ベルリンの壁崩壊
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^ チェックポイント・チャーリーのあるフリードリッヒ通りの地下に地下鉄の駅はあるが、それは西側の駅であり、東側には壁付近に近い駅はない。越境や逃亡を防ぐためである。
^ 西側3ヵ国の軍関係者は1961年の壁建設以後も東ベルリンに行くことは可能であった。戦後の4ヵ国協定で米英仏ソの4ヵ国はベルリンの東西を往来することは認められていて、相互に軍用車に自国の旗を立てて、他国の占領管理地区をパトロールを行っていた。当初アメリカ軍は1日おきに昼間と夜間に4?5台が東ベルリンをパトロールし、その後毎日実施していた。これはソ連占領地域に出入りする権利を持つことを誇示し、その権利を行使することを示していたが、ソ連側も同じように西ベルリンをパトロールしていた[100]
^ 同じ1989年6月4日に起こった天安門事件の影響もあり、すでに東ドイツの全ての軍隊はあらゆるデモに対して武力制圧をすることを拒否していたため、武力をちらつかせての威嚇や武力制圧という手段はまず不可能であった。
^ ベルリンの国境検問所は東側は東ドイツが管理しているが、元はソ連の管理であり、米英仏の西側3ヵ国とソ連とでベルリンを管理するという取り決め自体は戦後からこの時点まで変わっていなかった。東ドイツが何を言おうとベルリンの管理は米英仏ソの4ヵ国が取り決めていることで、アメリカ軍の相手は東ドイツでなく、ソ連軍であった。そしてこの時にソ連軍は50万人の兵士が東ドイツに駐屯していた。
^ ヴィクター・セベスチェン著 三浦・山崎訳『東欧革命1989 ソ連帝国の崩壊』ではモル司令官が「独断」でゲートを開かせたと述べているが、正確には「独自の判断」と表現しており、勝手に動かした訳ではない。しかもこの時点はボルンホルム通りのイエーガーの決断から1時間も過ぎており、他の検問所もすでに開き、しかもチェックポイント・チャーリー内のパスポート審査官(シュタージ)の同意を得ており、独断とは言えない。なおマイケル・マイヤー著「1989 世界を変えた年」ではこのチェックポイント・チャーリーの国境開放は11時17分としている。
^ あくまでスターリン主義的なソ連型社会主義を否定しただけでありマルクス・レーニン主義自体を放棄した訳ではない。
^ 正式な楽曲リリースは1992年のアルバム『JOURNEY (THE ALFEEのアルバム)|JOURNEY』

出典^ アンドレーア・シュタインガルト著「ベルリン?記憶の場所をたどる旅?」145P
^ アンドレーア・シュタインガルト著「ベルリン?記憶の場所をたどる旅?」194P
^ エドガー・ヴォルフルム著「ベルリンの壁」104P
^ エドガー・ヴォルフルム著「ベルリンの壁」105P
^ H・A・ヴィンクラー著 「自由と統一への長い道 U ?ドイツ近現代史 1933-1990年?」199P
^ H・A・ヴィンクラー著 「自由と統一への長い道 U ?ドイツ近現代史 1933-1990年?」200P
^ 本村, p. 66.
^ メアリー・フルブルック著『ヨーロッパ史入門 二つのドイツ 1945-1990』56P参照
^ マイヤー, pp. 272?273.
^ 三浦元博・山崎博康『東欧革命-権力の内側で何が起きたか-』(岩波新書 1992年 ISBN 4004302560)P3-4
^ H・A・ヴィンクラー著 「自由と統一への長い道 U ?ドイツ近現代史 1933-1990年?」445P参照
^ 北島瑞穂 著「ドイツ現代史探訪」第4章 もうひとつのドイツの記憶 144P
^ H・A・ヴィンクラー著 「自由と統一への長い道 U ?ドイツ近現代史 1933-1990年?」446P参照
^ 本村, p. 89.
^ 本村, pp. 89?90.
^ 南塚信吾、宮島直機『’89・東欧改革―何がどう変わったか』 講談社現代新書 1990年 P106
^ エドガー・ヴォルフルム著「ベルリンの壁」198-199P
^ 南塚、宮島『’89・東欧改革―何がどう変わったか』P106-108 および 永井清彦・南塚信吾・NHK取材班『社会主義の20世紀 第1巻』(日本放送出版協会 1990年)P94-96
^ ヴィクター・セベスチャン著「東欧革命1989 ソ連帝国の崩壊」 372-376P参照
^ ヴィクター・セベスチャン著「東欧革命1989 ソ連帝国の崩壊」 453-454P参照
^ マイケル・マイヤー著『1989 世界を変えた年』184P
^ 三浦・山崎『東欧革命-権力の内側で何が起きたか-』P82
^ マイヤー『1989 世界を変えた年』P206
^ 三浦・山崎『東欧革命-権力の内側で何が起きたか-』P6
^ グイド・クノップ著「ドイツ歴史図鑑」プラハの西独大使館 253P

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