1971年から1974年までの出生数200万人を超える時期を指すことが多く、1973年の出生数209万1983人[8]がピークとなった。ただし、この出生数の増加は第一次ベビーブームと違い、合計特殊出生率の増加が伴われない出生数の増加である。なお、この期間に生まれた世代は団塊ジュニアと呼ばれることが多い[注 3]。
しかし、日本においては、第二次ベビーブーム以降少子化の一途をたどり、未だに2020年代に入っても第三次ベビーブームは発生していない。詳しくは「団塊ジュニア#消えた第三次ベビーブーム」や「少子化#日本」などを参照のこと。 1918年から1929年にかけてベビーブームが発生した。アメリカの出生率の推移 (1000人あたりの出生率).[9] 赤線で示してある1946年から1964年までの期間がベビーブームの期間である[10] 。 1946年から1964年の18年間(アメリカ合衆国国勢調査局)、または1950年から1964年ごろにベビーブームが発生した。この時期に生まれたアメリカ人は約7820万人とされる。この世代が成長するにつれてアメリカ社会に及ぼした影響が多く、ベトナム反戦やヒッピー文化、ウーマンリブ、ロックの興隆、そして現在はその世代の高齢化へと社会現象が移行しつつある。なおこの時期に生まれた世代をベビーブーマー (baby boomer) と呼ぶ。特に、1957年までに生まれた前期ベビーブーマー世代を"Baby Boomer cohort #1"、1958年からの後期ベビーブーマー世代を"Baby Boomer cohort #2"またはジェネレーション・ジョーンズと呼ぶこともある。 おおよそ1980年から1994年に再びベビーブームが発生した。この時期に生まれた世代を第二次ベビーブーム世代(エコー・ベビーブーマー (Echo baby boomers) 、あるいは単にエコーブーマー (echo boomers) )[11]、ジェネレーションY、ミレニアルジェネレーション(ミレニアルズ)などと呼ぶことがある。詳細については「en:Millennials
アメリカ
第一次世界大戦後のベビーブーム
第二次世界大戦後のベビーブーム
エコー・ベビーブーム
イギリス「イギリスの人口統計」も参照
1960年代に合計特殊出生率が3.0近くに達し、10年以上にわたって出生数は90万人以上となった。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 1945年と1946年の公式の「人口動態統計」は存在しないが、1946年の出生数は、160万人程度と推計されており、ベビーブームの始期を1946とするのは適切ではない。
^ なお、1949年の出生数には本土復帰前の沖縄県での出生数は含まれず、2007年には出生率が高い同県が含まれていることから、実際の開きはさらに大きい。
^ ただし、団塊ジュニアという言葉には議論がある。「真性団塊ジュニアを参照。
出典^ “ユニセフ『2030年世代/アフリカ報告書』を発表 世界の5人に2人の子ども、アフリカで誕生へ