プレデターズ
[Wikipedia|▼Menu]
二人の子供の写真を持ち歩いている。武器はM134ガトリングガントカレフTT-33で、前者は一作目での登場人物、ブレインが用いたものと同機種で、本作ではデスキャンプでの交戦で被弾して破壊された。ノーランドのアジトで手に入れたと思しきクレイモア地雷を使って、彼を殺そうとしたドッグ・ハンドラーを道連れに自爆して果てる。
ハンゾー
日本人ヤクザ(劇中では「ヤクザ」を「日本のマフィア」と説明)の殺し屋。左手の薬指と小指が詰められている。「口は災いを呼ぶ」を信条として滅多に口を開かず、初めて言葉を発したときはエドウィンに驚かれていた。似たような性分故か、ロイスとは息のあった行動をするシーンがある。普段は襟なしのスーツで身を固めているが、ファルコナー・プレデターとの一騎討ちの際に上半身裸になり、服で見えなかった体表一面に入れ墨が彫られていることが判明する。当初履いていた革の短靴がジャングルの地表に合わなかったため、素足で行動する。武器はベレッタ M92FS INOX。後にノーランドのアジトで日本刀を手に入れ、ファルコナー・プレデターと壮絶な一騎討ちを繰り広げ、相打ちではあったがプレデターの1人を倒すことに成功する。拉致前は日本の東京にいた。日本では数多くの人を殺し、「千年生まれるのが遅かった武士」と評される。しかし行き過ぎた殺しを長老に咎められ、代償として指を切り落とされた。なおここで登場する日本は「未だ忍者がいる」「天守閣のある城の外観をした寺院」といった形で描かれ、現実よりもコミカライズされた日本となっている[2]
ウォルター・スタンズ
FBIに追われていた強姦殺人犯の死刑囚。死刑執行の二日前に拉致された。下品な性格でなにかと卑猥な台詞を吐き、特に真面目なエドウィンを閉口させている。劇中モンバサとはたびたび衝突するも、猟犬との戦闘中で彼に助けられ、彼がプレデターに殺された際は少なからず悔やんでいた。モンバサと衝突した理由は不明。武器はナイフのみでその貧弱さを嘆き、モンバサに武器を渡すよう迫っていた。後にノーランドのアジトで受刑服の下に防具を仕込み、バーサーカーに背後から撃たれたプラズマキャノンを防ぎ、そのナイフで逆襲して傷を負わせる。最期はミスター・ブラックに生きたまま脊髄と頭蓋骨を引き抜かれ絶命した(プレデターは果敢に反抗してきた獲物の頭蓋骨と脊柱に該当する部分をトロフィーのように収集する習慣を持っているとされる)。自身の妹の裸のタトゥーを入れる異常者であったが、死ぬ間際には自身を犠牲にして皆を逃がしており、ある程度の良識は持ち合わせていた模様。
モンバサ
シエラレオネのRUFの兵士。登場時からスタンズとなにかと衝突しているが、猟犬との戦闘では彼を援護している。寡黙な性格。一行がデスキャンプに足を踏み入れた際、プレデターにより地表に仕掛けられたトラップで串刺しにされ死亡、死体もプレデターとの戦闘中にニコライの銃撃に被弾し、蜂の巣になった。拉致前はシエラレオネのマカリにいた。女子供でも撃ち殺す非情な兵士であったが、自分はその所業に相応しい最期を迎えるだろうという諦観も抱いていた[2]。武器はAKMSM1911A1
ロナルド・ノーランド
アメリカ軍空挺部隊出身の軍人。ロイスたちがやってくる以前に拉致され、サバイバル生活を送っていた。長い過酷な生活によってその精神に異常をきたしているためか、存在しない架空の誰かと会話する奇癖がある。プレデターや他の獲物の装備を手に入れ身に着けており、棲家の前にやってきたロイス達を一時的に匿い食料を与えたり水の場所を教えるが、実はロイス達を殺して装備や物資を奪おうと目論んでいた。これに対するロイスの反撃によって結果的にプレデターに隠れ家を発見され、ドッグ・ハンドラーにプラズマキャノンで無惨にも殺害されることになる。本人は「プレデターを2体か3体は殺した」「ここで7か10シーズンを生き延びた」と語っているが、真偽詳細は不明。
落下死した兵士
ロイスとクッチーロの後に落下した兵士。パラシュートが開かず激突死した。ピクセルグレーの迷彩服(ACU)姿からアメリカ陸軍の兵士だと思われる。クレジットにも名前が表示されていないが、設定上では“ロッキー”という名前。
罠を仕掛けた兵士
アメリカ陸軍特殊部隊の兵士で、アフガニスタンに配属されていた。落とし穴や丸太、落下する木串のトラップを仕掛けプレデター達に備えたが通用せず、胸を撃ち抜かれて殺害され死後2週間が経過した状態で発見される。なおプレデターズのコミックでは“ドレイク”という名前である事が判明しており、彼の部隊がアフガニスタンから送り込まれ、ノーランドと出会って、プレデターに殺されるまでの話が描かれている。コミックでは海軍特殊部隊Navy SEALsの兵士という設定になっている。
リバー・ゴースト・エイリアン

プレデター達の獲物として集められた別種のエイリアン。檻に入れられ猟場に連れてこられた。ヒューマノイド型のように見えるが、昆虫のような顔をし、背中に翼か脚部のような器官がある。また体に虫を這わせている。他にも同族がいたが1人だけ生き残った。ロイス達が探検している途中に川沿いで出くわす。エドウィンをおとりに誘き寄せ、イザベルのライフル銃で狙い撃ちで射殺したかのように見えたが、弾は外れており実際はノーランドによって射殺されていた。

正式な名前はないが、元の案では川付近で発見され幽霊か幻のように見える予定であったことから、リバー・ゴーストという通称で呼ばれる。デザインをしたグレゴリー・ニコテロによると、フィギュア造形作家の竹谷隆之が制作した『強殖装甲ガイバー』のエロゥシブガイバーにデザインの影響を受けたという[3]
プレデター「プレデター (架空の生物)」も参照

本作は映像作品として初めてプレデター同士の対立と争いが描かれた。
ミスター・ブラック
バーサーカー・プレデターと呼ばれる大柄のプレデター種族のリーダー。肉食動物の顎骨と思われる物をマスクに飾っている。
ファルコナー
文字通り鷹匠の役を務め、猛禽類に似た小型の無人偵察機を装備している。ハンゾーと一騎討ちで対決する。
ドッグ・ハンドラー
犬笛のようなものを使ってプレデターハウンドを操る。マスクに2本の牙が付いている。
クラシック
プレデター達の野営地に囚われているプレデター。第一作に登場したプレデターと似ている。バーサーカー・プレデターに比べると相対的に若干小柄なため、ノーランドが「小さい奴」と呼び、両者を「犬と狼の関係みたいなもの」と例えている。日本版パンフレットにはクラシック種は被支配階級であり支配階級にあたるバーサーカー種に隷属させられているという記述がある。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ロイス
エイドリアン・ブロディ井上和彦
イザベルアリシー・ブラガ皆川純子
エドウィントファー・グレイス置鮎龍太郎
クッチーロダニー・トレホ廣田行生
ニコライオレッグ・タクタロフ谷昌樹
ハンゾールイ・オザワ中西としはる
スタンズウォルトン・ゴギンズ高木渉
モンバサマハーシャラルハズバズ・アリ江川央生


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:53 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef