※20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンの「吹替の帝王」シリーズ第18弾としてBlu-ray Disc「プロメテウス日本語吹替完声版 3枚組コレクターズ・ブルーレイボックス」が2019年4月26日に発売された。吹替の帝王版、通常版、特典DiscのBD3枚組で、吹替の帝王版に上記の劇場公開版と併せてザ・シネマ版の吹替版が収録される。特典としてザ・シネマ版吹替台本と佐古真弓(ザ・シネマ版エリザベス・ショウ役)のインタビュー本が付属している。 2000年代初頭より、『エイリアン』フランチャイズ5作目が検討されていた。当初ジェームズ・キャメロンがそのためにエイリアンの起源を探る物語に取り掛かっていた。リドリー・スコットとシガニー・ウィーバーも復帰に関心を表明し、両方は始まりを描くアイデアを支持した。しかしキャメロンは、フォックスが『エイリアンVSプレデター』を進めていると知り、プロジェクトを去った[9][10]。 一方で、スコットは、最も論理的な道は、第1作『エイリアン』でわずかに姿を見せた「スペースジョッキー」の起源を探る流れでシリーズを継続すべきであると考えた[11]。2008年までにスコットはプロジェクトに着手し、ウィーバーは「彼は熱心に取り組んでいる」とコメントした[12]。 2009年5月、フォックスはまず、プロジェクトを「リブート」として発表し[13]、その後すぐに1979年のスコットのSFホラー映画『エイリアン』の前日譚であるとした。スコットは物語を『エイリアン』の30年前の2080年という設定で、ウィーバー演じるエレン・リプリーも「オリジナル」のエイリアンも登場しないとした[14]。映画はスペースジョッキーのエイリアンの性質、起源、「驚異的な文明」[15]だけでなく、地球人類の起源の中の虚構の人為的役割が探られる。そのようなアイディアはエーリッヒ・フォン・デニケンの古代宇宙飛行士説についての著作に「部分的に」影響を受けている[16][14]。
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