ベターマン
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インド・アジャンター石窟で行方不明になった両親と兄を探すため麻御に協力。アカマツ工業と共にアルジャーノンの調査を行うこととなり、覚醒人1号のウームヘッド側ヘッドダイバーを務める。蛍汰に好意を抱いているも不器用な性格から冷たい態度を取りがち。嫉妬深い面があり他の女性との仲に対しては敏感。学者である父母やその助手も務めた兄に対しての憧れともコンプレックスともいえない感情や、家族を一度に失った失意から「私…馬鹿だから」と自身を軽んじるような言動が垣間見える。ソムニウムから「ウィウェレ生りし希望」と呼ばれ、彼らにとって重要な存在であるらしい。『ガオガイガーFINAL』ドラマCDにも登場する。『覇界王?ガオガイガー対ベターマン?』では、2010年頃はGGGマリンレフュージ基地でバイト、2016年頃には生体医工学者となり、オービットベースのGGG研究部に所属している。
紗孔羅(さくら)
声 - 岩男潤子アカマツ工業と行動を共にする謎の美少女。場に存在する意志を読み取る能力「リミピッドチャンネル」を有するも、その負荷は大きく、絶えず流れ込んでくる情報干渉から精神を安定させるため、一日数時間はマニージマシンによる処置を必要としている。極度のADHD体質でもあるため生まれた頃から病院暮らしで友達がなく、普通に接してくれる蛍汰に好意を持っている。「リミピッドチャンネル」で近い未来に起きる出来事を察知すると、「来るよ……」など断定めいた予言を呟く。デュアルカインドでもあるため覚醒人1号のウームヘッド側ヘッドダイバーを務める事もあるが、虚弱体質故に長時間の戦闘には耐えられない。最終夜で実は阿嘉松の娘だったことが明かされ、全ての事件が終わったあと昏睡状態に陥り深い眠りにつく。ルネ・カーディフ・獅子王の姪で、獅子王凱とは遠い親戚にあたり、小説版『ガオガイガーFINAL』でその名前が触れられている。2016年頃はGGGオービットベース内でいつ目覚めるとも知れない深い眠りについていたが、実は意識は肉体から離れて独自に行動しており、ソムニウム・羅漢の下に滞在していた。
阿嘉松滋(あかまつ しげる)
声 - 茶風林有限会社アカマツ工業社長。自分の趣味としか考えられないマニアックな発明ばかりを商品化している。獅子王雷牙の息子の1人。個人的な考えにより母親の姓を使っており獅子王姓は名乗っていないものの女性関係を除けば比較的父親に近い精神構造のため疎遠ではあっても特別仲が悪いというわけではない。過去、会社の経営に家庭を顧みず離婚。これはパテントと引き換えにどこかの大企業をスポンサーに付けるか、株式上場すれば解決したらしいが、自身の望む仕事にこだわり「有限会社」であることを貫いたため。娘の紗孔羅に必要なマニージマシン使用と引き換えにモーディワープに技術協力している。『ガオガイガーFINAL』に登場するルネ・カーディフ・獅子王の異母兄妹で、獅子王凱の従兄弟にあたる。小説版にも登場し、GGGの資材調達に協力していた。『覇界王?ガオガイガー対ベターマン?』では、2010年頃はGGGマリンレフュージ基地所長でガオガイゴーの開発を行っており、2012年にGGG(ガッツィー・グローバル・ガード)の長官に就任し、地球規模の救助活動に当たっている。
都古麻御(みやこ あさみ)
声 - 桑島法子モーディワープ監察部からアカマツ工業に出向している生体医工学者。数々の事件において真実を求める物語の語り部的存在。かつてダイブインスペクションと呼ばれる実験に技術面のサポートとして参加していた。モーディワープ本部での最終決戦時に再会したオフィサーから自らが追い求めてきたアルジャーノンの正体や一連の真実を告げられる。その後チャンディーによりオフィサー共々殺害された。『外伝 獅子の女王』に登場するパピヨン・ノワールの大学時代の先輩。
八七木翔(やなぎ しょう)
声 - 三木眞一郎他者や自分に対して強力な暗示をかけ、肉体・精神的負荷を制御する能力、擬示(ぎし)能力の持ち主。デュアルカインドでもありティランのセリブヘッド側ヘッドダイバーを務める。明朗快活な性格で全てにおいて優秀な好青年だが、過去にニューロノイドのテスト中に弟・ケイを亡くしたことがトラウマとなっており、精神的に脆弱な部分が垣間見える。自身の能力に対しても「擬示能力によって優秀に見せかけてきた」と認識しているなど非常に自虐的。単独でBPLに侵入した際や魔門を追跡し無人団地に辿り着いた際に、人類として唯一ラミアと対峙する。モーディワープ本部での最終決戦時にアルジャーノンを発症した楓の手によって共に絶命した。コミック版では、蛍汰を助ける代わりに楓とお腹の子もろともブラフマンの攻撃を受けて死亡する。本編の前日談に当たる『獅子の女王・その後』では、ルネと一時期行動を共にしていた。パピヨンの友人でもある。
紅楓(くれない かえで)
声 - 皆口裕子天然ボケ気味でおっとりした性格の美女。超能力者にしてデュアルカインドという希少な資質を持ちティランのウームヘッド側ヘッドダイバーを務める。主にダウジング能力による空間把握や探索を行う。両親に虐待(ネグレクト)を受け、「先生」と呼ばれる人物の下で育てられた過去を持つ。超人同盟にまつわる事件が解決したのち八七木との間に子を身篭り、そのことをアカマツ工業のクリスマスパーティー席上で発表。その場で結婚式を挙げた。しかしモーディワープ本部での最終決戦時、アルジャーノンを発症。デュアルカインドであったお腹の子を介して単独でティランを操り、シナプス弾撃による自爆で八七木と共に絶命した。その後、お腹の子だけはチャンディーに救出されている。コミック版ではブラフマンの奇襲を八七木に伝え蛍汰を助けたが、最終的にはブラフマンの攻撃を受け死亡する。
山じい(やまじい)
声 - 子安武人本名不明。有限会社アカマツ工業社員。技術者。実はりっちゃんよりも若い。よくイカの燻製を食べている。『覇界王?ガオガイガー対ベターマン?』では、2016年頃はGGG諜報部主席だが、腰痛持ちでよく医務室に逃げ込んでいる。
りっちゃん
声 - 川上とも子本名は府中律子(ふちゅう りつこ)。35歳独身の巨乳、福島県出身。有限会社アカマツ工業社員。特殊車両から船舶まで様々な車両の運転を担当。ニコチンロッドを愛用。蛍汰や山じいからは「姉御」と呼ばれる。
へーちん
声 - 桑島法子本名は平地一穂。26歳。有限会社アカマツ工業社員。同社の優秀な技術者として活躍していたが、実はアルジャーノンを発症しており、陰でボトム・ザ・ワールドの職員たちと共に様々な手段でアカマツ工業を妨害していた。最終的にラミアによって気絶させられたうえで拘束され、回復の見込めない重症患者として入院させられた。入院後は言動が更に狂気を帯びたものになっていき、「26」にこだわる固執症状を見せる。最後は梅崎によってアニムスの花の苗床(26番目の苗床だったらしく、彼の入ったカプセルには26と書かれていた)にされて死亡した。
カクタス・プリックル
声 - 高橋広樹覚醒人1号のヘッドダイバー。ボトム・ザ・ワールドの調査に赴いた際、アルジャーノンを発症、覚醒人から降機し彷徨っていた所を蛍汰の目の前で暴走していたアトラクション用ロボットに殺害される。片言の日本語を話す外国人。ダイブインスペクションにデュアルカインドの1人として参加していた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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