プロジェクト:鉄道
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文字画像は多くの場合、テキストで文字を説明すれば十分で、図の形状などはテキストへの着色と同じく、本文では過剰な装飾と考えられるためです。また、画像の大きさによっては文字が読み取れなかったり、行間が乱れたりするなど、テキストでは起こりえないレイアウト上の問題が生じます((5)、(6))。図の形状まで説明が必要な記事―――例えば駅番号画像なら駅ナンバリング―――など、本文への画像挿入は最小限度に抑えるべきでしょう。

(3) 表や図中で画像を用いる場合も、画像の使用によってレイアウトが崩れないかを検討する必要があります。

山手線

路線記号JY
テンプレートを表示


(4) 表の中でも、画像のみで表現することは好ましくありません。通常、画像にキャプションを付けることで画像が表示されない場合に代替テキストとして機能したり、音声ブラウザの読み上げやツールチップ表示などに対応しますが、文字画像の場合、そのサイズの小ささから代替テキストが適切に表示されない可能性があります。そのため、表やテンプレートに文字画像を用いる場合はテキストを併記するか右のようにテキスト表示の欄を確保してください。

(5) 文字画像はテキストよりも文字サイズが小さくなるため、画像化する場合は従来のテキスト表示と変わらない視認性を確保する必要があります。画像をクリックしてファイルページに移動しないと読めないような事態は避けるべきです。

<span style="font-size:">100%90%80%70%
テキストJY13JY13JY13JY13
数字の大きさをテキストに
合わせた画像(一例)


(6) 文字画像で視認性を確保しようとすると画像サイズを大きくしなければなりませんが、それによって表のレイアウトに悪影響が及ぶ場合は画像化すべきではありません。大抵の場合、テキストを画像化すると従来よりも行幅を取り、一画面内に収まる行数が減ってしまいます。

テキスト画像
文字サイズを同等にした場合JY13
行の高さを同等にした場合JY13

アイコン画像によるマークアップ

このガイドラインでは、鉄道関係の記事におけるアイコンとして使われる小さな画像 = 画像ファイル、表意文字の絵柄、絵文字で作成されているロゴなどについて説明します。路線記号や駅番号などのアイコン画像につきましては、#文字画像によるマークアップもあわせてご参照ください。

(1) アイコン画像の使用は、その記事の説明に必要なもの、ナビゲーションの役に立つもの、表またはインフォボックス内で同じ事柄を示す場合にとどめる。

(2) 本文のテキスト中には、アイコンや色そのものに言及する場合を除き、アイコン画像や色付き図形を挿入しない。

(3) 他の鉄道関連記事へのナビゲーションを兼ねている箇所以外で、見出しの装飾としてアイコン画像や色付き図形を使用しない。

(4) 路線記号や路線シンボルマークが正式に定められていない路線においては、代替として鉄道事業者のロゴその他のアイコン画像を使用しない。

(5) インフォボックス内のアイコン画像について

以下の例外を除き、アイコン画像は挿入しない。

タイトル(路線名など、テンプレートの最上列に表示されるもの)に挿入する画像

路線記事における、路線記号を示すための文字画像

「国」欄、および国際列車や国際路線の記事における当該事業者の所属国を示すための国旗



(6) 路線図内のアイコン画像について

鉄道事業者のロゴや路線記号・路線シンボルマークのアイコン画像は挿入しない。

もし上記で挙げた以外のアイコン画像を使用する場合は、必ず凡例で説明する。

解説

(1) アイコンの適切な使用はウィキペディアの百科事典プロジェクトのコンテンツに有用な視覚的手がかりを提供することができますが、過剰な使用はリソースを浪費するだけでなく、読者にとって邪魔な存在となり百科事典としての品質を落とすことにもつながります。
鉄道事業者の社局章や鉄道事業者・車両・列車・路線のロゴ・シンボルマークの画像に関してはウィキペディア日本語版でもコモンズでも長期にわたって議論されてきている大変デリケートな問題ですので、使用には十分ご注意ください。特にアイコンとして使われる程度の大きさではデザインによっては識別困難な場合もあり、そのような画像の存在は全く記事の役に立ちません。

(2) インフォボックス、表、箇条書き、ナビゲーションボックス以外の本文中にアイコン画像や色付き図形を挿入することは、テキストの連続性を破壊し、読者を邪魔します。もしアイコンの図案自体の説明をする場合は、インライン画像ではなくその図案の画像を適切な大きさのサムネイル形式またはフレーム形式で表示することを検討してください。大抵の場合、アイコン画像の大きさでは小さすぎて視認性に劣ります。なお、画像の表示方法につきましてはHelp:画像の表示、鉄道関連記事における色の使用については#過剰なマークアップは控える もあわせてご参照ください。

(3) アイコン画像による見出しの装飾は、原則として過剰なマークアップに該当します。ただし、他の鉄道関連記事へのナビゲーションを兼ねている箇所は例外とします。具体的には以下が該当します。

ナビゲーションボックスにおいては、路線を示す色付き図形・文字画像・路線シンボルマーク・鉄道事業者のロゴやシンボルマークを使用してもよい

鉄道事業者の記事における路線一覧、駅一覧の表における接続路線、駅記事におけるのりば・隣の駅においては、路線または種別を示す色付き図形・文字画像・路線シンボルマークを使用してもよい(鉄道事業者・車両・列車のロゴやシンボルマークは使用しない)


(4) 路線記号・路線シンボルマークのアイコン画像は、それが正式に使われていることが検証可能な場合に限り使用できます。非正式な画像の挿入は、過剰なマークアップであるばかりでなく、誤った情報を読者に与えることになります。

(5) インフォボックス内において、内容の補強に関与しない(直後に続くテキストと同じことしか言及していない、かつアイコンを繰り返し使うための凡例として使用していない)旗やロゴ等のアイコン画像の使用は、多数のフィールドのうちの1つのフィールドに過度の誇張を与えます。都道府県旗などの地方旗は、おそらく鉄道関連記事の主題とはほとんど関係しません。国際列車や国際路線の記事における国旗は、直後に続くテキストの内容を補強するのでアイコンの適切な使用例にあたります。ただし、その場合は「国」欄に国旗を挿入する必要があります。
詳細は「Template:列車名」、「Template:Infobox 列車名」、「Template:Infobox 鉄道路線」、「Template:Infobox rail line」、「Template:駅情報」、「Template:鉄道車両」、「Template:車両基地」、および「Template:Infobox tunnel」を参照

(6) 路線図において鉄道事業者のロゴや路線記号などのアイコンによる装飾は、アイコン自体のサイズが他より更に小さく、視認性のメリットよりもそれ以外のデメリットが勝るため非推奨とします。

新形式車両項目の作成時期について

日本の鉄道事業者が新規に導入する車両(以下「新形式車両」、譲渡車両も含む)に関する項目の作成は、ウィキペディアの内容に関する方針(Wikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せない)のほか、以下の条件を満たした上で行ってください。

原則的に実車が落成した後とする。

業界誌または趣味誌に掲載される車両紹介記事(例:鉄道ファン誌における「新車ガイド」等)によって、詳細な情報が公表された後とすることがより望ましい(ただし、地方私鉄の車両など、車両紹介記事に取り上げられない車両についてはその限りではない)。

前項までにかかわらず、以下の第1項および第2項、または第1項および第3項を満たした場合は項目を作成できる。
鉄道事業者自身による、新形式車両に関する構造や外観、使用目的など具体的な内容を伴った公式リリースが、検証可能性を充足する情報媒体(業界紙・趣味誌等)、すなわち二次資料において記事化され掲載されていること。

検証可能性を充足する情報媒体において、新形式車両に関する公式リリースに掲載された以外の内容を備える確定的な情報が公表されていること。

当該新形式車両が、技術発達史的観点、社会的観点などにおいて特段の事情・意義を有し、実車の落成・導入以前の段階において開発過程での報告・取材記事が公表されるなど、単独項目としての作成が望ましいと認められること(例:超電導リニア方式を採用する中央新幹線の初代旅客用車両として計画されているJR東海L0系。「○○線における××年ぶりの新車」や「△△鉄道における初のインバータ制御車」といった、趣味的観点のみに基づくものは本条件の適用対象外とする)。

以上の条件を満たさない場合には、新形式車両に関する記述は鉄道事業者、鉄道路線の記事、または類似車両の項目において行い、項目の作成はリダイレクトに限るものとします。
貨物車両・コンテナ記事の立項・編集について

JR貨物やその他貨物専業事業者に所属する貨車・コンテナは導入・所属・廃止・解体といった動態が明らかになりづらく、時にその存在の立証さえ難しくなる場合があります。こうした記事は特にウィキペディアの内容に関する方針(Wikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せない)に反した記述が増えやすく、Wikipedia:独立記事作成の目安を満たさない記事が立項されたこともあります。貨車・コンテナ記事の立項や編集には細心の注意を払ってください。
鉄道関連記事の望ましい構成と記述方法

望ましいと考えられる各記事の記述方法を以下に示します。ただし、下記の内容・章立てはあくまで一例にすぎません。Wikipedia:スタイルマニュアルなども参考に、各ページで合意形成を図ることを基本として編集してください。
鉄道路線記事の記述
項目および順序

冒頭は路線の定義から始めます。

例:『○○線は○○○(定義)である。』

Wikipedia:スタイルマニュアル (導入部)も参考に編集してください。

注:記事名が「事業者名 + 路線名(『鉄道要覧』に記載、または旅客案内上で使用されている名称)」の形式の場合は、定義文の冒頭には事業者名を含めません。例:記事名「京成本線」の場合 → 「本線(ほんせん)は、……」※『鉄道要覧』に記載の路線名は「本線」なので、「事業者名 + 路線名」の形式である例外:記事名「京阪本線」の場合 → 「京阪本線(けいはんほんせん)は、……」※『鉄道要覧』に記載の路線名は「京阪本線」なので、「事業者名 + 路線名」の形式ではない
== 概要 ==
全般的な内容について大まかに説明します。節を立てず、冒頭部にまとめてもよいでしょう。詳細な説明については、内容に応じて関連する章の前後に節を立てて記述することが望まれます。後述の「路線データ」セクションの内容について、特徴的な事柄を文章にて記述できる場合は本節あるいは冒頭部にも記述します。その場合、「概要」ではなく「特徴」という節名にして構いません。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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