プレイステーション・ポータブル
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モンスターハンターポータブル 3rd /487万本[4][信頼性要検証]
互換ハードウェアPSP Slim & Lite
PSP go(PSP goは、UMDソフトを除く)
前世代ハードウェアPocketStation
次世代ハードウェアPlayStation Vita
PlayStation Vita TV
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PlayStation Portable(プレイステーション・ポータブル、略称: PSP[5])は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)[注 1]2004年12月12日に発売した携帯型ゲーム機[6]

PlayStation (PS) の発売10周年を記念して発売された。発表当初は「21世紀ウォークマン」と位置づけられていた[7]2009年11月1日には、姉妹機である「PSP go」が発売された[6]
歴史

2004年12月12日に、ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPlayStation Portable(PSP-1000)は、高解像度の大型液晶モニターを搭載し、PlayStation 2並みのグラフィックを楽しめるという特徴があり、記録媒体として光ディスクの一種であるUMDが採用された。本体には無線LANが標準装備されており、インターネットを介してゲームのコンテンツをダウンロードしたり、遠方に住むプレイヤーとオンライン対戦ができた。加えて、ワイヤレス通信機能の一つである“アドホックモード”では、最大16台まで同時接続ができた。[8].mw-parser-output .scope-of-sources>.ref1:hover~.source1,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref2:hover~.source2,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref3:hover~.source3,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref4:hover~.source4,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref5:hover~.source5,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref6:hover~.source6,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref7:hover~.source7{background-color:#ffe1ff}.mw-parser-output .scope-of-sources>.text1:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text2:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text3:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text4:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text5:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text6:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text7:hover{border-bottom:dashed 1px}また、ゲームシェアリング機能を利用した体験版配布サービス「PlayStation Spot」も展開された[9]。一方で本体の初回出荷不足に陥り[注 2]、同じく2004年に発売されたニンテンドーDSに先を越されてしまったとの指摘もある[12]。また発売からしばらく後の2006年の時点においては、日本全国まんべんなく売れているニンテンドーDSに対し、PlayStation Portableでは大都市圏を中心に売れているという分析から、その背景には所得格差があるのではないかと指摘する声もあった[13]

初期型であるPSP-1000発売から3年後の2007年9月には、2代目モデルのPSP-2000シリーズが発売された。こちらは本体を薄型・軽量化したことに加え、テレビにつなげるためのビデオ出力端子が搭載された[8]。その翌年の2008年10月に発売された3代目モデルのPSP-3000シリーズは、さらに高画質な液晶ディスプレイのほか、内蔵マイクが搭載された[8]

2009年4?6月期はハードをけん引するような作品がなく、販売台数も前年同期の3分の1に当たる約130万台と苦戦していた[14]。また同年発売されたディスクレスモデル・PSP goは、ダウンロード販売が一般的ではなかったうえ、パッケージタイトルとして購入済みのソフトを遊べないことなどからあまり売れず[15][16]、ゲームタイトルの提供はパッケージタイトルが主流であった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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