現在、ベルリン自由大学は、フンボルト大学と共同で運営しているシャリテー医科大学を除くと、ドイツ研究振興協会 (Deutsche Forschungsgemeinschaft, DFG) の8つの共同研究センターを主導しており、また同財団の5つの研究ユニットを持っている。 ベルリン自由大学は、多くの分野で重要な役割を果たしている。 部門ごとの評価は上記の通りであった。大学における研究は、自然科学の諸分野と並んで、社会科学、人文科学に重点が置かれているのが特徴である。
研究と評価
指標
QS世界大学ランキング2024
総合 98位 (ドイツ4位)[3]
QS世界大学ランキング2023[3]
政治学20位 (ドイツ1位)
社会学30位 (ドイツ1位)
考古学17位 (ドイツ2位)
現代言語学28位 (ドイツ1位)
芸術人文学27位 (ドイツ2位)
人類学32位 (ドイツ2位)
歴史学28位 (ドイツ2位)
英タイムズ・ハイアー・エデュケーション世界大学ランキング2021
「法学部門」で35位[3]
以下は、ノーベル賞を受賞したベルリン自由大学の研究者の一覧である。 以下は、研究業績に対するドイツで最も栄誉な賞、ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞を受賞したベルリン自由大学の研究者の一覧である。
エルンスト・ルスカ (1986年物理学賞)
ラインハルト・ゼルテン(1994年経済学賞)
ゲルハルト・エルトル(2007年化学賞)
Ulrich Cubasch(「気候変動に関する政府間パネル」のメンバー、2007年平和賞)
ヘルタ・ミュラー(2009年文学賞)
国内
Volker Erdmann, 生化学
Wolfram Saenger, 結晶学
12の学部 (FB) と3つの学際的研究所によって大学は総合大学 (universitas litterarum: 基本的な学問を全て研究できる伝統的な大学) として認められている。以下に、学部 (FB) および 研究機関 (WE) を示す。
生物学・化学・薬学部 (FB Biologie, Chemie, Pharmazie)
生物学研究所
化学・生化学研究所
薬学研究所
政治・社会科学部 (FB Politik- und Sozialwissenschaften)
オットー・ズーア政治学研究所
社会学研究所
メディア学・コミュニケーション学研究所
社会・文化人類学研究所
歴史・文化学部 (FB Geschichts- und Kulturwissenschaften)
フリードリヒ・マイネッケ歴史研究所 (WE 1)
美術史研究所 (WE 2)
西洋古典学研究所 (WE 3)
東アジア・中東研究所 (WE 4)
ユダヤ学研究所 (WE 5)
カトリック神学研究所 (WE 6)
宗教学研究所 (WE 7)