2010年10月2日、メルボルンにあるプリンセス劇場でオーストラリア・プロダクションによる公演が行われ、批評的称賛を得た[15]。デイヴィッド・アトキンスが演出、『So You Think You Can Dance Australia
(英語版) 』の審査員ジェイソン・コールマンが振付を担当した[16]。2011年6月23日、シドニーに移行した。トレイシー役にジャズ・フラワーズ、エドナ役にトレヴァー・アシュリー、リンク役にジャック・チャンバーズが配役され、テヴィン・キャンベルがブロードウェイに引き続きシーウィード役を演じた。アトキンスは新技術を駆使して新たな作品を作り上げた[17]。様々な組み合わせで舞台上を動く巨大なLEDスクリーンを使用し、アニメの背景に合わせて登場人物が演じた[18]。2011年6月11日、シドニーにあるザ・スター・カジノにあるリリック劇場で開幕し、予定より2週間早い9月25日に閉幕した。2003年9月、ボルチモアから最初の全米ツアー公演が始まり2006年6月に閉幕した[19]。カーリー・ジブソンがトレイシー役、ブルース・ヴィランチがエドナ役、テロン・ブルックスがシーウィード役、サンドラ・デニスがペニー役、スーザン・セラがヴェルマ役、ラモナ・コールがメイベル役(直後にシャーロット・クロスリーに交代)に配役された[20]。ロサンゼルスで上演した際、ブロードウェイ・オリジナル・キャストのトレイシー役ウィノカー、リンク役マシュー・モリソンが再演した。オリジナル製作チームの演出家オブライアン、振付師ミッチェルが中心となり製作された。ロン・ホイトが音楽管理、ジム・ブコヴィッチが音楽監督を全33ヶ月務めた[21]。
2006年7月、俳優組合に所属していないアメリカ人、アジア人俳優によるツアー公演がニュージャージー州アトランティックシティで開幕した。短編のカジノ版として6週間上演されたが、ツアー公演が始まると短編ではなくロレイン役をカットしたフル・バージョンで上演された。トレイシー役にブルックリン・パルヤー、エドナ役にジェリー・オボイル、ウィルバー役にダン・フェレティ、リンク役にコンスタンティン・ルソリ、シーウィード役にクリスチャン・ダンテ・ホワイト、ペニー役にアリッサ・マルゲリ、コーニー役にジャレット・マロン、ヴェルマ役にハッピー・マパートリン、アンバー役にパール・トーマス、メイベル役にイヴェット・クラークが配役された。東京、上海、北京でも公演が行われた。2010年4月25日、カリフォルニア州リバーサイドにあるフォックス・パフォーミング・アーツ・センターで閉幕した[22]。
ウエスト・エンド・プロダクション閉幕後、2010年3月30日、カーディフにあるウェールズ・ミレニアム・センターからイギリスおよびアイルランドのツアー公演がプレビュー公演が開幕し、4月7日から正式に開幕した。エドナ役はマイケル・ボール、ブライアン・コンリー、マイケル・スタークのトリプル・キャスト、ウィルバー役はレス・デニス、ナイジェル・プラナー、ミッキー・ドレンツのトリプル・キャスト、トレイシー役はローリー・スカースが配役された[23]。
2013年2月13日から、マンチェスターにあるロウリー劇場にて再びイギリス、アイルランドでツアー公演が開始した。エドナ役にマーク・ベントン、ヴェルマ役にルーシー・ベンジャミン、シーウィード役にマーカス・コリンズ、トレイシー役にフレイア・サットンが配役された[24]。2014年11月19日から22日、MMミュージカルズはクロイドンのフェアフィールド・ホールにあるアシュクロフト劇場で公演を行なった。トレイシー役にコリン・ミラー、エドナ役にアンディ・リングフィールド、ペニー役にナタリー・ケイヴが配役された[25]。
2015年3月、8月からマーク・ゴウシャーのプロダクションによる全英ツアー公演が始まることが発表された[26]。
全英ツアー公演成功以降初めて、2017年晩夏にイギリスでの再演が発表された[27]。 2006年、ネバダ州ラスベガスにあるルクソールにてラスベガス・プロダクションの公演が行われた。トレイシー役にカトリーナ・ローズ・ディデリクセン、リンク役にオースティン・ミラーが配役され、エドナ役はファイアスタイン、ウィルバー役はラテッサが再演した。90分間の一幕物の短編となった。『The Big Dollhouse 』、『(The Legend of) Miss Baltimore Crabs
他のプロダクション
ラスベガス
2009年12月からはロイヤル・カリビアン・インターナショナルによる新クルーズ船オアシス・オブ・ザ・シーズ上で90分の短縮バージョンを公演していた。