プレデター_(架空の生物)
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惑星間航行のための超光速ワープ・エンジンを搭載し、大気圏内では亜光速イオンエンジンによって飛行していると考えられている[2]。中には断中間子粒子ビーム砲を備えたものもあり、山を両断するほどの威力を秘めている。宇宙船の操縦はピクトグラムや映像イメージによって行われる[2]

kehriteと呼ばれる訓練施設があり、見習い戦士達の白兵戦訓練や、見習い同士における序列の決定を行う試験試合などが行われる[2]

なお名称は便宜上のもので正式名称は不明。
降下用ポッド
『AVP』に登場。一人乗り。銀色の流線型で、後部に花弁状に展開する減速機構を備える。
降下用ポッド(大型)
『AVP2』に登場。クリーナー専用の降下用ポッド。ノベライズによると光学迷彩機能の他、クリーナーが任務に失敗した場合に備えて証拠隠滅として自動的に消滅する機能も搭載されている。
小型
『AVP2』に登場。クリーナーが地球に赴く際に使用。パイロットはクリーナーとは別に存在している。クリーナーを乗せた大型の降下用ポッドを射出させる機能を持つ。
中型(クラシック版)
『プレデター』ではより小型の宇宙船を地球に投下。『2』ではプレデター・ハンターの拠点として登場。内部にはエイリアンなど異星の生物の頭蓋骨が展示されていた。
中型(AVP版)
『AVP』では過去の回想シーンなどに登場。古代から形状が変わっていない。光学迷彩による遮蔽装置を備えている。『AVP2』では大型艦より離脱し別行動をとったが、プレデリアンの発生により地球に墜落する。大型艦から分離・離脱する描写は未公開シーンとなっている他、予告編では光学迷彩を纏っているが、本編では纏っていない。このため、予告編とノベライズで息子と共に森で狩猟を行っていたバディ・ベンソンがハンティングライフルで実体がある事を確かめるために透明になった中型艦の一部を叩くシーンが不自然なものになっている。
大型
複数の中型艇を収容可能な大型の宇宙船。『AVP』『AVP2』に登場。こちらも光学迷彩による遮蔽装置を備えている。FPSゲーム『AVP3』では艦載型プラズマキャノンを使用しており、ただの3連射で植民地海兵隊の戦艦を撃沈せしめた。
登場したプレデターの種類

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2008年1月)

プレデターは地球人などと同じく独自の文化を持つ知的生命体であり、各個体による個人差も人類と同じように顕著である。以降は各作品に登場したプレデターの種類である。
プレデター・ウォーリアー一作目に登場したプレデター。ジャングルで米軍の特殊部隊ダッチ・シェイファー(アーノルド・シュワルツェネッガー)らを相手に狩りを行った。武装はプレデターとして知られている中で最もオーソドックスであり[15]、肩部にプラズマキャノン、腕にリストブレイドを装備している。ウォーリアーのリストブレイドは刀身を途中で折り曲げて刃同士の間隔を広くするといった機能が付いている。殺害方法にも独特の流儀や嗜好を持っており、狩った相手の生皮を剥いで木に吊るす、女性で武装していなかったアンナは殺さないなど、のちの作品に繋がる習性も既に示している。ダッチ率いる特殊部隊のメンバーを翻弄し、一人ずつ確実に抹殺していった。そして唯一生き残り善戦したダッチを追い詰めたが、彼の仕掛けたブービートラップにはまって致命傷を負い、腕の自爆装置を起動して大笑しながら自爆した。なお本来名称は未設定であるがフィギュア等の商品展開での区別の都合上「ウォーリアー」の名称を与えられている。2000年代以降に発売された玩具では「ジャングルハンター」の名称を使用されていることが多い。また、『AVP』の監督の話によれば、この個体はまだ成人にも達していない若者で、経験を積むために地球を訪れたのだという。
プレデター・ハンター二作目、ロサンゼルス市警の刑事マイク・ハリガン(ダニー・グローヴァー)と死闘を繰り広げたプレデター。武装は一作目のプレデターよりも多彩である。武器(銃)を持たない者や妊婦は殺さない、戦場の熱気に惹かれて現れるなど、後のプレデターというキャラクターの方向性を決定付けたといえる。この個体のみフェイスマスクのレーザーサイトが額の左側から照射されている。顔の造形も異なり、一作目の爬虫類的な質感から昆虫的なデザインとなっており、体色も茶色く、牙の本数が前作に比べて多い。ギャングの抗争で荒れるロサンゼルスに現れ、圧倒的な戦闘力でギャングを虐殺。その後、地下鉄、路地裏などで殺戮を繰り返し、牛肉を食べるために精肉工場に侵入してきたところをピーター・キース捜査官率いる捕獲チームと遭遇。ハリガンとの一騎討ちの末、左腕を切断された上にスマートディスクで腹を抉られて死亡。突如現れたエルダー率いる仲間達により宇宙船内部へと運ばれていった。1作目の個体同様こちらも名称は本来未設定だが「ハンター」という呼称を区別の都合上与えられている。2000年代以降に発売された玩具では「シティーハンター」の名称を使用されていることが多い。『AVP』の監督によれば、彼もまた成人には達していない若者である。
ロスト・クラン(The Lost Clan)二作目、ハリガン警部が追跡の末に辿り着く宇宙船の内部で遭遇するプレデター達。それぞれ装備のデザインや体色が異なっており、プレデターにも複数のバリエーションが存在していることが明らかとなった。撮影後スーツが紛失しており長い間商品化に恵まれなかったが、2000年代以降フィギュア化が相次いでいる。
ボーグ・プレデター
上半身に特徴的な黒いアーマーを身に着けており、緑色を中心とした体色で、他のプレデターには見られない派手な模様が額にある(その他ではPredator2の主となるプレデター・ハンターや、ロスト・クランの一人スネーク・プレデターにも特徴的な模様がある)。また脇部と大腿部に虎目のような縞模様がある。アーマーは1986年公開の映画『
悪魔の改造人間』に登場した改造人間のスーツの流用である。HOTTOYSのフィギュアではロスト・プレデターと名称され、ヒッピー・プレデターの槍とボア・プレデターのマスクを装備した状態で製品化されている。
ゴート・プレデター
ゴート(山羊)を思わせるマスクが特徴。アーマーなどの装着類はプレデターハンターに類似している。HOTTOYSのフィギュアではガーディアン・プレデターと名称され、白色系の体色で表現されている。ゴート・プレデターのマスクは当初プレデター1の初代マスクとして採用されるはずだったことから『NGマスク』とも呼ばれている。(このことはプレデター1のメイキング映像で確認することができる他、玩具展開などでもこの名称が使用されることがある。)その流れからか後にコミコン限定としてNECA社から初代プレデターのゴート・マスク・バージョンとして7インチフィギュアが発売された。なお、エイリアンVSプレデターに登場したケルティックプレデターのマスクは彼のものとよく似ている。
スネーク・プレデター
額や身体にニシキヘビを連想させる模様があるのが特徴で、プレデターの中でも唯一毛皮で装飾されたアーマー/ベルトを装着している。HOTTOYSのフィギュアではシャドー・プレデターと名称されている。
ヒッピー・プレデター
リストブレードの刃を取り付けた槍を持っており、他のプレデターよりも長めのドレッド・ヘアーと白い体色が特徴。NECA製7インチフィギュアではシャーマン・プレデターと名称されている。
ロストハンター・プレデター
マスクや装着類から一見初代プレデターのように見えるが、マスクに照準器がなく、身体にはボーグ・プレデター同様に脇部と大腿部に虎目模様があることから別人と判断できる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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