プレデター_(架空の生物)
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エイリアンは彼らにとって価値の高い獲物であり[2]、その頭蓋骨はトロフィーに値する。

狩りのためにまずクイーンを捕獲し拘束する。電気刺激で強制的に卵を産ませ、これを遠隔操縦の機械で他の惑星へ植えつけ、エイリアンが繁殖したところで狩りを行う[2]。候補とされる惑星は水、大気、宿主となる生物の存在などによって決定される[2]

卵は厳格に選別されているが、基準は不明。奇形およびクイーンが誕生すると予想される卵を排除しているという説もある[2]

エイリアンとの戦いにおいては瘢痕文身の処置を伴う場合もあり、エイリアンの死骸から絞り出した酸で自身の顔に文様を刻む事もある。
戦利品

獲物の頭蓋骨と脊柱(あるいはそれに該当する部分)をトロフィーとして収集する習慣を持つ。映画作品ではその対象は果敢に抵抗してきた獲物に限られ、『プレデター』ではビリー、『2』ではジェリーとキング・ウィリー、『プレデターズ』ではスタンズがその憂き目にあった。収集した頭蓋骨は、彼らの宇宙船の内部に陳列されている。

『2』で登場した陳列棚のなかにはエイリアンそっくりの頭蓋骨がある。

また、収集するに及ばない獲物をワイヤーやツタなどを用いて逆さに吊るし上げ、さらに皮を剥ぐ事もありこれらは示威及び相手の混乱を誘う為の行為である。
音声擬態

獲物である人間達のセリフをしばしば真似たり、録音して戦闘時に利用することもある。『プレデター』では狩猟対象者をおびき寄せるために、その仲間の「来いよ」という声を真似たり笑い声を真似た。『2』では子供がプレデターに話しかけてきた、「キャンディー食べる?」という言葉を狩猟対象に対して発言しており、プレデター・ハンターがいたく気に入ったのかは不明だが、麻薬ギャングの1人の発した「災難と思って諦めな」を殺戮対象を仕留めようとする際に計2回発言している。
決闘

獲物の力を認め己の命を賭して戦うべき相手と認識した場合は各種武装、及びマスクを捨て去り[7]、プラズマ・キャノン等による“狩り”ではなく、腕のリストブレイドのみによる“原始的な決闘”を挑む(『プレデター(ウォーリア)』、『AVP2(ザ・クリーナー)』)。
食性

概要に記してあるとおり名称はあくまでハンティングスタイルからの想起であるため食性そのものの考察には関係無い。

食性については、『2』で牛肉を食べるために食肉工場に行くことが確認されている。
パーソナリティ

それぞれに個性はあるようである。『プレデター』では傷ついた自身の姿を見て主人公が止めを刺すのを躊躇った隙に自爆装置のスイッチを入れて「自分を殺しておけば良かったのにな」とばかりに哄笑する。『2』ではブードゥ団員が‘Shit Happens’(和訳すれば「ついてないこともあるさ、悪いことも起こるさ」だが字幕では「災難だと思いな」)と言いながら相手を刺殺するシーンを目撃した個体が気に入ったのか劇中二度も口にしており、『AVP』にて主人公の女性と共闘することになった際、エイリアンを解体してその隠し顎を飛び出させ、彼女を驚かせて喜んだりしていたことから、ある程度の冗談も解する面も見受けられる。
衣服

素肌に網状のボディースーツを身につけ、その上から鎧を装着する。股間には布や褌を巻いている。頭髪のリング状装飾や、何らかの小動物の骨を繋いだネックレスや獲物の脊椎、指輪、動物の毛皮など、何らかのアクセサリーをしている者もいる。各個体で服装や装飾には差があり、ヘルメットのデザインにも個人差がある。

この網服について、ノベライズなどでは保温機能があるとされていることもあるが、映画の中でそのことが明言されることはなく、『プレデターズ』に登場するバーサーカープレデター達は素肌にそのまま鎧を着ていても活動に支障が無いことなどから、文化として着ているのか、何らかの利点があって着ているのかは判然としない。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ボツデザインとして、刺青やピアスを入れたプレデターの案もあったが[要出典]、劇中には登場せず、ゲームやコミックなどで登場している。

『AVP』では全裸のプレデターの模型が作られたが使用されなかった。
装備

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2008年1月)

各作品によって形状、大きさが異なる多種多様の接近戦向け、飛び道具などの武器を装備している。
光学迷彩装置
海外での呼称はCloaking Device(クローキングデバイス)が一般的である。体に装着しているスーツから発生する特殊なフィールドによって人間の目には見えないようにすることができる。ただし条件によっては型板ガラスを通してみるように、その存在が人間に目視されてしまう、基本的には周りの風景に同化させる光学迷彩装置である。また、クローキング中はスピアやワイヤー等の手持ちの武器も見えなくなるが、手元から離れてしまうと見えるようになる。が、それでも数秒は迷彩効果が生きていたこと、一作目でガントレットに損傷を受けたプレデターの光学迷彩が解けたことから、ガントレットが発生もしくは制御している何らかのエネルギーフィールドで体や手持ちの装備などを覆っているという意見が主流となっている。そのメカニズムは2作目で光を曲げると科学者によって説明されている。単なる擬態で、情報をレコーダーに記録し擬態能力を高めていくという説明もあるがこれは1作目の初期稿での設定を中途半端に抜粋したもので厳密には異なる。なお情報をレコーダーに記録する設定は形を少し変えてヘルメットの設定に生かされている。『ザ・プレデター』において装置自体はピンポン玉程度の大きさの球体でガントレット等に内蔵されており、装置単体でも使用可能である描写がされている。なお、この光学迷彩装置は濡れた状態だと正常に機能せず、充分に迷彩が発揮されない[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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