ワシントン州シアトルにある五番街劇場での試験興行成功後、2002年8月15日、ニール・サイモン劇場でブロードウェイ公演が開幕した[8]。ジャック・オブライアンが演出、ジェリー・ミッチェルが振付、デイヴィッド・ロックウェルが装置デザイン、ウィリアム・アイヴィ・ロングが衣裳デザイン、ケネス・ポスナーが照明デザイン、スティーヴ・C・ケネディが音響デザイン、そしてポール・ハントリーが多くの独特のカツラを担当した。オリジナル・ブロードウェイ・キャストには、主演のトレイシー役にマリッサ・ジャレット・ウィノカー、エドナ役にハーヴェイ・ファイアスタインが配役された。他にリンク役にマシュー・モリソン、アンバー役にローラ・ベル・バンディ、ペニー役にケリー・バトラー、ヴェルマ役にリンダ・ハート、モーターマウス・メイベル役にメアリー・ボンド・デイヴィス、シーウィード役にコリー ・レイノルド、マトロン役にジャッキー・ホフマン、ウィルバー役にディック・ラテッサ、コーニー・コリンズ役にクラーク・ソレルが配役された。またカミラ・マーシャル、シェイナ・スティール、ジュディン・リチャードがザ・ダイナマイツに配役された。
トニー賞において12部門でノミネートされ、ミュージカル作品賞、脚本賞、楽曲賞、演出賞を含む8部門で受賞した。ウィノカー、ファイアスタイン、ラテッサはそれぞれ男優賞、女優賞を受賞した。6年以上上演され続け、2,642回公演ののち2009年1月4日に閉幕した[2]。ソレルは最後の10ヶ月復帰した。ファイアスタインとウィノカーは最終公演日に再度出演した[9][10]。 2007年10月11日、シャフテスバリー劇場にてウエスト・エンド・プロダクションのプレビュー公演が開幕し、10月30日に正式に開幕した。マイケル・ボールがエドナ役、メル・スミスがウィルバー役、新人リアン・ジョーンズがトレイシー役、トレイシー・ベネットがヴェルマ役、ポール・マニュエルがコーニー役、レイチェル・ウッディングがアンバー役、エリノア・コレットがペニー役、ベン・ジェイムズ・エリスがリンク役に配役された。ジャック・オブライアンによる演出、ジェリー・ミッチェルによる振付とブロードウェイの製作チームがロンドン・プロダクションで再結集した[11]。ローレンス・オリヴィエ賞において史上最高の11部門にノミネートされ[12]、新作ミュージカル作品賞の他、ジョーンズが女優賞、ボールが男優賞を受賞した[13]。約2年半、1,000回以上上演ののち2010年3月28日に閉幕した[14]。 2010年10月2日、メルボルンにあるプリンセス劇場でオーストラリア・プロダクションによる公演が行われ、批評的称賛を得た[15]。デイヴィッド・アトキンスが演出、『So You Think You Can Dance Australia 2003年9月、ボルチモアから最初の全米ツアー公演が始まり2006年6月に閉幕した[19]。カーリー・ジブソンがトレイシー役、ブルース・ヴィランチがエドナ役、テロン・ブルックスがシーウィード役、サンドラ・デニスがペニー役、スーザン・セラがヴェルマ役、ラモナ・コールがメイベル役(直後にシャーロット・クロスリーに交代)に配役された[20]。ロサンゼルスで上演した際、ブロードウェイ・オリジナル・キャストのトレイシー役ウィノカー、リンク役マシュー・モリソンが再演した。オリジナル製作チームの演出家オブライアン、振付師ミッチェルが中心となり製作された。ロン・ホイトが音楽管理、ジム・ブコヴィッチが音楽監督を全33ヶ月務めた[21]。 2006年7月、俳優組合に所属していないアメリカ人、アジア人俳優によるツアー公演がニュージャージー州アトランティックシティで開幕した。短編のカジノ版として6週間上演されたが、ツアー公演が始まると短編ではなくロレイン役をカットしたフル・バージョンで上演された。トレイシー役にブルックリン・パルヤー、エドナ役にジェリー・オボイル、ウィルバー役にダン・フェレティ、リンク役にコンスタンティン・ルソリ、シーウィード役にクリスチャン・ダンテ・ホワイト、ペニー役にアリッサ・マルゲリ、コーニー役にジャレット・マロン、ヴェルマ役にハッピー・マパートリン、アンバー役にパール・トーマス、メイベル役にイヴェット・クラークが配役された。東京、上海、北京でも公演が行われた。2010年4月25日、カリフォルニア州リバーサイドにあるフォックス・パフォーミング・アーツ・センターで閉幕した[22]。
オリジナル・ロンドン・プロダクション
オリジナル・オーストラリア・プロダクション
全国ツアー