放すると宣言[28][29]

ゾマタク - ニカラグア駐在バチカン大使。2022年3月、ダニエル・オルテガ政権により、バチカンが政府転覆を計画しているとして発動[30]

ペルー駐在メキシコ大使 - 2022年12月21日、ペルー外務省がメキシコ大使を指定して国外追放[31]。メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領はペドロ・カスティジョ前大統領が議会罷免され、反逆罪で拘束したため、反発。外務省は報復措置として国外退去を命じた[32]

エクアドル駐在メキシコ大使 - 2024年4月、エクアドル元副大統領のホルヘ・グラスがメキシコに政治亡命を求めて、首都キトのメキシコ大使館に滞在していたが、現地警察が治外法権を侵害して大使館に侵入しグラスを拘束した。メキシコ側はエクアドル側が外交関係に関するウィーン条約に違反したとして断交措置を実施。これに対してエクアドル側が報復措置で実施した[33][34]

アフリカ

ブルンジ滞在中の世界保健機関(WHO)高官4人 - 2020年5月、ブルンジで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に従事していたが、同国政府が「受け入れがたい干渉をした」として、国外退去を命令[35]

ゴードン・クリッケ(ドイツ語版) - ドイツ駐チャド特命全権大使。2023年4月、「無礼な態度」と「外交慣例の軽視」(実質的には軍政への内政干渉)を理由に、チャド軍政が国外退去を命令[36]


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