プロジェクト:災害
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基準の意図:震度と被害人数・件数の羅列にとどまるような記事を振るい落とし、年別項目に収まりきれないような具体的被害がある程度記述できる項目を残すことを目的とします。「5件以上」は伊予灘地震の例を考えたもので、伊予灘地震の場合は10件程度になりますがWikipedia:削除依頼/伊予灘地震でのコメント傾向を考慮してより低く設定しました。


(その他)松代群発地震のように学術的な特記事項がある地震で、コミュニティの合意が得られたもの。

台風の特筆性

Wikipedia:特筆性 (台風)に台風の特筆性に関する作業原案があります。
記事名の付け方
地震

議論に基づく合意により、以下のルールが2013年5月26日から運用(2015年2月7日改正)されています。
日本付近の地震は、以下の優先順位で用例から抜粋する。
(気象庁命名がある場合)気象庁命名称から「西暦年」または「元号年(西暦年)」、「元号年」を省く。参考として気象庁命名は、北美濃地震(1961年)?えびの地震(1968年)まで「震央地名+地震」、日向灘地震(同年)?宮城県沖地震(1978年)まで「西暦年+震央地名+地震」、浦河沖地震(1982年)?熊本地震(2016年)は「和暦+(西暦年)+震央地名+地震」、北海道胆振東部地震(2018年)以降は「和暦年+震央地名+地震」となっている。例「新潟地震」「根室半島沖地震」「日本海中部地震

主要な地震を解説した文献(優先順位は同一とし、有力な用例を優先する)
百科事典や一般の辞典類

過去の主な地震を取り上げた著名な文献(宇佐美「日本被害地震総覧」東京大学出版会、茅野,宇津『地震の事典』内「日本の主な地震の表」朝倉書店、国立天文台編『理科年表(各年度版)』丸善、日本地震学会「日本付近のおもな被害地震年代表」、北原,木村,松浦『日本歴史災害事典』吉川博文館、など)

気象庁の震央地名を用いた地震解説資料や定期刊行物(地震・火山月報など)、被害地震資料など

地震調査委員会の報告書(地震に関する評価?海溝型地震や主要活断層帯の長期評価、主な地震活動の評価など)

被災自治体による命名。ただし、検証可能なマスメディアの報道で有力さが認められるもの。


検証可能な論文・書籍

(発生直後のみ推奨)地震発生直後で上記の用例がない時点では、気象庁の地震情報で用いる震央地名をもとに「(震央地名)地震」の形式を推奨する。なお補則3.4も参照のこと。


日本付近以外の地震は、以下の優先順位で用例から抜粋する。
主要な地震を解説した文献(優先順位は同一とし、有力な用例を優先する)
(日本以外の当局による命名がある場合)現地の当局による命名 例「921大地震

百科事典や一般の辞典類

過去の主な地震を取り上げた著名な文献(宇津『世界の被害地震の表 : 古代から1989年まで』東京大学地震研究所、茅野,宇津『地震の事典』朝倉書店、国立天文台編『理科年表(各年度版)』丸善、など)


検証可能な日本語の論文・書籍

検証可能なマスメディアの報道(日本語のものを優先、次いで他言語のもの)

(発生直後のみ推奨)地震発生直後で上記の用例がない時点では、アメリカ地質調査所(USGS)の地震情報で用いる震央地名(Flinn-Engdahl regions)をもとに「(震央地名)地震」の形式を推奨する。参照方法:地震情報ページ内リストの当該地震をクリック→左下のリンクをクリック→左側リスト内"Did You Feel It?"をクリック→地図内に大文字で表記されている地名が震央地名。 例 "Samoa Islands"→「サモア諸島地震」"near coast of Oaxaca, Mexico"→「オアハカ沿岸付近の地震」、"California-Arizona border region"→「カリフォルニア・アリゾナ州境付近の地震」


補則
地震の記事の形式としては、1つの地震を主題とする形式と、複数の地震を主題とする形式(震央が同じ複数の地震をセクションに分けて詳しく解説する形式)、曖昧さ回避専用の形式(単に各記事に誘導するだけの形式)がある。複数の地震を主題とする形式の各セクションのうち特筆性があるものは、適宜分割してよい。複数の地震を主題とする形式の例「慶長大地震」「安政の大地震」「三陸沖地震」「スマトラ島沖地震

震央が同じ地震が複数存在する場合は「○○地震 (西暦年)」とする。西暦年も重複する場合は月を、月も重複する場合は日を追加する。年月日は現地時間(震央の地方標準時で、夏時間も反映する)。ただし、日本の古い地震でみられるように「(元号)(震央地名)(地震)」「(元号)地震」の用例が有力な場合は、これとする。括弧付の例「スマトラ島沖地震 (2005年)」「スマトラ島沖地震 (2010年4月)」「スマトラ島沖地震 (2010年10月)」、元号付記の例「安政江戸地震」「白鳳地震

用例に含まれる助詞「の」および震央地名を示す「地方」「付近」は、正式命名、百科事典や辞典等、有力な用例で一般化している場合は、認められる。近年の日本の地震で、気象庁の震央地名を用いた(命名ではない)用例、地震調査委員会の用例、論文・書籍の用例の場合は、慣例に従って暫定的に除外することが推奨される。認められる例「伊豆大島近海の地震」「安政の大地震

用例に含まれる「○○大地震」の「大」および地震の性質を示す「深発」「群発」は、有力な用例で一般化している場合認める。例「四川大地震」 なお、「阪神・淡路大震災」などの災害名として別に作成される記事は対象外とする。

「主要な地震を解説した文献」内は優先順位は同一とし、有力な用例を優先する。新しく地震が発生した時、発生初期は気象庁や地震調査委員会の用例が優先されることになり、百科事典・事典類や著名な文献が豊富になった段階でこれらの用例を引用して改名を検討する流れとなる。

論文や書籍の用例から抜粋する場合、単純に用例の多さだけではなく、用例が含まれる論文や書籍自体の情報源としての有力性なども判断要素とすることが推奨される。

記事名にならなかった有力な用例(日本語に限らない)は、記事冒頭や地震名・災害名に関する説明文の中にその用例を出典付きで加える事を推奨する。例 スマトラ島沖地震 (2004年)では「スマトラ・アンダマン地震」「インド洋大津波」、四川大地震では「?川地震」「512大地震」「四川大震災」、メキシコ地震 (1985年)では「Mexicocity Earthquake(メキシコシティ地震)」「ミチョアカン地震」


台風

北西太平洋(東経100度から東経180度までの北半球)における熱帯低気圧のうち、世界気象機関(WMO)分類「トロピカル・ストーム」以上の強度をもつものを台風と呼びますが、この記事の命名は、過去の議論(ノート:平成3年台風第19号:2004年、ノート:台風:2004-2008年、ノート:台風第1号:2006-2007年、プロジェクト‐ノート:気象と気候:2014年、プロジェクト‐ノート:災害:2015年)に基づき以下のルールが用いられています。


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