『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』 収録曲
Side 1
「日曜の朝」
「僕は待ち人」
「宿命の女」
「毛皮のヴィーナス」
「ラン・ラン・ラン」
「オール・トゥモロウズ・パーティーズ」
Side 2
「ヘロイン」
「もう一度彼女が行くところ」
「ユア・ミラー」
「黒い天使の死の歌」
「ヨーロピアン・サン」
ミュージックビデオ
「Heroin」 - YouTube
「ヘロイン」(Heroin)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが1967年に発表した楽曲。 ルー・リードは1964年6月にシラキュース大学を卒業すると[2][3]、故郷のニューヨークに戻り、ピックウィック・レコード(Pickwick Records
概要
ただし「ヘロイン」の歌詞は海とまったく無関係ではない。「千年前に生まれたらよかったのに/ばかでかい帆船に乗って/真っ暗な海に向かって旅立ちたかった/こんな土地からさっさとおさらばするんだ/船乗りの制服と帽子を身に着けて」という一節がある[5]。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは1966年4月にニューヨークのセプター・スタジオでファースト・アルバムのために本作品を録音するが、同年5月にロサンゼルスのTTGスタジオで再録音された。ベースは入っていない。「D♭」と「G♭」のコードで主に構成されている。
1967年3月12日に発売されたアルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』に収録された[1]。アナログ盤では、本曲からB面。
2012年10月に発売された同アルバムの45周年スーパーデラックス・エディション盤に様々なテイクが収録された(ライブ・バージョンは後述)[6]。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の2004年版で448位にランクされている[7]。 「ヘロイン」最も古い録音バージョンは、1965年7月にモーリン・タッカー以外のバンドメンバーがニューヨークのラドローストリートで録音されたテイクである。同じように『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』に収録された「僕は待ち人」や「毛皮のヴィーナス」などの、デモ音源と、収録音源とのサウンドが大きく異なる曲とは違い、収録音源に即した演奏構成となっている。このテイクでリードはアコースティック・ギターでこの曲を演奏しており、このバージョンは1995年のコンピレーション・アルバム『Peel Slowly and See 1965-1969』で聴くことができる。 アルバム名アーティスト名録音時期と場所発売日
演奏者
ルー・リード - ボーカル、リード・ギター
ジョン・ケイル - エレクトリック・ヴィオラ
スターリング・モリソン - リズム・ギター
モーリン・タッカー - パーカッション
他のバージョン
ライブ・バージョン
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ
45周年スーパーデラックス・エディション盤ヴェルヴェット・アンダーグラウンド1966年11月4日、オハイオ州コロンバス2012年10月